基礎インスリン増量による 空腹時血糖値是正の意義. | 2 HbA1c 8%以上は空腹時血糖値の是正が必要 Monnier L. et al;Diabetes Care (30), 2, 2007.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
糖尿病の診断 関東労災病院 糖尿病内分泌内科 杢保敦子 2007 年 10 月 21 日 第 2 回市民公開講座 2007 年 10 月 21 日 第 2 回市民公開講座 「糖尿病を知ってその合併症を防ぎましょう」 「糖尿病を知ってその合併症を防ぎましょう」
Advertisements

7. 消化器系と代謝. 肝炎 ウイルス性肝炎 A 型肝炎 - 経口感染 B 型肝炎 - 垂直感染( 子宮内感染 ) 、性行為感染 C 型肝炎 - 医原性(輸血、血液製剤等) D 型肝炎 E 型肝炎 - 経口感染 G 型肝炎 TT 型肝炎 肝炎ウイルス以外のウイルスによる肝炎: EB ウイルス、サイトメガロウイルス、ヘルペスウイルスなど.
今 日 の ポ イ ン ト今 日 の ポ イ ン ト 糖尿病人口は予備群を含めると 2,050 万人1.1. 糖尿病は血糖値が高くなる病気 ただし自覚症状がほとんどありません 2.2. 血糖値が高い状態を「高血糖」といいます3.3. インスリンの作用が弱くなったために高血糖に なったのですが、高血糖は必ず改善できます.
血糖値の調節 膵臓 肝臓 筋肉 血 糖 脳 インスリン ↑ 200 g/ 日 120g/ 日 乳 酸 乳 酸 グリコーゲン グリコーゲン グリコーゲン グリコーゲン ( 食事 ) 脂肪組織 Plasma Glucose Blood Glucose 尿糖 血糖値は制御された値 であり制御機構が正常 なら全く血糖は上昇し.
34-2 今 日 の ポ イ ン ト今 日 の ポ イ ン ト 現代社会とストレスと糖尿 病 1.1. ストレスによる 血糖コントロールへの影響 2.2. QOL障害によるストレ ス 3.3. 糖尿病とうつ 4.4. ひとことアドバイス 5.5.
11-2 知っておくと役立つ、 糖尿病治療の関連用語 一次予防、二次予防、三次予 防 1.1. インスリン依存状態 インスリン非依存状態 2.2. インスリン分泌 3.3. 境界型 4.4. グルカゴン 5.5. ケトアシドーシス、ケトン体 6.6. 膵島、ランゲルハンス島 7.7. 糖代謝 8.8.
1. 動脈硬化とは? 2. 動脈硬化のさまざまな 危険因子 3. さまざまな危険因子の 源流は「内臓脂肪」 4. 動脈硬化を防ぐには
非専門医のために役立つ 糖尿病患者日常診療のコツ(1) -診断を中心として- 関東労災病院 腎臓代謝内科 (現 糖尿病内分泌内科) 杢保敦子
A case of pneumatosis cystoides intestinalis attributed
DM・ HYBRID療法 (簡単・糖尿病初期寛解療法) (内科開業医御用達バージョン)
糖尿病の成因と病期 1型糖尿病 2型糖尿病 ・右向きの矢印は糖代謝の悪化、左向きの矢印は糖代謝の改善を表しています
当院健診施設における脂肪肝と糖尿病リスクの統計学的な検討
糖尿病患者におけるPWV (脈波伝播速度) 当院通院糖尿病患者648名からの解析
