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東京清瀬市みつばちプロジェクト 地方自治体による養蜂は東京都で初。ユニークな取り組みとして新聞、テレビ、ラジオで紹介される。

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1 東京清瀬市みつばちプロジェクト 地方自治体による養蜂は東京都で初。ユニークな取り組みとして新聞、テレビ、ラジオで紹介される。
 清瀬市では、地域の活性化、花のあるまちづくり事業の拡充、健康食品ハチミツの活用を目的に、平成26年3月から市役所庁舎屋上でみつばちの飼育を始めた。  地方自治体による養蜂は東京都で初。ユニークな取り組みとして新聞、テレビ、ラジオで紹介される。  プロジェクトに携わるのは、養蜂経験のない総務課職員4名。予算に限りがあることから、養蜂所や経験者の指導を受けることもなくみつばちプロジェクトはスタートした。

2 清瀬駅駅前看板設置 みつばちプロジェクト  野菜直売会 蜜源植物の苗木無料配布会 親子で楽しむ採蜜体験

3 東京清瀬市みつばちプロジェクトの今までの取組み
年度 主な取組み 備考 H26   ・清瀬みつばちプロジェクトとして、3月に総務課職員4名でスタート。 ・6月から7月まで採蜜を行い40kg収穫。 ・収穫したハチミツを市が主催する料理教室、婚活事業の料理の原材料とし  て活用。 ・ひまわり市で市役所産ハチミツ「きよはち」として80g500円で販売。 ・Jコムによりイメージビデオ作成、地域に放送される。 H27 ・分蜂(巣別れ)などがあり、最高13箱まで増やす。 ・6月から8月まで採蜜を行い118kg収穫。 ・ハチミツをふるさと納税返礼品として活用開始。 ・地産地消の推進のため、公立小中学校の給食で活用。 ・花のあるまちづくりの拡充を目的に、蜜源植物の苗木無料配布会を開始。 ・大スズメバチが襲来、7箱全滅、残りの6箱も弱体化。 ・読売新聞・東京新聞・朝日小学生新聞・全国農業新聞・NHK首都圏ネットワーク・BSイレブンONZE・Jコム・高知市議の取材を受ける。 ・江東区・所沢市が蜂場視察のため来庁。 H28 ・養蜂所のミツバチの出荷が遅れ4月中旬に入荷。そのため収穫量は30kg  しか採ることが出来なかった。 ・地元農家とコラボをして、蜜源植物の苗木無料配布会で野菜、花の直売会  を同時開催。 ・市民まつり・ひまわり市ではちみつ販売。 ・NHKラジオ旅ラジ出演 ・Jコムがショートビデオ作成し、市長がスカイツリーでのイベントで事業紹介。 H29 ・6月から8月まで採蜜を行い68kg収穫。 ・養蜂見学会、小学生を対象とした夏休み特別企画第1回採蜜体験を実施。 ・清瀬駅北口にプロジェクト看板を設置。 ・庁内でハチミツラベルコンペを実施。ハチミツのラベルを変更。 ・ミツバチの価格が高騰していることから販売価格を800円に変更 ・市民まつりで農家と共同出店しハチミツ・野菜の販売。 ・清瀬市報1日号に「みつばち通信」を1年間連載。 ・多摩六都科学館で巣箱の展示、プロジェクトの紹介。 ・帯広畜産大学の依頼を受け、帯広市に出向き「みつばちによる地域活性  化」の講演を行った。 ・プロジェクトの名称を「清瀬みつばちプロジェクト」から東京清瀬市みつばちプロジェクトに改名。 ・ハチミツを1年に1個確約できる「友の会ゴールドメンバー」の設置。 ・蜜源植物の苗木無料配布会に参加できる「友の会オリジナルメンバー」を設置。 ・市内事業者に清瀬市役所産はちみつを使った地元特産品の商品提案を募集。 ・親子企画夏休み採蜜体験について毎日新聞、タウン通信の取材を受ける。 ・帯広畜産大学主催で開催した、帯広市内での講演会が十勝毎日新聞に掲載される。

