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大阪大学法学部・法学研究科の情報教育改革

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Presentation on theme: "大阪大学法学部・法学研究科の情報教育改革"— Presentation transcript:

1 大阪大学法学部・法学研究科の情報教育改革
田中規久雄

2 改定のモメント 日本初の非アカデミック・プロフェッショナルスクール(法科大学院、卒業すれば専門職「博士」号)の誕生(情報教育は不要→それはパラリーガル(法律事務員)の仕事。)旧法学部→新・法科大学院+小・総合政策学部+小・旧法学部の3機能に分化。 学部教育:法科大学院との役割分担→情報教育の重要性の向上。

3 学部旧カリキュラム 以下すべて自由選択科目であることに留意
・法学部1年生   一般教育:    基礎セミナー(情報社会の諸問題)    情報社会の法と倫理   専門教育:    法情報学1(マテリアルを法学教材にした一般リテラシー教育)    法情報学2(法律事務処理のための情報処理、4大学による遠隔協調講義) ・法学部上級生   情報社会法(個人情報法、知財法、不正アクセス法、電子商取引法など)

4 大学院旧カリキュラム 博士前期課程 ・法政情報処理:マテリアルを法学政治学専攻の大学院生レベルにしたリテラシー教育 博士後期課程
・法情報学特殊講義:博士号授与のためのレベル(法律AI、法律表現、法律プログラミング、エキスパートシステム、ODRシステムなど)

5 学部新カリキュラム ・法学部1年生   一般教育:情報活用基礎(法学政治学を意識しないまったくの一般教育としてのリテラシー教育)、コンピュータの仕組み、情報科学入門、情報社会と倫理、計算機シミュレーション入門、情報探索入門、基礎セミナー(情報社会の諸問題)   専門教育:    法政情報処理:オフィス系ソフトによる法律事務処理 ・法学部2年生    法情報学:旧・法情報学2 ・法学部3,4年生    法政計量論I/II(法学政治学研究のための社会科学計量理論、選択理論、ゲーム理論、カオス理論、複雑系など)    情報法(旧・情報社会法と類似)

6 大学院新カリキュラム 博士前期課程  法政情報処理:旧と同 博士後期課程  法政情報学(旧法情報学+法政計量分析研究)

7 特徴 ・法学政治学系では「知識工学系」以外に、情報学の中に「数理理論系」、「統計・計量系」も含まないと専門教育にならない。
・旧来は情報教育に価値なし(目が利けばいい。) →法科大学院による変質。 ・情報倫理より、情報法学の重視(まあ、法学部ですから(~_~;)。


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