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Published byMyron Singleton Modified 約 5 年前
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ICRR共同研究発表会(2003/12/19) 神岡100mレーザー伸縮計の概要と観測記録 新谷 昌人(東京大学地震研究所)
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地下1000m、跡津川断層から約2kmの地点に設置
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神岡のメリット ・地下1000m 地面振動・・・・小 (0.1~0.01 above 0.5Hz) 気温変動・・・・小 (<<0.1K) 岩盤・・・・強固、安定 (飛騨片麻岩, vp=5450m/s) 降雨、地下水位変動、気圧 ・・・・影響小(?) ・跡津川断層近傍 断層運動モニター
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GPS観測網(平原氏の資料より)
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神岡100mレーザー伸縮計 分解能:1x10-13 ◎流体核共鳴効果(1x10-11 ) ◎地球の常時自由振動(1x10-12 )
○サイレント・アースクエイク(1x10-12 ) ○ コア・モード(1):(1x10-12 ) 媒質の弾性的な復元力と分子結合力による振動のうち、コアに エネルギーが集中するもの △コア・モード(2) (1x10-13 ) 重力(アルキメデスの浮力)を復元力とする流体中にある固体の運動 (内部重力波) スリヒター・モード コアー・アンダートーン
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コア・モード2S2の例 1989年マコーリー地震(Mw=8.0)の場合の計算例:(川崎:1999)
周期 1048秒(17.5分) 振幅 重力変化 1.4x10-11m/s2 伸縮変化 ~0.3x10-12strain
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装置の概要、特長 ・ヨウ素安定化YAGレーザー光源 (波長安定度=ひずみ精度~10-13) ・直交干渉計 (せん断ひずみ -> 気圧ノイズの低減、 Toroidal mode検出) ・絶対長干渉計 (sideband透過法、精度0.1μm -> 断層運動モニター)
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εxxを検出 εxyを検出
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理論波形(GoticII) による地球潮汐 成分の除去
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トレンド成分
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気圧応答 ~0.5×10-8/25hPa =~2×10-10/hPa (linear成分のみ確認)
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世界のレーザー 伸縮計の ノイズレベル
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CMG 地震計 との比較
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地震計(IDA)で 観測された 常時地球自由振動 (垂直成分)
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従来の観測 (垂直成分)から 推定される 常時自由振動 レベル
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十勝沖地震 (2003/9/26)
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十勝沖地震 (2003/9/26) で励起された 自由振動
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まとめ ・潮汐振幅 ・・・ 理論潮汐とほぼ一致(factorの異方性あり) ・長期トレンド ・・・ 10-7台の周期的(?)変動 ・気圧応答 ・・・ linearで~2×10-10/hPa、shearでは確認できず ・自由振動帯 ・・・ 数mHz~数十mHzで世界最高感度(~10-12/√Hz)、 それ以下ではf-1以上の勾配で悪化 ・地震 ・・・ 十勝沖地震等(最大振幅1×10-6)、>2mHzで自由振動確認 課題 ・10mHz以下の雑音源の特定 ・・・ mHz帯の感度の向上 -> 自由振動観測 ・干渉効率の向上 ・・・ S/Nの改善(>0.1Hz) -> 微小地震観測 ・絶対長干渉計の組込み ・・・ 累積ひずみの観測 -> 断層運動と長期トレンドの関連(?)
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