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第146回 G-COEセミナー 講 師:(独)産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 副部門長 山口 智彦先生
講 師:(独)産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 副部門長 山口 智彦先生 テーマ:階層形成に至る自己組織化 日 程: 2011年7月12日(火) 14:45~15:45 場 所:伊都:物質系第5講義室(ウエスト4号館315号室) 箱崎:化学第2講義室* ( *ビデオ会議システムによる聴講が可能です。) <講演概要> 自発的な秩序化が起こるプロセスを指す「自己組織化」には、熱 力学的意義の異なる2つの概念が含まれる。すなわち、平衡近傍 での自己集合と、平衡から遠く離れた散逸構造形成の2つである。 両者の熱力学的条件の違いを活用すると、C60微結晶が集積され た対数ラセンパターン(階層構造)を一操作で自己組織化的に形 成することができる。このような研究から、「散逸性界面 (dissipativeinterface)」という新たなキーワードが抽出された (K. Suzuki)。散逸性界面とは、物質やエネルギーの散逸を伴う 開放系としての性質をもつ反応場としての(動的)界面で、ここ に散逸構造が生まれることにより自己集合が階層的に進行し、階 層構造の形成に至る。 世話人:九州大学 先導物質化学研究所 木戸秋 悟
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