CHA2DS2-VAScスコア別 RE-LY®サブグループ解析結果の考察 小川 久雄 熊本大学大学院 生命科学研究部 循環器病態学
1. 低血糖とは? 2. 低血糖の症状 3. がまんは禁物。すぐにブドウ糖や、 炭水化物を口にする 4. 低血糖を減らすコツやアイデア 5.
今 日 の ポ イ ン ト 1. 糖尿病治療のための食事は「健康食」です 2. まず初めに、食生活の基本をチェックしましょう 3.
糖尿病の病態 中石医院(大阪市) 中石滋雄.
エビデンスレベルと推奨形成の実際 –臨床医、患者の視点に立って?-
より多くの人に糖尿病予防の生活指導ができるように
骨格筋のインスリン抵抗性が肥満の引き金 1 参考 最近、エール大学のグループは、骨格筋のインスリン抵抗性がメタボリック症候群を引き起こす最初のステップであることを報告した。BMIが22-24の男性をインスリン感受性度で2グループに分け、食事(55%炭水化物、10%蛋白質、35%脂肪)を摂取してから、筋肉のグリコーゲン量をMRI(核磁気共鳴画像法)で調べたところ、インスリン感受性群に比べて、抵抗性群ではグリコーゲン生成が61%減少していた。肝臓のグリコーゲン量は2群間で有意差はみられなかった。しかし、肝臓の
糖尿病とは インスリン作用不足による 慢性の高血糖状態を主徴とする 代謝疾患群 まず糖尿病とはどんな病気か知ってしますか?
2型糖尿病患者におけるナテグリニドと メトホルミン併用療法の有効性と安全性の検討
B-15.
1. 病気になると血糖値が 高くなりやすくなります 2. 最も注意が必要なのは 糖尿病の「急性合併症」 3. シックデイの対応
1. 経口薬(飲み薬)による治療が 必要なのは、どんなとき? 2. 糖尿病の飲み薬の種類と特徴 3. 飲み薬による治療を正しく
一般診療所における インスリン外来導入について
図1 対象症例 H20.1/1-1/31までの入院・外来糖尿病患者総数 入院患者 15203名(内 透析患者 622名)
メタボリック症候群(MetS)の有無と、成人以降の体重増加とCKDの関連
CHA2DS2-VAScスコア別 RE-LY®サブグループ解析結果の考察 小川 久雄 熊本大学大学院 生命科学研究部 循環器病態学
第2回栄養セミナー 川崎医科大学 糖尿病内分泌内科 衛藤 雅昭 生活習慣病(肥満,糖尿病,高脂血症)の 食事療法
Journal Club 2011年11月17日 8:30-8:55 8階 医局 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科
1. 血糖自己測定とは? 2. どんな人に血糖自己測定が 必要なのでしょうか? 3. 血糖自己測定の実際 4. 血糖自己測定の注意点
インスリンの使い方 インターンレクチャー.
「ヘモグロビンA1cについて」 赤血球 お答えします ヘモグロビンA1cという言葉をよく耳にするようになりました。
特定保健指導値の血糖100mg/dl、HbA1c5.2以上適用後のインスリン測定の意義
糖尿病 かかりつけ医 紹 介 専門医 医療連携の紹介・逆紹介のポイント 逆紹介(返送を含む) 専門的な治療や指導等
糖尿病 診断・治療の流れ 診断と治療の流れ 問診・身体診察 検査 診断 治療
Hironori Kitaoka.
糖尿病患者においては、 胃排出能が、本当に 亢進しているのか? HDC アトラスクリニック院長 日本医科大学客員教授    鈴木 吉彦 