4 ・4月上旬に、行政と市内事業者のコラボ商品、清瀬市役所産はちみつを 使った新商品を市内事業所スイーツガー デンノイの「ひまわり畑マド
年度 主な取組み 備考 H30   ・4月上旬に、行政と市内事業者のコラボ商品、清瀬市役所産はちみつを  使った新商品を市内事業所スイーツガー デンノイの「ひまわり畑マド  レーヌ」と(株)ソーシンの「きよはちMoisture Honey Gel」に決定する。 ・新商品をセブンイレブンで販売を目指し、4月中旬からセブンイレブン本  部と打合せを開始する。 ・みつばちプロジェクトのイメージビデオを職員の手により制作。 ・7月上旬に4日間、市役所正面玄関前に特設販売所を設置して、 新商品の  販売イベントを実施。「ひまわり畑マドレーヌ」約1,900個、「きよはち  Moisture Honey Gel」約230個売れる清瀬のヒット商品となる。 ・小学生を対象とした夏休み特別企画第2回採蜜体験を実施。 ・養蜂事業5年目にして初めて越冬に成功。5月末からはちみつを採取を始  め、8月末までに103kgのはちみつを収穫することができた。 ・9月下旬に開催された、地域のセブンイレブンオーナー会議で、清瀬市の  新商品の紹介を行い、清瀬市5店舗、東久留米市9店舗の14店舗で販売する  ことに決定する。 ・ハチに因んで、10月8日からセブンイレブン各店舗での販売が開始。「き  よはちMoisture Honey Gel」は通年販売、「ひまわり畑マドレーヌ」は、  8の付く日(8日、18日、28日)の限定販売することとなる。 ・11月8日販売分で原材料のはちみつの在庫がなくなったため本年度のマド  レーヌの生産を終了。 ・多摩六都科学館で開催した清瀬市特産市に出店。 ・11月22日にテレビ朝日スーパーJチャンネル番組内で、越冬対策の様子  が放送される。  ・平成最後の年末特別イベントとして、市役所産はちみつ「Kiyohachi」を  セブンイレブン清瀬市6店舗、東久留米市9店舗の15店舗で、総数約500個  の限定販売をする。 ・みつばちプロジェクト友の会会員数が12月で400名に達成。 ・市が生産したはちみつを地元事業者が加工、商品化したのは、全国初の取組みのため、日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、都政新報他に掲載される。

5 東京清瀬市みつばちプロジェクト収支一覧表
年度 歳入 歳出 収支 採蜜量 内容 販売 ふるさと納税 消耗品・備品 平成25年度 534,297 ▲ 534,297 平成26年度 138,500 661,926 ▲ 523,426 40kg 平成27年度 612,508 1,060,000 1,097,469 575,039 118kg 平成28年度 101,500 915,000 180,364 836,136 30kg 平成29年度 342,400 228,290 403,086 167,604 68kg 平成30年度 762,800 256,000 535,898 482,902 103kg 合 計 4,416,998 3,413,040 1,003,958 359kg

6 今後の展開 東京清瀬市みつばちプロジェクトの趣旨 目的 なぜミツバチなの? ・みつばちネットワークの構築
 全国で養蜂を展開している自治体、大学、民間団体と連携を図り、相互の地域の活性化を図る。 ・プロジェクトの協力加盟店の募集 東京清瀬市みつばちプロジェクトの趣旨 自然を豊かにするみつばちと共に清瀬の環境保全活動を推進していく。 目的 地域の活性化、花のあるまちづくり事業の拡充、地元ブランドの創出。 なぜミツバチなの? 花粉媒介昆虫のミツバチは、農産物を生産するうえでとても大事な生き物です。清瀬市の基幹産業は農業であることから、ミツバチの飼育を始めました。ミツバチの直接的な効果の検証は難しいですが、ミツバチが清瀬市内を元気に飛び回れるのは、清瀬の農業が健全に営まれているという証です。結果、清瀬産の野菜は安心安全な食材といえるのです。清瀬の野菜のPRにも一躍買っています。


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