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拡張現実を用いた階段ダイエット モチベーション向上支援システムの開発と評価
情報工学部 情報工学科 石原研究室 14A1016 大川 遥己
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発表内容 運動不足を解消するには 階段利用による運動強度 階段を楽しくのぼるためのシステムの提案 システム概要 実験 評価 まとめ
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生活習慣病 ・偏った食事 ・ストレス ・運動不足 はじめに 糖尿病 3,166 13,307 10.6 10,108 6,725 5.4
総患者数(千人) 死亡数(人) 死亡率(人口10万対) 糖尿病 3,166 13,307 10.6 高血圧性疾患 10,108 6,725 5.4 心疾患 (高血圧性のものを除く) 1,729 195,933 156.3 脳血管疾患 1,179 111,875 89.2 ※資料:<総患者数>厚生労働省政策統括官付保健統計室「平成26年患者調査」 ※<死亡数・死亡率>〉厚生労働省政策統括官付人口動態・保健社会統計室「人口動態統計」(平成27年概数)
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運動不足を解消するには? 方法 ランニング ジム スポーツ 日常的に気軽に行える運動 問題点 隣の駅やコンビニまで歩く 階段を利用する
寒い・熱い・時間が… お金が… なかなか始めるきっかけが… 日常的に気軽に行える運動 隣の駅やコンビニまで歩く 階段を利用する 散歩、ウォーキング
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運動不足を解消するには? 方法 ランニング ジム スポーツ 日常的に気軽に行える運動 問題点 隣の駅やコンビニまで歩く 階段を利用する
寒い・熱い・時間が… お金が… なかなか始めるきっかけが… 日常的に気軽に行える運動 隣の駅やコンビニまで歩く 階段を利用する 散歩、ウォーキング →近年注目されている階段利用時の 運動強度について調べることにした。
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階段利用による運動強度 運動強度とは身体活動の強さ(運動強度)を運動や行動状態毎に示したもので
運動強度とは身体活動の強さ(運動強度)を運動や行動状態毎に示したもので 一般的にMETs(メッツ)と略され、安静に座っている状態が1METsに相当し 普通歩行が3METsに相当します。 METs 家庭 学校・会社 余暇 エクササイズ 0.9 睡眠 1.5 入浴 一般的なオフィスワーク(座位) 食事 入力作業 3.0 散歩 映画俳優 ボーリング ダンス 4.0 庭掃除/屋根の雪下ろし 徒歩通勤・通学 乗馬 5.0 階段昇降 ( kgのモノを持って) エアロビックダンス 9.0 荷物を2階に運搬 ランニング:8.4km/時
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階段利用に着目した事例 福岡タワー超ウルトラ階段のぼり大会 JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会 沖縄市役所庁内の階段へ健康標識(バナー)設置
写真1 写真2 kyoto.co.jp/contents/information/2017/info_ htm 写真3
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階段利用に着目した事例 福岡タワー超ウルトラ階段のぼり大会 JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会 問題点
沖縄市役所庁内の階段へ健康標識(バナー)設置 問題点 日常的な利用、常時開放ではない 室内の階段をのぼるだけでは継続が困難なのは変らない 施設に無断で展示物を掲載したり大型の展示が困難
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階段利用に着目した事例 MRの活用で解決できないだろうか 福岡タワー超ウルトラ階段のぼり大会 JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会 問題点
沖縄市役所庁内の階段へ健康標識(バナー)設置 問題点 日常的な利用、常時開放ではない 室内の階段をのぼるだけでは継続が困難なのは変らない 施設に無断で展示物を掲載したり大型の展示が困難 MRの活用で解決できないだろうか
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MRとは 複合現実(ふくごうげんじつ、英: Mixed Reality、 MR)とは、現実空間と仮想空間を混合し、現実 のモノと仮想的なモノがリアルタイムで影響しあう 新たな空間を構築する技術全般を指す。ミクス ト・リアリティ、複合現実感とも言われる。 例 ≒ポケモンGO ※撮影大川
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MRを利用することによるメリット 問題点 日常的な利用、常時開放ではない 室内の階段をのぼるだけでは継続が困難なのは変らない
施設に無断で展示物を掲載したり大型の展示が困難
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MRを利用することによるメリット 問題点 →端末を持ち歩くことでいつでも利用すること ができる
日常的な利用、常時開放ではない 室内の階段をのぼるだけでは継続が困難なのは変らない 施設に無断で展示物を掲載したり大型の展示が困難 →端末を持ち歩くことでいつでも利用すること ができる →ゲーム要素や非現実要素を取り入れることが 可能である →施設などの許可を取る必要がなく、大型の展 示も可能である
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本研究の目的 MR(複合現実)を用いて爽快感や達成感をより深 く感じられ、階段を利用することに対する意欲、モ チベーションの向上を支援できるアプリケーション 制作と評価 →階段を用いた運動不足解消、ダイエットに繋がる
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MRを用いたシステムの提案 Unity内で仮想の街並みや階段を作成し、デバイスにはMicrosoft社が開発した ホロレンズを使う
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システム概要 Unityで作成した仮想空間を現実世界に重ねて投影できるホロレンズの機能を使い実際に室内の階段周囲に街並みが存在しているように感じさせる ホロレンズの座標取得機能を用いてユーザーの移動に合わせて街並みを変化(ユーザーが階段をのぼると街並みが下がり、ユーザーがさがると街並みが上昇する)させる
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実験 学生10名(22~24歳)に実際に階段をのぼってもらい、 研究室のある6階から8階までをまず装着していない状 態で往復してもらい、次にホロレンズを装着したで往復 し6項目のアンケートを4段階評価にて回答する。 ・達成感 ・のぼりやさ・さらにのぼりたいか・楽しかったか・視界の違和感・疲れ
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評価 更に上りたいか、楽しかった疲れの項目にはポジティブな有意差が確認でき、視界の違和感の項目にはネガティブな有意差が確認できた。
※達成感、のぼりやさ、さらにのぼりたいか、楽しかったかの項目については装着時の方が値が大きくなり、視界の違和感、疲れの項目については値が小さくなることが望ましい。
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まとめ 〇改善点 達成感、爽快感を感じられることを確認できた 楽しかった、更にのぼりたいと思ったというモチ ベーションの向上を確認できた
ホロレンズを装着することによる視界の違和感 →ホロレンズ自体の軽量化、投影される映像の工夫 Unity内のオブジェクトと現実にあるオブジェクトとのずれによっておこる視界の違和感 →サイズや動きの再調整、プログラムの調整
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ご清聴ありがとうございました
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