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食品添加物とは? ≪定義≫ 食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的
で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するもの ≪役割≫ 食品の製造や加工のために必要な製造用剤 食品の風味や外観を良くするための甘味料、着色料、香料など 食品の保存性を良くする保存料、酸化防止剤など 食品の栄養成分を強化する栄養強化剤
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≪食品添加物の分類≫ 指定添加物(389品目) 安全性と有効性を確認して、厚生労働大臣が指定したもの (例:キシリトール、)
既存添加物(450品目) 長年使用されてきたもの(例:クチナシ色素、柿タンニン) 天然香料(約600品目) 動植物から得られる天然の物質。食品に香りを付ける目的で使用される (例:バニラ香料、カニ香料) 一般飲食添加物 一般に飲食に供されているもので添加物として使用されるもの (例:イチゴジュース、寒天) ※ 今後新たに使用される食品添加物は、天然、合成の区別なく、すべて食品安全委員会による、安全性の評価を受け、厚生労働大臣の指定を受けて、「指定添加物」になる
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食品添加物の現状(1) 私たちが普段食べているものの中にたくさん含まれている “にがり”は、以前は海水からとれるお塩にふくまれるものを使用していたが、現在では、食品添加物のさまざまな豆腐用凝固剤が使用されている。 その他、アイスクリーム、食塩、炭酸飲料、ねりもの、お肉、魚・・・ 豆腐を固める(凝固剤) 塩化マグネシウム、塩化マグネシウム含有物(にがり)、硫酸カルシウム、グルコノデルタラクトン 泡立ちを抑える(消泡剤) シリコーン樹脂 グリセリン脂肪酸エステル
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食品添加物の現状(2) 食品添加物規制の国際的整合化 問題点 食品添加物の規格や基準については、それぞれの国の法律により定められており、各国間で相違点もある。また、食品添加物を使用することができる食品 についても、各国の食文化により違いが生じる。 課題 国際的な貿易が盛んとなり、食品の輸出や輸入が増大する中で、食品の安全性を確保しつつ、規制の整合化をすること 実際の国際的な取り組み 国連食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)の合同食品規格委員会(コーデックス委員会)食 品 添加物汚染物質部会 加盟国からのさまざまな要望が議論され、各国共通の基準や規格の採択を目指した検討が行われている 国連食糧農業機関/世界保健機関合同食品添加物専門家会議(通称: JECFA<FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives>) 食品添加物の安全性について、国際的な評価をする機関。コーデックス委員会とは独立した専門家による会議だが、コーデックス委員会に対して助言等を行っており、科学的知見に基づい た国際的な規格や基準の策定に重要な役割を果たしている。
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