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ICT機器の活用法 (授業編) 「ICT機器の活用法、授業編」について説明します。 長崎県教育センター
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教育の情報化 ア 学習指導の準備と評価のための教員によるICT活用 イ 授業での教員によるICT活用 ウ 児童生徒によるICT活用 情報教育
情報教育 教科指導におけるICT活用 校務の情報化 ア 学習指導の準備と評価のための教員によるICT活用 イ 授業での教員によるICT活用 ウ 児童生徒によるICT活用 平成22年に文部科学省から出された「教育の情報化に関する手引き」では、「教育の情報化」の3つの柱として「情報教育」「教科指導におけるICT活用」「校務の情報化」の3点を挙げ、その推進方法等が述べられています。2つ目の「教科指導におけるICT活用」には「学習指導の準備と評価のための教員によるICT活用」「授業での教員によるICT活用」そして「児童生徒によるICT活用」があります。ここでは「イ 授業での教員によるICT活用」について説明します。
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授業づくりにICTを活用する意図 ① 学習に対する児童生徒の興味・関心を高めるため ② 児童生徒一人一人に課題を明確につかませるため
① 学習に対する児童生徒の興味・関心を高めるため ② 児童生徒一人一人に課題を明確につかませるため ③ わかりやすく説明したり、児童生徒の思考や理解を 深めたりするため 授業での教員による活用にあたっては、その意図をもつことが大切です。授業づくりにおけるICT活用の意図には次の4点があります。 1 学習に対する児童生徒の興味・関心を高めるため 2 児童生徒一人一人に課題を明確につかませるため 3 わかりやすく説明したり、児童生徒の思考や理解 を深めたりするため 4 学習内容をまとめる際に児童生徒の知識の定着を 図るため ④ 学習内容をまとめる際に児童生徒の知識の定着を 図るため
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活用場面とその意図 電子黒板 タブレットPC
活用場面とその意図 実物投影機 (書画カメラ) 電子黒板 タブレットPC 今回はこの4つの意図をもとに、今後活用が増えると考えられる「実物投影機」、「電子黒板」、「タブレットPC」の3つの機器の活用場面とその意図を紹介していきます。
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活用場面とその意図 実物投影機 (書画カメラ) 拡大提示ができ、画像として保存もできる まずは、実物投影機です。
活用場面とその意図 実物投影機 (書画カメラ) まずは、実物投影機です。 対象物を拡大して提示をすることに優れており、画像を保存できるものもあります。 授業の中で画像や動画などを拡大して提示することで、児童生徒の興味・関心を容易に高めることができます。 拡大提示ができ、画像として保存もできる
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活用場面とその意図 教科書やノートを拡大提示できる 実物投影機は、教科書の写真や挿絵を拡大提示することができます。
活用場面とその意図 教科書やノートを拡大提示できる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする ①興味・関心を高める 実物投影機は、教科書の写真や挿絵を拡大提示することができます。 ノートやワークシートの指導にも効果的です。 児童生徒の興味・関心を容易に引きつけ、目線を画面に集めて分かりやすい指導につなげることができます。
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活用場面とその意図 手元を見せる 次は、手元の動きなどを大きく見せる活用です。
活用場面とその意図 手元を見せる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 次は、手元の動きなどを大きく見せる活用です。 音楽科では鍵盤ハーモニカの指の動き、家庭科では玉結びの仕方など手元を拡大することで容易に動きを理解させることができます。 録画することで、繰り返し見せたり、ゆっくり提示したりすることもでき、理解の手助けとなります。
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活用場面とその意図 言葉で説明しにくいものを見せる
活用場面とその意図 言葉で説明しにくいものを見せる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 次は言葉で説明しにくいものを見せる活用です。このように分度器を大きく提示し、大きな画面で説明することができます。指で指し示しながら説明したい部分を焦点化でき、目盛の読み方もはっきり指導することができます。さらに、教師は黒板でなく、児童生徒の表情や反応を見ながら進めることができます。 このように細かな部分を拡大し、焦点化した説明を行うことで、すべての子どもたちの理解が深まります。
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活用場面とその意図 画像を保存する 次は、画像を保存する活用です。 実物投影機には静止画や動画を保存できるものがあります。
活用場面とその意図 画像を保存する ②課題を明確につかませる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 次は、画像を保存する活用です。 実物投影機には静止画や動画を保存できるものがあります。 保存した画像を並べて提示し、課題づくりを行わせたり、比較させて思考を深めさせたりすることに有効です。
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活用場面とその意図 自分の姿を見せる 実物投影機はビデオカメラとしても使用できます。
活用場面とその意図 自分の姿を見せる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする ①興味・関心を高める 実物投影機はビデオカメラとしても使用できます。 カメラを児童生徒に向け、姿勢を投影したり、体育科の表現の練習をさせたりする場面などでの活用が考えられます。 自分の姿を確かめさせることで思考や理解を深めることができます。 また、よりよい姿勢や運動への意識づけを図ることもできます。
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電子黒板 活用場面とその意図 パソコン操作が大きな画面上ででき、書き込みもできる 次は、電子黒板の活用です。
