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第13回 相談援助の展開と 個別支援計画
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社会(制度)と人をつなぐ 雇用 年金 介護 障害 医療 相談支援 生活保護
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ソーシャルワークの機能 社会環境 人 1 2 3 人と環境とを調整する機能 人の対処能力を強化する機能 環境を修正・開発する機能
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ソーシャルワークの視点 ある人の生活課題が生じる原因として、 ×個人の内面に問題がある ○人と環境との関係に問題がある
×個人の内面に問題がある ○人と環境との関係に問題がある 人と環境との全体を捉える視点 生活モデル ホリスティック(全体的)アプローチ エコロジカル(生態学的)アプローチ
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ソーシャルワークの構成要素 全米ソーシャルワーカー協会(1958) 目的 目的 価値 知識 方法・技能 権限の委任 ↑ 方法・技能
5は必ずしも 不可欠ではない という意見も 知識 価値 方法・技能 目的 権限の委任
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1.目的 個人、家族、集団、地域住民の社会生活 機能を増進すること 人間の福利(Well-Being)の増進
福祉の増進を目指して、社会変革を進め、 人間関係における問題解決を図り、人々 のエンパワメントと解放を促進していく
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2.価値(価値観) すべての人間は平等であり、尊厳を有し ている 現実の社会が有している社会的価値
ソーシャルワーカー個人の有している 個人的価値 専門職として有している価値 機関が有している価値 優先すべきは、③になる
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3.知識 他の分野からの知識 既存の人間の発達や行動、社会のシステ ムに関する知識 経験から引き出される知識 (実践知)
心理学、社会学、経済学、法学、、、 既存の人間の発達や行動、社会のシステ ムに関する知識 経験から引き出される知識 (実践知) 個人と環境の間の複雑さを理解する 診断→治療 と上手くはいかない
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4.方法・技能 人と環境を全体的に捉え、個人だけでは なく、家族、地域、制度にまで介入して いくことになる
ソーシャルワークの技能とは、 適切な技法を選び、活用すること 全米ソーシャルワーク教育協議会(1988) 認知する技能(cognitive skills) 相互作用に関する技能(interactive skills)
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5.権限の委任 ソーシャルワークの実施を、国や地方公共 団体、職脳団体や個々のサービス事業者、 クライエントから承認を得ていくこと
社会全体からその存在を認めてもらう 職域の拡大と待遇改善を図る 例)行政の専門職採用の推進
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ソーシャルワーカーの主要な役割 ブローカー (仲介者) SW イネーブラー (力を添える者) SW メディエーター (媒介者) SW
環境 クライエント 資源 SW クライエント コーピング SW 環境 クライエント 葛藤
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相談援助の構成要素 パールマンの4P Person Problem Place Process 受身の弱者ではなく、主体的な存在
生活課題(人と環境の関係性に焦点) Place 援助を行う場所 機関の限界・制約を知る必要がある Process 目的を持って展開する援助過程
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相談援助のプロセス インテーク アセスメント プランニング インターベンション モニタリング エバリュエーション
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0.ケースの発見 施設・機関への来所・電話・メール… ソーシャルワーカーが家や地域に出向いて発 見することもある
インボランタリー・クライエント クライエントは、自ら相談したいと考えている とは限らない 「何を話すかわからないが、行くように言われ たので来た」 相談援助の意味や目的を理解していない 相談に拒否や反発などのマイナス感情を持つ
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1.インテーク(受理面接) 相談援助の最も初期の段階 主訴の提示 ソーシャルワーク機能の説明 契約 クライエントが何を相談したいのか
どのような援助ができるか 契約 問題の解決を協同して行うか確認する (支援契約・治療契約)
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インテークの留意点 相談しやすい雰囲気づくり 問題の明確化 SWの機能の明確化 不必要な緊張を強いないように プライバシーの確保
