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データ構造とアルゴリズム論 第9章 連結リスト
データ構造とアルゴリズム論 第9章 連結リスト 平成15年12月16日 森田 彦
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第2回目テスト結果 平均点=65.3 最高点=100(2名) 最低点=32(1名) 受験生=146名
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総合成績(テスト平均点+応用課題数) 最高点=123 最低点=34 受験生=146名 応用課題で挽回を!
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基礎課題提出状況(12/9) 平均提出数=42.8 (全課題数44) 87%が41題以上を提出
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応用課題提出状況(12/9) 平均提出課題数=9.6 ①26題:1名 ②25題:1名 ③24題:3名
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本章(本日)の学習のねらい 変数の保管(記憶)場所である、参照(アドレス)の概念を理解する。 連結リストの概念を理解する。
連結リストに関する基本操作(挿入、削除)のプログラミング(の仕方)を学習する。
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参照とは? アドレス 参照 変数の保管場所 → コンピュータ・メモリ メモリ上の記憶位置 ↓ 変数A 変数B 変数C ↓
→ コンピュータ・メモリ メモリ上の記憶位置 ↓ アドレス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 変数A 変数B 変数C ↓ 参照 アドレスを保管する変数 → 参照型変数 オブジェクト名や配列名など
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連結リストとは? 連結リスト クラス フィールドの一つが“参照(型変数)”である場合を考える。 データ 参照
参照は変数のアドレスを指定できる。 データ1 データ3 データ2 参照によってつながれたリスト 連結リスト 要素(セル)の挿入・削除が容易
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配列要素の挿入 A A(4)にデータXを挿入する。 4.「データX」をA(4)へ代入。 1.A(6)を用意する。
(1) (2) (3) (4) (5) A データ1 データ2 データ3 データ4 データ5 A(4)にデータXを挿入する。 4.「データX」をA(4)へ代入。 1.A(6)を用意する。 2.「データ5」をA(6)へ移動。 3.「データ4」をA(5)へ移動。 データ1 データ2 データ3 データ4 データ5 (1) (2) (3) (4) (5) (4) データ4 (5) (5) データ5 (6) (6) A データX 挿入位置以降の要素をずらす必要がある!
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連結リストの場合 D3の入ったセルの次にDXの入ったセルを挿入。 1.「データX」の入ったセルを生成する。
2.DXセルの参照がD4セルを指すようにする。 3.D3セルの参照がDXセルを指すようにする。 D1 D2 D3 D4 D5 DX D3セルの参照以外は変更していない!
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連結リストの学習ポイント 以下の方法を学習する。 ① データ(セル)を(メモリ上)に生成する方法 参照の動き(変化)を理解することがポイント
① データ(セル)を(メモリ上)に生成する方法 ② 参照によるセルのつなぎ方 参照の動き(変化)を理解することがポイント
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本章の学習の流れ 9-1節 “参照”について 9-2節 連結リストとは? 9-3節 連結リストの作成 9-4節 セルの挿入
9-1節 “参照”について プリントをよく読み、“参照”の概念をよく理解する。次の2点がポイント。 参照(値)とは、メモリ上の保管場所(アドレス) である。 オブジェクト名は参照型変数である 9-2節 連結リストとは? p.142~143の流れをよく理解する 9-3節 連結リストの作成 p.148~150の流れをよく理解する 【応用課題9-A・B】で実際のプログラミング(の仕方)を理解する。 9-4節 セルの挿入 【応用課題9-C・D】で理解度チェック 9-5節 セルの削除 p.160の流れをよく理解 【応用課題9-E】で理解度チェック 【自由課題】にもチャレンジしてみて下さい。 1/13:今後の学習のガイダンス+これまでの応用課題チェック
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