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応用編:地震波形を使って震源を決めてみよう

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1 応用編:地震波形を使って震源を決めてみよう
地球惑星物理学実験 II 基本編: はじめてのUNIX UNIXの基本的なコマンドを使ってみよう. 応用編:地震波形を使って震源を決めてみよう 1.伊豆半島東方沖2009年12月の地震の震源決定. 2.震源を地図に表示する. 3.伊豆半島東方沖の地震活動について調べ,自分の震源と比較する. 4.使う観測点によって地震の震源位置の変化するのを調べる.

2 見えない中身を知る例: ・スイカのできをたたいて音で判断 ・CTスキャンで人体の状況を知る 同様に 見えない地球の中を知る
 ・スイカのできをたたいて音で判断 ポンポンと高く、通った音がするスイカは 実が詰まっていて美味しいスイカ ボコボコとした鈍い音は、中に“す”が入って いるので証拠   ・CTスキャンで人体の状況を知る 同様に   見えない地球の中を知る  → 地震波形は地球内部の情報 を持ってくる

3 現在の地震観測点分布 気象庁の観測点           防災科技研の観測点(Hi-net)

4 大学が担う現在の地震観測点分布 ●北海道大学 52 ●弘前大学 4 ●東北大学 38 ●東大地震研 91 ●名古屋大学 19
●北海道大学 52 ●弘前大学 4 ●東北大学 38 ●東大地震研 91 ●名古屋大学 19 ●京大防災研 54 ●高知大 10 ●九州大学 16 ●鹿児島大学 13

5 中部地域における地震活動のモニタリング ミッション 1: ●現在全国に1000点以上の観測点が設置 (気象庁,基幹大学,防災科技研)
ミッション 1:  中部地域における地震活動のモニタリング ●現在全国に1000点以上の観測点が設置   (気象庁,基幹大学,防災科技研)  インターネット経由で常時データ交換を行っている

6 主な地震計の種類 CMG LE-3Dlite L-22D 固有周期 3T:120,360秒 40T: 30秒 固有周期 1 秒
センサー名 (製造元 国) CMG Güralp Systems Ltd. (UK)       約200万円 固有周期 3T:120,360秒 40T: 30秒 機動観測にも使われる LE-3Dlite Lennartz electronic Ltd. (Germany)        約70万円 固有周期 1 秒 L-22D Sercel Inc. (USA) (旧 Markproducts Inc.) x2=40万円 固有周期0.5秒 構造探査等でよく用いられる。

7 地震計の種類による記録の違い 2005/8/16 宮城沖 Mj7.2 高感度 (速度) 強震計 (加速度) 広帯域 (速度)

8 防災科技研 大学定常観測点 臨時観測

9

10 新潟県中部 Mw3.7 S P 約10秒 S-P時間から震源距離が推定できる 震源距離≒S-P時間*8km/sec 新潟県中部で起こった地震
観測点:長野県千曲市 1時間分のデータ P S 約10秒 S-P時間から震源距離が推定できる 震源距離≒S-P時間*8km/sec 新潟県中部で起こった地震 震源距離が87km

11 群発地震の例     波形の顔つきに注目! 1月からの活動:2000個以上

12 震源決定 の前に... 簡単のために均質媒質を仮定 P波速度Vp,S波速度Vsとする. 震源距離をrとする. P波走時: r/Vp S波走時: r/Vs S-P時間:    Ts-p=(1/Vs-1/Vp)r (大森)定数 したがってS-P時間は震源距離 r に比例

13 震源決定法 ・震源の位置(緯度,経度,深さ)を決定するには  最低限3つの観測点データが必要 精度よく決めるには多くの観測点が必要

14 震源決定法 ○ P,Sを読んでみよう! ASHH 北 ANJH 西 TYHH 南 HOUH 東 実際には必ず誤差がある
2008/04/20 Mj 4.2 変位記録 ASHH 北 ANJH 西 TYHH 南 HOUH 東

15 震源決定の誤差 観測点配置 2つの観測点で得られたS-P時間を使って 垂直平面内での震源決定を考える R:観測点間距離 S:震源の深さ
震源決定の誤差 観測点配置 2つの観測点で得られたS-P時間を使って 垂直平面内での震源決定を考える R:観測点間距離 S:震源の深さ A: S < R   →震央 ○ 深さ方向 × B: S = R   →震央 ○ 深さ方向 ○ C: S > R   →震央 × 深さ方向 ○ D: 観測網の外   →震央 × 深さ方向 × 深い地震→R大きくとる 浅い地震→R小さくとる

16 地震の研究の基礎 → 震源情報 例:2004年中越地震 大地震であれば... 震源近くは被害が大きい → 迅速な救助
地震の研究の基礎 → 震源情報 大地震であれば...    震源近くは被害が大きい → 迅速な救助    余震分布 → 被害の範囲                地震発生のメカニズム 例:2004年中越地震

17 課題:観測点による震源の変化 1つの地震を選ぶ. 西側の観測点だけで震源を決めると震源位置はどう移動するのか?
北側の観測点だけで震源を決めると震源位置はどう移動するのか? P波だけで震源を決めると震源位置はどう移動するのか?


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