ラポールの形成、傾聴、個別化 問題の明確化 主訴に十分耳を傾けて、問題を的確に把握 緊急度を把握し、適切に対応する SWの機能の明確化 適切な援助が提供できない場合は、他の機関・ 施設を紹介する、つなぐ
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契約の重要性 対等な関係性の確保 クライエントの自己決定権を尊重する 援助者-被援助者の相互作用の促進 クライエントの動機づけ
説明責任(accountability)を果たす 説明と同意(Informed consent)の遂行
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2.アセスメント 生活課題に関する情報を収集・分析する 支援計画の目標設定への方向づけ 主訴 専門的援助の必要性 ニーズ
機関の機能の範囲内か ソーシャルワークの価値 自分の力量の範囲内か 主訴 専門的援助の必要性 ニーズ 他者との関係 専門的援助をすべき焦点
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Bradshaw, J. A のニーズ分類 ノーマティブ・ニード フェルト・ニード エクスプレスド・ニード コンパラティブ・ニード
専門職から見た/判断したニード フェルト・ニード 本人が自覚したニード エクスプレスド・ニード フェルト・ニードを表明したニード コンパラティブ・ニード 他者との比較により導かれたニード
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アセスメントの留意点 問題の病理に加え、クライエントの健全な 側面、可能性、潜在能力なども把握する →ストレングス・エンパワメントの視点
問題の病理に加え、クライエントの健全な 側面、可能性、潜在能力なども把握する →ストレングス・エンパワメントの視点 提起された問題と諸要因の関連性を把握する 問題解決に必要な社会資源の存在と、それに 関連する情報を確認する
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ジェノグラム・エコマップの活用
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3.プランニング 援助の最終的な目標と、それを達成する ためのいくつかの小さな目標を明確にし ていく 具体的な目標を設定する
誰が・何をするのか 社会資源の何を、どのように活用するか 援助目標に向かって援助計画が 立てられる
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介護サービス計画の立案 要介護者がサービスを利用する場合には、 原則としてケアマネジャーに居宅サービス 計画(ケアプラン)の作成を依頼し、これ に基づいて利用することになる 要するに、介護サービスの組み合わせ方を、 ケアマネジャーに考えて作ってもらう。 ケアマネジメントという
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4.インターベンション(介入) 支援計画に基づいた援助を行う 直接的活動:クライエント個人に 働きかける 間接的活動:環境・社会に働きかける
直接的活動:クライエント個人に 働きかける 間接的活動:環境・社会に働きかける 援助者、機関が保有するあらゆる機能を活 用し、動員可能な社会資源を有効活用する クライエントの可能性や潜在能力を発揮で きる場と機会を確保する
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5.モニタリング 支援計画に沿って介入が遂行されているか を点検・評価する モニタリング=フィードバック
状況の変化や新たなニーズが確認された場 合、支援計画の変更や新たな計画を立てる ため、再アセスメントが必要になる
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6.エバリュエーション(評価) 援助目標に照らしながら、援助プロセスの 妥当性・有効性を評価する
クライエントの主観的評価、援助者側の客 観的評価の両方を用いる 未解決 解決 支援の継続 再アセスメント、プランニング~を繰り返す 合意の上で終結 必要に応じ、終結後も見守り、再度関わる準備をする 他の機関へ引き継ぐ
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援助プロセスと実践を支える 基本概念の図 問題の解決策についての話し合い 共同作業 関 心 情報収集 ・ 労 力 ラポールの形成
ソーシャルワーク理論 ソーシャルワークの価値・視点 時間
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岡村重夫の4つの原理 社会性の原理 全体性の原理 現実性の原理 主体性の原理 クライエントを、社会関係に位置する社会的 存在と捉える
個人の生活はある側面のみを切り離して捉え ることはできない 現実性の原理 生活は、しばらく休んだり止めたりできない 主体性の原理
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COOL HEAD & WARM HEART 冷静な知性 ・知識 ・方法・技能 ・根拠ある実践 (EBP:Evidence Based
・知識 ・方法・技能 ・根拠ある実践 (EBP:Evidence Based Practice) 温かい情熱 ・共感的理解 ・思いやり ・関心 引用:smart org
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