「低血糖」とは? 糖尿病治療中、どなたにもおこる可能性があります。対処をすれば回復しますので、慌てずに。 ★「低血糖」とは
日本糖尿病学会のアクションプラン2010(DREAMS)
ヒトインスリン混合製剤30から 二相性インスリン アスパルト30/70への 切り替え時における食後高血糖および 動脈硬化の改善
糖尿病対策の啓発スライド (日本糖尿病学会: 「健康日本21」の糖尿病対策検討委員会作成).
肥満の人の割合が増えています 肥満者(BMI≧25)の割合 20~60歳代男性 40~60歳代女性 (%)
糖尿病とインプラント治療~ HbA1cより末しょう循環障害に注意せよ, 尿中微少アルブミンの意義 平成28年11月16日 健学の会 帯広.
メタボリック シンドローム.
糖尿病.
基礎インスリンや追加インスリンの、特徴差別化
Rebound HyperGlycemia Caused by GLP1 Tachyphylaxis (RHGT) という造語を創った背景
糖尿病治療における次のstageを考える
炭水化物 (2)-イ-aーB.
Diabetes & Incretin Seminar in 福井
喫煙者は糖尿病に なりやすい!! 保険者機能を推進する会 たばこ対策研究会 003_サードハンドスモーク(3).pptx.
市区町村別標準化該当比マップ (2013年度版) 岡山県保険者協議会 岡山県国民健康保険団体連合会.
特定保健指導に先駆けた 受診勧奨者への外来栄養指導
小児に特異的な疾患における 一酸化窒素代謝産物の測定 東京慈恵会医科大学小児科学講座 浦島 崇 埼玉県立小児医療センター 小川 潔、鬼本博文.
配分食という、概念 糖尿病専門医の処方の Tips である。そして、 それは最新のTipsにも なりつつある。
高脂血症.
災害時の循環器リスクスコア - AFHCHDC7 Score
1. 糖尿病の自覚症状は あてにならない 2. 主な検査の種類 3. 検査値の意味と 基準値・コントロール目標 4.
1.
A-2 男性用 健診結果から今の自分の体を知る 内臓脂肪の蓄積 ~今の段階と将来の見通し~ 氏名 ( )歳 摂取エネルギーの収支
開発本部 メディカル&サイエンスアフェアーズ部 角田 良孝(YTSU) マーケティング本部 インスリン部 八田真以子(HATT)
1. 糖尿病予備群って、なに? 2. 糖尿病って、どんな病気? 3. どんな時に糖尿病予備群と 言われるの? 4. 糖尿病予備群と言われたら
1. 低血糖とは? 2. 低血糖の症状 3. がまんは禁物。すぐにブドウ糖や、 炭水化物を口にする 4. 低血糖を減らすコツやアイデア 5.
A-3 女性用 健診結果から今の自分の体を知る 内臓脂肪の蓄積 ~今の段階と将来の見通し~ 氏名 ( )歳 摂取エネルギーの収支
透析周辺機器の入れ替えに伴う透析液水質と患者臨床データの変化
1. 糖尿病の合併症としての 性機能障害 2. 性機能障害と糖尿病治療 3. 性機能障害、とくにEDの 原因について 4.
1. ご高齢の糖尿病患者さんと 若い人との違いはなに? 2. ご高齢の糖尿病患者さんの 治療上の注意点 3. ご高齢の糖尿病患者さんの
自分のメタボ度を調べてみよう 1.肥満度として、Body Mass Index (BMI)を計算しましょう。 = =
Presentation transcript:

