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自然の芸術 = 天動説か地動説か ? 正午のアナレンマ 「学校でならったから正しい」のではなく自分の頭で考える

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1 自然の芸術 = 天動説か地動説か ? 正午のアナレンマ 「学校でならったから正しい」のではなく自分の頭で考える
天動説か地動説か ? 「学校でならったから正しい」のではなく自分の頭で考える 自然の芸術 = 正午のアナレンマ Ayiomamitis 野村 仁 B. Urschel 地球の自転軸は公転面から23.4度傾いている。

2 時空と常識を超えた話しの面白さ=宇宙落語
長屋の熊さんが、物知り顔の隠居にたずねる。 熊「ご隠居さん、大阪から西に行けばどこへ行くんです?」 隠居「尼崎に出るな」 熊「尼崎からもっと西に行けばどこに行くんです?」 隠居「山陽道を通って九州に出るな」 熊「九州を西へ西へ行けばどこに行くんです?」 隠居「海があってそれ以上行けないよ」 熊「海の上を舟に乗ってどんどん西へ行けばどこへ行くんです?」 隠居「行けども行けども海だ」 熊「その海をどんどん西に行けばどこへ行くんです?」 隠居「濛々としたところへ出るな」 熊「そのもうもうとした所をどんどん西へ行けばどこへ行くです?」 隠居「たいがいの者はその辺でひっかえしてくる」

3 宇宙物理は過去の事象を現在に見ることが出来る=時空を超えるタイムマシーン 宇宙の現在の姿
宇宙物理は過去の事象を現在に見ることが出来る=時空を超えるタイムマシーン     宇宙の現在の姿 137億年前、宇宙誕生後30万年の姿 このとき宇宙には水素とヘリウムしかなかった。:今の宇宙は?

4 137億年はあまりにも途方もない。 そこで数1000年の日本、京都の星空の話。
  137億年はあまりにも途方もない。 そこで数1000年の日本、京都の星空の話。 重い星は最期は大爆発(超新星)! 周りから物質 が落ち込む Fe 太陽質量の10倍程度以上の重い星は、中心部で、水素を燃やした後、 次々と重い元素を生成する燃焼を起こしますが、最終的に鉄の中心核が形成されます。 鉄はそれ以上燃焼できずに、収縮し、いずれ分解を始めます。 その結果中心核に向けて周りの物質が落ち込み、中心核との衝突を起こし、 その衝撃で大爆発を起こします。 爆発後、中性子星やブラックホールが残ります。 この爆発の代表的なものは、かに星雲のSN1054(イチゼロゴーヨン)や 小柴昌俊さんがノーベル物理学賞を受賞する対象になったSN1987Aがあります。 中心に鉄があり、星の中で作られた様々な元素が囲んでいる 中性子星またはブラックホール

5 1000年前、平安京の星空と現在天文学の話。 星は安全な原子炉、但し最期には! 軽い星 重い星 直径数10光年の 超高温ガス 中心に中性子星
  1000年前、平安京の星空と現在天文学の話。  星は安全な原子炉、但し最期には! 軽い星 太陽のなれのはて 重い星 の晩年 超新星 直径数10光年の 超高温ガス 中心に中性子星   ブラックホール 5

6 超新星(大質量星の最期の大爆発)とX線放射
  超新星(大質量星の最期の大爆発)とX線放射 SN1987A (左下):可視光 その後の20年 (下):X線 宇宙はビッグバンで誕生 (水素+ヘリウム)。 星は原子炉(核融炉)重い元素(鉄まで)の合成 超新星宇宙空間に拡散

7 やがて大爆発する ペテルギウスの表面に盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた すると、こんな具合に見えるだろう。

8 SN185 = RCW 86 後漢書天文志: 漢霊帝中平二年十月癸亥客星 出南門中大如半筵五色喜怒稍小至後年六月消
後漢書東夷伝、魏志倭人伝 邪馬台国 わらわを信じよ。 あれぞ、 神のお告げぞ 桓帝と霊帝の間(146年 - 189年) 倭国大乱光和年間(178年 - 184年) - 卑弥呼

9 邪馬台国から南十字星は見えない。 だからこの話は嘘だ!
西暦186年3月8日 深夜   作花一志提供

10 SN393= RX J 高エネギー天文の大スター    宋書倭国伝 倭の五王: 5世紀に、南朝の東晋や宋に朝貢して「倭国王」などに冊封された倭国の五人の王の最初 讃 は 『古事記』の没年干支によれば、仁徳天皇にあたる  「宋書」 “太元十八年 (393年) 尾中 (さそり座のしっぽ)に客星あり” 10

