久留米大学附設高校 同窓会東京支部総会ごあいさつ 平成21年11月13日 学校長 吉川 敦 (平成21年11月9日撮 影)
支部総会おめでとうございます。 さて、このたびのお招き大変恐縮しております。 皆さまの日々のご活躍を心よりお慶び申し上げます 。 ごあいさつに代えて、最近の附設の様子につい て 二三申し述べます。
1.新校舎について 皆様の関心事の第一であろうと存じます。 模型は8月末時点の図面に基づいてお り、 その後若干変わっています。 体育館 一号館 体育館 一号館
正源寺の方から 校門の方から
工程の概要
計画案の概要 基本設計は、設計事務所( 教育施設研究所 )と学校側の共同作業であったと言える と思います。特に、現校長が(つまり、わたくしですが)、相当に議論を主導い たしました。 その意味で、出来については、大変重い責任を現校長は負っております。 基本設計 なお、設計に当たって特に留意したこ と 1) 生徒にとって行止まり感のある場所を作らない 2) 大人の眼差しが必ず感じられるようにする 卒業生の建築家の皆さん(アーキテクツ 21 )との協同、特に、昨年一年間か けての「勉強」の成果に加えて、設計協議の過程で先方からの設計案の検討 や変更可能性について具体的なご意見をいただくことができました。設計事 務所任せにならなかったのは、偏にアーキテクツ 21 の皆さんのお力添えに依 ります。 要するに、中等教育機関としての先導性と適切性の確保に留意しま した。
新校舎での新附設 新しい校舎は、すなわち、新しい学校の誕生でもあります。 40 年前の現在の野中の校舎は、まさに、附設の脱皮であり、羽化でもありま した。 わたくし自身,新校舎が文字通り学校の脱皮であるというこ との意味がようやく実感として湧いて参りました。 この校舎は、附設の一層素晴らしい飛翔の契機になるでしょ う!
2.最近の附設 今年も『進路講座』が開かれました。 今年度支部総会の幹事学年の方にもお出でいただきました。 今年度から、二回に分けて開催し、講師の人選にあたっては、 同窓会に全面的なご協力をお願いしました。 12月分の講師の皆様にもよろしくお願い申し上げます。 講師の皆様には大変お世話になりました。 どうもありがとうございました。
もっとも久しぶりに来校された先輩の皆さんからは本校の現況に ついて厳しいご指摘もいただきました。例えば: 不徹底な掃除の結果 (これは最悪事例ではありません) 清掃という行為は重要な教育活動でありますので、改善に努めま す。 もともと気付いていたことだけに忸怩たるものがありますが、新 校舎を きれいに保つためにも今からでもきれいにしたいと思います。 2号館3階階段室 付近のワタゴミ
生徒諸君はもちろん元気いっぱいです。 偶然よそ見していた二人 中3公民 中3体育
久留米大学御井学舎校門から眺めた高良山 以上で、わたくしのあいさつは終わります。 ご清聴ありがとうございました。