Web アクセシビリティ ~新しいアクセシビリティの基準~ 北海道情報大学 情報メディア学 部 情報メディア学科 新井山ゼミ 山口 岳
前回までの成果 Web 講座テンプレート ポータブルブラウザ
今回までの進捗状況 アクセシビリティの将来展望 Google の成功例
アクセシビリティの話 アクセシビリティとは – アクセス( access )+可能( able )の造語 – ユーザビリティ(使いやすさ)の Web 版 現在では障がい者むけの意味合い 万人が平等にアクセス可能な Web
しかし実態は ユーザビリティからの派生とは遠い意味 – 万人向けのはずが、特定ユーザ向けに – 行過ぎた配慮からくる矛盾 今一度見直す必要性 誰でも使える Web とは何か?
Google の場合 トップページデザイン –Web サイトの目的が明確(検索用途) – 画像検索などの別コーナーへ移動しやすい
Google の場合 検索語句を利用して別の事ができる – 関連画像の検索や地図検索 – 入力をしなおす必要がないため操作が簡単
Google の場合 目的と使い方を明確にした結果 – 結果世界中からの支持を集める – 誰でも使えるサイトに成長 – プラス要素( iGoogle )の導入 ▼ 上級者でも使い応えのあるサイトに
Google の成功例 基本は簡素に、そして少しのスパイス – ベースは簡素なデザインにとどめ最小限の機 能 – マークアップによるカスタマイズ機能 誰でも使えるという事の意味 – 各人のレベルに合わせサイトを選べるという こと
Yahoo の事例 日本のインターネットの初期 – 検索といえば Yahoo – 簡単なニュースも見れる – ポータルサイトの出現 次第に人は Google へ – 多機能化に伴う複雑化 – サイトデザインが混雑し、見づらくなる ▼ 使いづらい
Yahoo の事例 日本のインターネットの初期 – 検索といえば Yahoo – 簡単なニュースも見れる – ポータルサイトの出現 次第に人は Google へ – 多機能化に伴う複雑化 – サイトデザインが混雑し、見づらくなる ▼ 使いづらい
Yahoo の事例 現在の Yahoo Japan – サイトの目的が複数存在(ポータルサイト) – 検索以外の機能が充実かつ多機能化 – 中~上級者以外に理解できる部分が少ない
評価・考察 万人が共通に使いやすく、というのは難し い – ある程度のレベル、目的に見合ったサイト作 り – 初心者は初心者なりに、上級者はさらに上を といった、ある程度の変更を盛り込む そうした土台の上に、デザインを組み込む – この場合は闇雲にユニバーサルデザインを 組み込むよりも、必要に応じて取捨選択
今後の課題 引き続きの製作 状況に応じてツール紹介
次回までの成果誓約 語句検索もしくは HTML 索引の実装 索引に路線変更を検討中