pf-4. 式の抽象化と関数 (Python プログラミング基礎を演習で学ぶシリーズ）

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1 pf-4. 式の抽象化と関数 (Python プログラミング基礎を演習で学ぶシリーズ）
金子邦彦

2 アウトライン 4-1 式の抽象化 4-2 関数

3 4-1 式の抽象化

4 式の抽象化 print(a * 1.08) 変数 a を使って，複数の式を１つにまとめる（抽象化） Python コンソールの画面
類似した複数の式

5 4-2 関数

6 式 変数を含む式 関数 100 * 1.08 150 * 1.08 400 * 1.08 def foo(a):
式　　　　　　 変数を含む式　　　　　 関数　　　　　 100 * 1.08 150 * 1.08 400 * 1.08 def foo(a): return(a * 1.08) a * 1.08 「変数を含む式に 　名前（関数名）を 　付けたものが 　『関数』である」 　と見立てることも 抽象化

7 関数 Python コンソールの画面 式「a * 1.08」を含む関数 foo を定義し使用

8 パソコン演習準備 ① ウェブブラウザを起動する ② Python Tutor を使いたいので，次の URL を開く ③ 「Visualize your code and live help now」を クリック

9 ① Python Tutor のエディタで次のように書きなさい
「def foo(a)」の 直後に「:」 字下げも正確に！ 「return (a * 1.08)」の前に， 「タブ」を 1つだけ

10 これでは動かない これは動く 「delキー」などを使いな がら書き換えてください

11 ②「Visualize Execution」をクリック

12 ③「Last」ボタンをクリック

13 ④　表示を確認しなさい

14 ⑤ 終わったら「Edit this code」をクリックし て，元の画面に戻りなさい

15 ⑥ 次のように書き換えて，②から⑧と同じことを繰り 返しなさい

16 関数の中の式の評価のタイミング 関数の中の式「a * x」の評価では， 最新の a の値，最新の x の値が用いられる
foo(100) の値は 30000 a 100 x 300 foo(100) の値は a 100 x 3000