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本邦における肺移植の現状 ―肺および心肺移植研究会 Registry Report―
2019年1月26日 第35回 日本肺および心肺移植研究会 発表 獨協医科大学 呼吸器外科 前田 寿美子
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日本臓器移植ネットワーク登録患者数推移 ネットワーク登録者数は年間130名ほどで、ほぼ横ばい。
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肺移植実施数年次推移 (総計671) 移植実施数は生体肺移植は例年とほぼ同じ10例程度で推移、脳死肺移植は少しずつ増加、もう少しで年間60例に届く。
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適応疾患(脳死片肺移植) n = 231 脳死片肺移植の適応疾患は2018年は特発性間質性肺炎、その他の間質性肺炎が増加した。
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適応疾患(脳死両側肺移植) n = 216 脳死両肺移植の適応疾患は2018年は肺高血圧症とその他の間質性肺炎が増加している。
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適応疾患(生体肺移植) n = 221 生体肺移植は2018年は造血幹細胞移植後肺障害、特発性間質性肺炎、肺高血圧症、嚢胞性線維症に対して行われた。
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適応疾患(心肺同時移植) n = 3 2018年は心肺同時移植はなかった。
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術式別肺移植後生存率(3術式) 74.03 % 63.27 % 71.92 % 57.76 % (日)
3術式に分けた生存率はほぼ変わりない。 (日)
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術式別肺移植後生存率(5術式) 5年 10年 5年生存率 脳死両側肺移植 :76.00 % 脳死片肺移植 :68.32 %
脳死両側肺移植 :76.00 % 脳死片肺移植 :68.32 % 両側生体肺葉移植:74.51 % 片側生体肺葉移植:71.20 % 5術式に分けた移植後生存率も特に変わりなし、5年生存率で68~76%である。 (日)
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肺移植後の死因 N=175 死因は脳死肺移植では移植肺機能不全と慢性拒絶反応が増加、生体肺移植では感染症が増加している。
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移植後活動性の状況(mMRC分類) 移植後生存している約80%がmMRCでgrade0~1の状況です。
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移植後の就労状況 移植後の生活状況は脳死肺移植ではフルタイム就労から通学までの割合は例年と変わりなし、生体肺移植では自宅療養~入院の割合が少し増加している。 N = 436
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施設別肺移植施行例数 脳死 生体 心肺同時 計 東北大学 106 14 120 獨協医科大学 13 3 16 千葉大学 4 2 6 東京大学
19 京都大学 119 91 210 大阪大学 51 11 65 岡山大学 99 90 189 福岡大学 30 34 長崎大学 9 12 447 221 N=671 脳死肺移植で100例を越える施設が出始めました。 2018/12/31現在
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