11        土星 木星                 アンタレス 火星 西暦393年3月6日 明け方、真南

12 明月記の客星記録 客星記録 安倍泰俊(晴明7代目?の返書 客星事 依不審問泰俊 冷泉家時雨亭文庫
明月記の天文記録の中でも、特に客星(かくせい)(不意に現れるお客さん星という意味)の出現記録についての記事は、天文学にとって、とても重要です。 この客星記録は、皇極天皇(こうぎょくてんのう)の時代(7世紀)から高倉上皇(たかくらじょうこう)の時代(12世紀)まで全部で8例あります。これらは、すべて定家が晩年になってから、安倍晴明の5~6代後の子孫泰俊(やすとし)から聞いた古い記録を書きとめたものです。 客星事 依不審問泰俊 冷泉家時雨亭文庫

13 一條院 寛弘三年 四月二日 葵酉 夜以降 騎官中 有大客星 如螢惑 光明動耀 連夜正見南方 或云 騎陣将軍星本体 増変光
1006年5月1日 京都南 巨椋池上空 一條院 寛弘三年 四月二日 葵酉 夜以降 騎官中 有大客星 如螢惑 光明動耀 連夜正見南方 或云 騎陣将軍星本体 増変光              火星 アンタレス 騎陣将軍 SN1006 四月二日時々雨:御堂関白記

14 前期縄文時代(~6千年前)に超新星爆発 超新星爆発の閃光は、5000年の時を経て平安時代 (1006年)に京に到着した。それを安倍晴明の息子が観測して天皇に密書を届けた。 藤原定家が、明月記にこれを書き留めた。更に1000年後の2006年に、21世紀の最新衛星よって、多くの科学成果が得られた

15 この事情とその後の発展を漫画でかくと 1006年の初夏、安倍晴明 1230年藤原定家 の息子吉昌は は日記に(明月記) 15
2006年、私はX線天文衛星「すざく」で

16 千年後(2006)に「すざく」はSN1006が史上最も明るい超新星だったことを科学的に証明した (Ia超新星だった=標準光源 今年のノーベル賞)
エックス線の強度 ネオン マグネシウム 大量の重元 素を発見 硫黄 酸素 アルゴン シリコン カルシウム X線のエネルギー

17 宇宙線の加速源 動く壁の間でピンポン玉が 跳ね返る 玉はスピードを増してゆく シンクロトロンX線 shock

18 1054年の超新星(かに星雲)東山を眺望(7月4日)
この記録がアマチャー天文家によって米国の一般天文雑誌に紹介された。世界で初めて歴史に記録された超新星として認知された。   オールトらは他国の記録を捜した。 しかし、中国、アラビアからのみ。欧米からは一例も見つかっていない。 後冷泉院 天喜二年 四月中旬以降 丑時 客星觜参度見東方孛天関星大如歳星 カペラ 中性子星

19 チャコキャ二オン国立公園 (ニューメキシコ:世界遺産)
プエブロボニ―トの洞窟画。 プエブロ文化は天文観測をしていた(マヤ文明の流れ)。

20 高倉院 治承五年 六月廿五日 庚午 戌時客星見北方 近王良 守伝舎星 1181年の超新星(3C58)比叡山頂を眺望
カシオペア 小林・益川 の理論に 関係する。 クオーク星? 20

21 京都の天文学遺跡 江戸で、澁川春海が新暦を作成、京都梅小路で天体観測をし京都の陰陽頭の土御門泰福推薦の暦とコンペ 「貞享暦」の勝利
江戸で、澁川春海が新暦を作成、京都梅小路で天体観測をし京都の陰陽頭の土御門泰福推薦の暦とコンペ 「貞享暦」の勝利      (水戸光圀仲介) 安倍(土御門)泰邦が1751年梅小路の自宅に天文台をつくる。 私塾:斉政館、 四条堺町に分室(皆川村吉)   大将軍八神社 土御門家の家司、皆川家に伝わる一連の古文暦道資料 がある。国産第1号の暦、貞享暦を作った渋川春海製作の天球儀 江戸天文方は1797に西三条に天文台をつくる (土御門天文台と同じ経度、緯度~35度)   伊能忠敬の日本初の本初子午線はここ

22 安倍(土御門)泰福の墓 真如堂 安倍(土御門)泰邦の墓 梅小路の大表土台(日時計) 渾天儀台(天体観測機器) 浅草天文台を描いた葛飾北斎
     真如堂 梅林寺の大表土台 安倍(土御門)泰邦の墓  梅小路の大表土台(日時計)  渾天儀台(天体観測機器) 浅草天文台を描いた葛飾北斎 の「浅草鳥越の富士」

23 京1000年の天文学街道  /

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25 歴史上最古の超新星記録 超新星が アンタレス 世界最古超新星記録BC14世紀の殷甲骨文字に: 2CG353+16 (Z. R. Wang)
   歴史上最古の超新星記録 超新星が アンタレス と並んで見えた。             世界最古超新星記録BC14世紀の殷甲骨文字に: 2CG (Z. R. Wang)           


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