基礎インスリン増量による 空腹時血糖値是正の意義

| 2 HbA1c 8%以上は空腹時血糖値の是正が必要 Monnier L. et al;Diabetes Care (30), 2, 2007

| 3 ありなしベースラインでの糖尿病の既往: がんによる死亡 (試験数 43 ;死亡例数 12,370 ) 血管病変による死亡 (試験数 50 ;死亡例数 16,211 ) それ以外による死亡 (試験数 42 ;死亡例数 8,380 ) 平均空腹時血糖値 54 ( mg/dL ) 平均空腹時血糖値 平均空腹時血糖値 Emerging Risk Factors Collaboration : N Engl J Med 364 ( 9 ): , 2011 空腹時血糖値が高まると、 血管病変やがんによる死亡のリスクが高まる 54 ( mg/dL ) ( mg/dL )

| 4 日本人の空腹時血糖値とインスリン分泌能の関係 Tanaka Y, Matsuoka K, et al. Diabetes Care 1998;21: * :p<0.01 (vs 正常型群) † :p<0.01 (vs IGT型群) Mean ± SE AUC INS (m単位・hr/mL) (mg/dL) FPG 糖尿病型群(n=483) IGT型群(n=809) 正常型群(n=829) * * * * * * * * † * † * † * † 110

| 5 空腹時血糖値を是正することで、 インクレチン効果が高まることも示唆されている Meier JJ, et al.: Diabetes 59 ( 5 ) : , 空腹時血糖値 r 2 = 0.48 p < 回帰分析(点線は 95 % CI ) コントロール群 第一度近親者 2 型糖尿病 ( mg/dL ) (%)

| 6 Degludec 作用時間 高 ( hr ) 日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド 血糖コントロール目標改訂版より改変 発現時間最大作用時間持続時間 Glargine 1~2時間 あきらかな ピークなし 約24時間 Degludec -注2)-注2) あきらかな ピークなし 42時間以上 注 2 ) 定常状態にて作用持続する。 Glargine Glargineは1日1回投与に適した24時間型基礎インスリンであるため、 用量調節がしやすく、目標とする血糖コントロールの達成が可能

A Randomized, Multicentre, Multinational, Open-Label, Parallel-Group, 24-Week Phase IV Study evaluating the Effectiveness and Safety of Physician versus Patient-led Titration of Insulin Glargine in Type 2 Diabetes Mellitus Asian Treat to Target Lantus Study ( ATLAS ) : A 24 week Randomized, Multinational study Satish Garg, Karim Admane, Nick Freemantle, and the ATLAS Study Group Evaluating the Patient Experience in the Asian Treat to Target Lantus Study ( ATLAS ) : A 24-Week Randomized, Multinational Study Nick Freemantle, Karim Admane, Satish Garg, and the ATLAS Study Group

目的と主評価項目 目的 – アジア地域(中国、インド、日本、パキスタン、ロシア、フィ リピン)の 経口血糖降下薬で血糖コントロール不良で、インスリン未治療 の 2 型糖尿病患者に対し、患者主導による用量調節または医師主導 による用量調節を実施したときのグラルギンの有効性を比較検 討した。 主要評価項目 – 患者主導により用量調節した場合の平均 HbA1c の低下を、 医師主導により用量調節した場合と比較した。 Diabetes Technol Ther. 13 ( 1 ) :67-72, 2011

ATLAS 試験デザイン Diabetes Technol Ther. 13 ( 1 ) :67-72, 種類の OAD * を 3 ヵ月以上 投与しても十分な血糖コン トロールが得られず、 インスリン未治療の患者 n = 552 被験者自身が 3 日ごとに グラルギンの用量調節を実施 n = 275 <患者主導群> ※ 直接来院または電話により医師が グラルギンの用量調節を実施 n = 277 <医師主導群> ※ スクリーニング 0 24 週 HbA1c : 7.0 ~ 11 % 罹病期間:> 2 年 年齢: 40 ~ 75 歳 BMI : 20 ~ 40 kg/m 2 *SU 薬, BG 薬、 α-GI, DPP4 阻害薬、 グリニド系薬 両群ともに、グラルギン 10IU/ 日から投与を開始。 (イ ンドは 8 ~ 10 IU/day, 日本は 4IU/day ) 試験期間 2 型糖尿病患者 -2 週 ※ 経口血糖降下薬を服用している場合は継続。ただし、 SU 薬またはグリニド系薬を投与している患者に低血糖が生じ た場合は、試験責任医師の判断によって投与を中止する か、投与量を減量する。 日本人は 160 例(患者主導群 81 例、 医師主導群 79 例) 開始時、 2 週、 6 週、 12 週、 16 週、 24 週は来院、 1 週、 3 週、 4 週、 5 週、 8 週、 10 週、 20 週は電話で フォローアップ

