進捗報告 M2 下村 地上系会議
内容 teleout の qsub MDCSimulator 改善 QLOrbISS 改善 ToDo
teleout の qsub teleoutSUB.sh というスクリプトを作成 インターフェース – オプションはほぼ teleout と同じ – できたデータは CALET_Ana/analysis/TeleSim 以下に コピーされる → “-C” オプションで指定 – データセットを指定する “-D” オプション – データの拡張子を追加できる → “-E” オプションで指定 ex) CR~.bin.test ex)qsub./teleoutSUB.sh -s 0 -p d S conf/MDCSetting_pSingle.cfg -C pSingle -E.test -D all4EPICS → CR_MJD55501_05406.bin.test というデータが、 CALET_Ana/analysis/TeleSim/pSingle/M30 〜にで きる
MDCSimulator 改善 フレーム作成・イベント取得時刻の変更 – 本来は GPS 時刻が入る ↔ 今までは MAXI の時間を使用していた – 力石君が求めた MAXI Time と GPS Time のオフ セットを使い、シミュレーションの時刻を修 正した ex) MJD s 0 ⇒ 2010/11/01/00:00
QLOrbISS 改善 前回課題の太陽と軌道の経度が合わない問題を解決 – 視恒星時のデータが足りていなかった( 2010/10~12 のみ) レートのカラースケールから CALET の Marker の色を決 定 before after
QLOrbISS RA-Dec 表示 とりあえず動くものはできた 課題 – 世界地図のラインが上手く引けない時がある – レートをプロットするなら、世界地図に固定してどう動かすべきか要 検討
Todo QLOrbISS RA-Dec の課題をクリアする
END
QLOrbISS の改善 前回からの改善点 – フレームの XY 軸を最前面に Draw するようにした – トリガーレートのカラースケールを表示した – カラースケールの Log/Linear 、最大・最小を変更可能にした – レートの種類を変えられるようにした – トリガーレートのマッピングの On/Off ボタンを追加した Off にするとカラースケールも隠れる
QLOrbISS 問題点1 太陽の位置と影の領域を描写するようにしたが。。 問題点:現在の太陽位置と比べて、経度が合わない 太陽 ISS 今日3:55頃の太陽位置の比較( JAXA: 「きぼう」 /ISS の 2D 位置情報より)
QLOrbISS 問題点2 ISS の現在時刻の予測軌道を描写するようにしたが。。 問題点:現在の ISS 軌道と比べて、経度が合わない 太陽 ISS 今日3:55頃の ISS 軌道の比較( JAXA: 「きぼう」 /ISS の 2D 位置情報より) ± 1000秒分の軌道予測をプロット
ToDo QL の作成案を練る Level0 データの検証
Validate Level0 TcpServerEXMain を流用して Level0 データの検証用プロ グラムを作成した – 目的: Level0 データのチェック –UKey2/EventID の連続性、チェックサムの確認等 GSE ヘッダ データ部 GSE ヘッダ データ部 GSE ヘッダ ・・・・・・ Level0 データ Telemetry Data File:HighLat/CR_MJD55501_00000_00050.bin.ics TcpServerEXMain... secDiff= [CheckSum OK 0000] [CheckSum OK 0000] [CheckSum OK 0000] [CheckSum OK 0000] [CheckSum OK 0000] 実行例 エラーがあるとここ にコメントが出る
QLSummary 修正 ボタンを追加+見栄えの修正
CALET ISS 軌道データ作成 (EPICS) /nfs/RAID/home/asaoka/calet/TelemetrySim にて環境変数をセット –$source setenv.sh [Data set] /nfs/RAID/home/asaoka/calet/TelemetrySim/CALET_ISS にて ISS 軌道 CALET 入力データを生成 –$./telesim [-d MJD Date] [-s Start Sec] [-p Proc Sec] [-n Sec Div] – データ生成ディレクトリ ~/work/TelemetrySim/data/CRSample/[Data Set]/M30/ → CR_MJD[Date]_[Sec]_[Div].dat – 入力データとして、データ・セットに対応する ATMNC3 データが必要。 → ~work/TelemetrySim/data/CRMap 参照 /nfs/RAID/home/asaoka/calet/TelemetrySim/CALET_Ana/trunk にて EPICS データを生成 –$./epicsSGE.py [-d Data set] [-j MJD Date] [-s Start Sec] [-p Proc Sec] [-f Sec Div] [-r Retry] – データ生成ディレクトリ ~/work/TelemetrySim/data/EPICS/[Data Set]/M30/ → CR_MJD[Date]_[Sec]_[Div].root
ソケット /QL プログラム修正 ソケットプログラムのオプション追加 –“-c”: パケットに記述された時間を付け替えない QLEvDisp 、 QLSummary 、 QLSumText のルーチ ンの改善 – 問題点:実行時に激しいメモリリーク 原因 : UniqueKey3 が 1,6 以外のデータで、 MDCSimulator のインスタンスを delete してなかった – 修正後:激しいメモリリークは解消 ただし、微妙に残っているので今後の課題。
MDC Simulator 修正 Write ルーチンの変更の必要性 –MSS のサンプルデータの解析によりシミュレーションデータに 以下の相違点が判明 イベントデータ 2 ワード目以降の 13 ワード目:ユーザシーケンスカウン タの削除 CRC を削除 フラグメントの最大、最小が NASA/ICS 経由で違う => 最小以下の場合、 0 埋めする必要あり –NASA : Max Packet Size = 8(CCSDS Header) ( 内 Event Data 730 words), Min Packet Size = 8(CCSDS Header) + 42 ( 内 Event Data 30 words) –ICS : Max Packet Size = 748 ( 内 Event Data 736 words), Min Packet Size = 24 ( 内 Event Data 12 words) Read ルーチンの修正 (140517) –Event データ ラストフレームの Word 数 先頭フレームの T otal Word Length を使い導出
MDC Simulator 修正 テスト NASA/ICS 経由のそれぞれについて 10 秒分データを 作成 –QL で確認 => データは問題なく読めた 過去のデータとの整合性は要検証 –TcpClientQLMain の Read オプション “r”= 0 : 修正済みシミュレーションデータ “r”= 1 : MSS のサンプルデータ “r”= 2 : 過去のシミュレーションデータ
QL 追加 QLSummary, QLSumText 定時データ、イベントデータのサマリを表示 定時データのサマリは MPC でのパルステスト用 ソフトウェアのルーチンを流用 – 使用方法 TcpClientQLMain のオプションで、 “-S” : QLSummary を起動 QT の Window にサマリを表示 “-Q” : QLSumText を起動 コマンドラインにサマリを表示 キーボードによる入力受付
QLSummary 使用例 Very preliminary!
