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第三部 流動性の高まる社会を考える  2019/6/3.

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1 第三部 流動性の高まる社会を考える  2019/6/3

2 11. 映像から世界を想像する 2019/6/3

3 ワークシートの課題 Q.『Bowling for Columbine』のなかで もっとも印象に残ったテーマやエピソード について考えたことを記述してください。 2019/6/3

4 Bowling for Columbine 2019/6/3

5 『ボーリング・フォー・コロンバイン』 (マイケル・ムーア 2002)
 ■目的  アメリカのコロラド州の田舎町の州立高校で起きた銃の乱射殺人事件の原因について考える。その原因を、事件を引き起こした「少年たち」に求めるのではなく、グローバル化と連動して生じる、地域社会の問題、消費社会、不安社会といったテーマと関連づけて大きな文脈のなかで理解してみる。 2019/6/3

6 マイケル・ムーアとは? 2019/6/3

7 Flint, Michigan 2019/6/3

8 社会派ドキュメンタリー作家 『ロジャー&ミー』(1989) 『ボーリング・フォー・コロンバイン』(2002) 『華氏911』(2004) 『シッコ』(2007) 『キャピタリズム~マネーは踊る』(2009) 2019/6/3

9 2019/6/3

10 扱っているテーマ 自動車産業の多国籍企業化 拳銃社会 イラク戦争 医療問題 資本主義 2019/6/3

11 手法 社会問題とその舞台裏を描き出す。 問題の責任を担っていると考えられる人物 や組織を取材する。
政治的(市民目線から)なアクションを起 こす。 2019/6/3

12 あらすじ(1) 1999年にアメリカのコロラド州の田舎町にあるコロンバイン高校で起きた高校生による銃の乱射事件をめぐるドキュメンタリー映像。彼自身が、ミシガン州という中西部の出身で、銃の愛好家でもあるという立場から拳銃社会とその背景にある「不安社会」をテーマとして扱っている。ムーアは、少年たちが起した事件の真相を突き止めようとしており、その理由をモラルの低下であるとか、若者文化に求める大人たちを批判している。 2019/6/3

13 あらすじ(2) この事件の背景としては、企業城下町であるコロンバイン高校のあるジェファーソン郡や、隣接しているLittletonには、全米で二番目に大きな軍事産業であり、航空宇宙企業であるロッキード・マーティン社の存在がある。地方都市における歪な産業構造、そしてそのような場所で生活していることに希望を持てないけれど妄想が高まる若者たちが事件を引き起こしたことが結びつけられている。 2019/6/3

14 ボーリング・フォー・コロンバインから見えてくるもの
拳銃社会アメリカと政治(NRA:全米ライフル協会)や企業(Kマート)とのつながり 不安社会のグローバル化(消費社会と不安) 企業城下町(地域社会と軍需産業) 地方の若者たちの文化と閉塞感 2019/6/3


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