相関係数の範囲 判別式を使った証明.

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1 相関係数の範囲 判別式を使った証明

2 総和記号の定義 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 = 𝑥 1 + 𝑥 2 +…+ 𝑥 𝑛 𝑛個の数値があり、 𝑥 𝑖 を𝑖番目の値とする。
𝑛個の数値があり、 𝑥 𝑖 を𝑖番目の値とする。 𝑛個の 𝑥 𝑖 の総和を以下の記号で表す。 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 = 𝑥 1 + 𝑥 2 +…+ 𝑥 𝑛

3 すべての xi を a 倍した値の総和を以下の記号で表す。
a 倍した xi の総和 すべての xi を a 倍した値の総和を以下の記号で表す。 𝑖=1 𝑛 𝑎𝑥 𝑖 = 𝑎𝑥 1 +𝑎 𝑥 2 +⋯+𝑎 𝑥 𝑛

4 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 + 𝑦 𝑖 = 𝑥 1 + 𝑦 1 + 𝑥 2 + 𝑦 2 +⋯+ 𝑥 𝑛 + 𝑦 𝑛
和の総和 二組の数字の組が n 個あり、 ( 𝑥 𝑖 , 𝑦 𝑖 ) を 𝑖 番目の組とする。 𝑥 𝑖 と 𝑦 𝑖 の和の総和を以下の式で表す。 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 + 𝑦 𝑖 = 𝑥 1 + 𝑦 1 + 𝑥 2 + 𝑦 2 +⋯+ 𝑥 𝑛 + 𝑦 𝑛

5 総和の公式 𝑖=1 𝑛 𝑎 𝑥 𝑖 =𝑎 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 + 𝑦 𝑖 = 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 + 𝑖=1 𝑛 𝑦 𝑖

6 𝐴+𝐵 2 = 𝐴 2 +2𝐴𝐵+ 𝐵 2 𝐴+𝐵 𝐴−𝐵 = 𝐴 2 − 𝐵 2
問題1 以下の式を因数分解しなさい。 𝐴+𝐵 2 = 𝐴 2 +2𝐴𝐵+ 𝐵 2 𝐴+𝐵 𝐴−𝐵 = 𝐴 2 − 𝐵 2

7 問題2 以下の方程式を解け。ただし𝐴は定数とする。
𝑥 2 = 𝐴 2 𝑥 2 − 𝐴 2 =0 𝑥+𝐴 𝑥−𝐴 =0 𝑥=−𝐴 𝑜𝑟 𝑥=+𝐴 𝑥=±𝐴

8 𝑓 𝑥 =0

9 問題3 以下の不等式を解け。ただし𝐴は定数とする。
𝑥 2 ≤ 𝐴 2 𝑥 2 − 𝐴 2 ≤0 𝑥+𝐴 𝑥−𝐴 ≤0 −𝐴≤𝑥≤+𝐴

10 𝑓 𝑥 ≤0

11 二次方程式の解の数と判別式 判別式と関数の値域

12 問題 以下の式を𝑥について解け ただし 𝑎≠0 とする 𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐=0

13 解の公式 𝑥= −𝑏± 𝑏 2 −𝑎𝑐 𝑎

14 判別式 𝐷= 𝑏 2 −𝑎𝑐 𝐷>0 解が2つ 𝐷=0 解が1つ(重解) 𝐷<0 解なし

15 判別式の符号によるf(x)と軸の関係

16 𝐷=0の時の 𝑓(𝑥)と𝑥 軸 𝑓 𝑥 =𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐 において 𝑎>0 とする。 「𝐷=0」ならば、
𝑓 𝑥 =𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐  において 𝑎>0 とする。 「𝐷=0」ならば、 「𝑓 𝑥 =0」となる点が1か所 それ以外の場所では「 𝑓 𝑥 >0」 したがって 𝑓(𝑥) は 𝑥 軸と接する。 ゆえに、 𝑓 𝑥 ≥0

17 𝐷<0の時の 𝑓(𝑥)と𝑥 軸 𝑓 𝑥 =𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐 において 𝑎>0 とする。
𝑓 𝑥 =𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐  において 𝑎>0 とする。 「𝐷<0」ならば、「𝑓 𝑥 =0」となる点はない。 したがって 𝑓(𝑥) と 𝑥 軸は離れている。 ゆえに、 𝑓 𝑥 >0 「 𝑓 𝑥 >0」ならば「𝐷<0」

18 𝑓 𝑥 ≥0 の時の𝐷 𝑓 𝑥 =𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐 おいて 𝑎>0 とする。 𝑓 𝑥 ≥0 ならば 𝐷=0 or 𝐷<0
𝑓 𝑥 ≥0 の時の𝐷  𝑓 𝑥 =𝑎 𝑥 2 +2𝑏𝑥+𝑐  おいて 𝑎>0 とする。 𝑓 𝑥 ≥0 ならば  𝐷=0 or 𝐷<0 𝐷≤0 𝑓(𝑥)≥0 ならば  𝐷≤0 𝑓(𝑥) が非負ならば判別式は非正

19 定義式の確認 分散と共分散と相関係数

20 分散の定義式 𝑉 𝑥 = 1 𝑛 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 − 𝑥 2

21 標準偏差の定義式 𝜎 𝑥 = 1 𝑛 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 − 𝑥 2

22 共分散の定義式 𝐶𝑜𝑣 𝑥𝑦 = 1 𝑛 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 − 𝑥 𝑦 𝑖 − 𝑦

23 問題 相関係数の定義式を 𝑥 1 , 𝑦 1 , 𝑥 , 𝑦 , 𝑛 を用いて表しなさい。ただし相関係数の定義式は以下のとおりとする

24 相関係数の定義式

25 右辺を展開し整理しなさい。ただし、 𝑥 𝑖 − 𝑥 と 𝑦 𝑖 − 𝑦 は展開しないものとする
変数 𝑡 の関数 𝑓(𝑡) 問題 右辺を展開し整理しなさい。ただし、 𝑥 𝑖 − 𝑥 と 𝑦 𝑖 − 𝑦 は展開しないものとする

26 展開式 問題 𝑖=1 𝑛 𝑦 𝑖 − 𝑦 2 ≠0 𝑖=1 𝑛 𝑥 𝑖 − 𝑥 2 ≠0 とする。𝑓 𝑡 の判別式を書きなさい。

27 判別式と符号 𝑓 𝑡  は二乗和なので常に非負 従って判別式は非正となる 

28 左辺第2項を右辺へ移項

29 右辺の値で両辺を割る

30 「問題2」を使って式を変形

31 相関係数は±1の範囲に収まる


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