EPICS CAD モデルの使用 現状 – 現在使用中の EPICS の Geometry も CAD モデルであ る – ただし、 EPICS ユーザ部に以下のアップデートが あるので、現在導入中 -Bug -"EDepAll(_prim, Eff, Eff_prim)" were NOT initialized in each event. This is fixed. -Add -calculate the component number of first interaction point, and ouput it. -Update-1 -use "epq1stIntTrack" function(Epicsv9.161~) to find 1st interaction point -Update-2 -unify the numbering method of component number. the start number is "0", not "1" (ex.) SciFi number: (0~447) PWO-log number: (0~15)
課題リスト( ) QL の Hit 情報バグ(途中まで調査) 100TeV 問題 CRC の取り扱い MDC Simulator のメモリ管理( OK ) データ生成 =>6 周分で停止 広平面入射の HE トリガーレートが合わな い トリガー効率の確認
QL Hit 情報調査 Local で調査 –git clone 最新の状態でテスト環境構築 –test.sh 実行でエラー発生 ( 新環境 ) → バージョンを戻して確認 $ git checkout ‘ ハッシュ ’ (Date: Tue Jan 7 21:55: ) DeadTime の取り扱い変更が原因、ソースに追記 → もう一度 test.sh を実行し、現行 ver の結果と diff にて確認 最新のテストデータにアップデートする必要あり –IEEE, GSE(ICS,NASA) ヘッダについてそれぞれ調査 HE でトリガーされた全イベントに対し、 LD TASC HE Hit 情 報が 0 になっていないか確認 50 秒分のデータをそれぞれ作成 → どちらもなっていなかった WCOC のマシンでも確認、 ok →QL ではおかしいので、 QL のアルゴリズムの確認
QL Hit 情報調査 QL のアルゴリズムの理解 –MDC Simulator 内部でパケットを読むルーチンが発見できなかった → 解決済み( ) 内容 –ICS,NASA 経由のデータを 50 秒分それぞれ生成 EPICS all psingle –QL 実行 CHD の Single,IMCY4 の Single がおかしい –QL のインスタンス内で Hit 情報を確認 → 上記バグが発生した –MDC のインスタンス内で Hit 情報を確認 → 上記バグが発生しない やった位置 »ThreadClientRelay.cpp ReadGSE() の直下◯ CloneInstance() 後の mdcQueue ☓ »MDCSimulator.cc CloneInstance() 中☓ CopyValuables() 中◯ »QLEvDisp.cpp »TQLDispDet.cc InitDraw() 中☓ –MDCSimulator::CloneInstance() で上手くインスタンスがコピーできてない – 以上を踏まえ、原因として mdc のインスタンスを渡す際にメモリを誤開放していることが考えられる。 使うネットワークによって、 GSE ヘッダが上手く読み込まれないときがある → 帯域が問題 – 自前の Mobile Wifi 経由で発生 – 研究室内ネットワークでは動く
PWO 平均 Energy Deposit PWO 一本一本の ΔE のレートを求める(軌道 1 周) 方法 – 使用データ: MJD55501 、 EPICS all particles – teleout.cc を改造し、各 PWO 毎に 1 秒毎の ΔE の sum を出力 getPwoEnergyDeposit.cc 出力を確認. ( :06 ) – 100TeV の粒子の影響により、甚大な ΔE がちらほら確認でき る →1TeV 以上のイベントを一旦 cut 5406 秒分のデータを作成 – レートの絵を描く GetPwoEDepRate.C – MIP の値は 2GeV のミューオンの ΔE より(赤池さん) GeV / 1PWO – 192 本まとめて Draw
QL Hit 情報調査 今日の目標: QL のアルゴリズムの理解 内容 – まず ICS 経由のデータを 50 秒生成 EPICS all psingle
Hit 情報バグ QL でイベントビューアを呼び出す際に、トリ ガー情報と、 LDHit 情報が一致しない 原因調査 – 使用データ: EPICS all particle, 周分のデー タ, Header:IEEE – teleread によりイベント情報を目で確認 =>特に異常なイベントはなし – HE でトリガーされた全イベントに対し、 LD TASC HE Hit 情報が 0 になっていないか確認 =>全て 1 になっていた。 ここで確認した変数を QL で読み込んで い るので、バグの原因ではなさそうです。