インスリン用量調節のアルゴリズム 過去 3 回続けて測定した空腹時血糖値( FPG )の中央値に基づき調 節 Diabetes Technol Ther. 13 ( 1 ) :67-72, 2011 空腹時血糖値( FPG )インスリン投与量 FPG ≦ 56mg/dL 医師の裁量および医師の臨床的判断により 減量 ≦ 70mg/dL または症候性低血糖 * -2U 70mg/dL < FPG ≦ 110mg/dL 変更なし 110mg/dL < FPG ≦ 160mg/dL +2U FPG > 160mg/dL +4U *空腹時血漿血糖値( FPG )とは無関係に生じ、炭水化物の経口摂取が有効な低血糖症状または血糖値が ≦ 56mg/dL を示す低血糖エピソードと定義。

患者背景 (ベースライン時) 患者主導群 N=275 医師主導群 N=277 全体 N=552 年齢 (歳) 57.0 ± ± ±8.55 性別 - 男性 (%) 糖尿病罹病期間 (年) 10.3 ± ± ±6.19 経口糖尿病薬治療歴 (年) 8.2 ± ± ±5.60 BMI ( kg/m 2 ) 27.5 ± ± ±4.69 腹囲 ( cm ) 94.3 ± ± ±11.55 HbA1c (%) 8.70 ± ± ±1.05 空腹時血糖値 ( mg/dL ) ± ± ±37.9 食後血糖値 ( mg/dL ) ± ± ±51.8 Mean±SD

HbA1c の変化量の推移 940-P ADA (%) p < (週) HbA1c 0.15 % p=0.04 LSMean±SD 医師主導群 患者主導群

グラルギンの投与量(試験開始時と終了 時) 940-P ADA 2013 (単位 / 日) 0 試験開始時試験終了時 医師主導群 患者主導群 p <

グラルギンの投与量ならびに空腹時血糖値の推移 (単位 / 日) ( mg/dL ) (週) 空腹時血糖 (患者主導群)空腹時血糖 (医師主導群) インスリン用量 (患者主導群) インスリン用量 (医師主導群)

低血糖発現率 940-P ADA 2013 (%) 0 重症低血糖夜間低血糖 症候性低血糖 p=0.02 p=0.002 医師主導群 患者主導群 0.02 件 0.78 件 0.31 件 3.35 件 1.56 件 発現頻度 (件 / 患者・年)

体重の変化量 940-P ADA 2013 Small (< 1 kg) but generally significant increase in weight in both treatment arms, with no significant difference between treatment arms

DTSQ s値の経時的変化 1242-P ADA 治療開始時 6 週後 週後 24 週後 a 4.65 a 4.37 a 4.71 a 5.34 a 5.05 a 医師主導群患者主導群 a p < 0.01 vs. 治療開始時

まとめ 日本人 160 例を含むアジア人による初のランタス用量調節に関する エビデンス 簡易なアルゴリズムを用いて積極的な用量調節を実施した 積極的な用量調節を実施することで、両群とも 12 週目から HbA1c は 有意に低下し、患者主導群で有意に HbA1c が低下した 患者主導群では、平均 28.9 単位までより積極的に用量調節が可能で あった ランタスをより積極的に用量調節した結果、患者主導群では医師主 導群と比較して、夜間ならびに症候性低血糖が有意に増加したが、 重症低血糖には差が認められなかった 血糖コントロールの改善により、両群いずれも DTSQ 値が向上した

| 19 Degludec 作用時間 高 ( hr ) 日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド 血糖コントロール目標改訂版より改変 発現時間最大作用時間持続時間 Glargine 1~2時間 あきらかな ピークなし 約24時間 Degludec -注2)-注2) あきらかな ピークなし 42時間以上 注 2 ) 定常状態にて作用持続する。 Glargine Glargineは1日1回投与に適した24時間型基礎インスリンであるため、 用量調節がしやすく、目標とする血糖コントロールの達成が可能