活用場面とその意図 電子黒板 次は、電子黒板の活用です。 電子黒板の特徴は、パソコンと接続し、大きく投影した画面上でパソコン操作ができることです。画面への書き込み等もできます。 パソコン操作が大きな画面上ででき、書き込みもできる
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活用場面とその意図 画面でペン操作(書く・消す、拡大、動かす、スポットライト)ができる
活用場面とその意図 画面でペン操作(書く・消す、拡大、動かす、スポットライト)ができる ②課題を明確につかませる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする ④知識の定着を図る ①興味・関心を高める まずは、その特徴である画面上で操作ができる様子をご覧ください。 (クリックして再生しながら) このように画面上で、直接書き込みや消去、拡大、移動、スポットライト機能などの操作をすることができます。 様々な場面で意図的な活用をすることができます。
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活用場面とその意図 デジタル教科書等、ソフトを画面上で操作できる 次は電子黒板を使ってソフトを活用する場面です。
活用場面とその意図 デジタル教科書等、ソフトを画面上で操作できる ②課題を明確につかませる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする ④知識の定着を図る ①興味・関心を高める 次は電子黒板を使ってソフトを活用する場面です。 デジタル教科書などパソコン上のソフトを大きく提示し、直接操作ができます。 教育ソフト等の効果的な活用で課題把握、思考の深化、知識定着のどの意図での活用も図ることができます。
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活用場面とその意図 焦点化する 次は、電子黒板の機能を使って、説明したいところや討論するところを焦点化する活用です。
活用場面とその意図 焦点化する ②課題を明確につかませる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 次は、電子黒板の機能を使って、説明したいところや討論するところを焦点化する活用です。 必要なところだけ大きく見せ、課題把握や思考の深化につなげることができます。
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活用場面とその意図 タブレットPC 持ち運んでの活用ができ、カメラ機能もある 教育支援ソフト等を使うことで連携もできる
活用場面とその意図 タブレットPC 最後に、タブレットPCです。 タブレットPCは携帯性にすぐれ、タッチ操作によって多様な機能やアプリ(ソフト)を効果的に使うことができます。 カメラ機能もあるため活用の場面が広がります。 持ち運んでの活用ができ、カメラ機能もある 教育支援ソフト等を使うことで連携もできる
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活用場面とその意図 画面の書き込みがすぐにでき、何度で消せる タブレットは指やタッチペンを使って、画面に直接書き込みができます。
活用場面とその意図 画面の書き込みがすぐにでき、何度で消せる ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする ①興味・関心を高める ④知識の定着を図る タブレットは指やタッチペンを使って、画面に直接書き込みができます。 またノートと違い、簡単に何度でも消せるため、試行錯誤させながら思考を深めさせていくときに有効です。 ファイルとして保存すればデジタルノートとしての活用も考えられます。
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活用場面とその意図 データ、ファイルの送受信 発問 書き込み 双方向のデータのやりとり
活用場面とその意図 データ、ファイルの送受信 先生機 発問 ④知識の定着を図る ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 双方向のデータのやりとり 児童・生徒機 書き込み タブレット相互の連携をもたせ、教師と児童生徒、または児童生徒同士のデータのやりとりをすることができます。 教師がデータを配付し、それに児童生徒が書き込み、回収するといったことが簡単にできます。 児童生徒に学習内容を個人やグループで考えさせたり、練習による定着をさせたりしたい時などに活用できます。
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活用場面とその意図 画面の共有(並べて提示) 次は、タブレット画面を共有する活用です。
活用場面とその意図 画面の共有(並べて提示) ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 次は、タブレット画面を共有する活用です。 このように児童生徒のタブレット画面を複数並べて提示し、比較させることで思考や理解を深めさせることができます。
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活用場面とその意図 カメラ機能 次は、カメラ機能を使った活用です。
活用場面とその意図 カメラ機能 ③わかりやすく説明したり、思考や理解を深めたりする 次は、カメラ機能を使った活用です。 タブレットPCを使って活動や運動の様子を動画や静止画に撮って振り返りをすることができます。体育科では、このように動画を撮影し、繰り返し、スロー再生、一時停止など使いながら見直すことで、運動への理解が深まります。 様々な教科や活動で、持ち運びやすくカメラ機能があるタブレットのよさを生かした活用が考えられます。
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活用場面とその意図 ソフトを使った個別学習(デジタルドリル)
活用場面とその意図 ソフトを使った個別学習(デジタルドリル) ④知識の定着を図る デジタルドリルを使うことで、繰り返しの学習を児童生徒に集中して取り組ませることができます。 児童生徒の理解度やペースに合わせて何度でも行うことができ、効率的に知識の定着を図ります。
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ICT機器の活用 学力向上 活用場面とその意図 電子黒板 タブレットPC 以上、ICT機器の活用場面とその意図について紹介しました。
活用場面とその意図 実物投影機 (書画カメラ) 電子黒板 タブレットPC 以上、ICT機器の活用場面とその意図について紹介しました。 これらを組み合わせることでさらに活用の場面も広がり「分かる授業」につながります。 ICTの活用の一番の目的は「学力向上」です。その活用の意図を明確にもつことが効果的な活用につながります。 ICT機器の活用 学力向上 分かった~!
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