電気通信大学 吉浦研究室 中山心太
中山ところてん 電気通信大学 人間コミュニケーション学 専攻 修士1年 学部は電子工学科 研究分野 情報セキュリティ(とか) プログラマーじゃなくて SE コーディングは嫌い 設計は大好き
セキュリティは高校時代からの惰性 高校時代はステガノグラフィを自作 学部時代は情報を独学して留年 現在は光学、脳科学、民俗学、経済学 あたりを適当に勉強中
150 人 ダンバー数と呼ばれている
霊長類学者のロバート・ダンバー氏の論 文 大脳新皮質の大きさと、群れの大きさの 関係 群れの大きさと、大脳新皮質の大きさに、 相関があることがわかった。 人間の大脳新皮質の大きさを外挿で、 人間の形成できる群れの大きさを算出
脳は有限の大きさだから、 コミュニケーションもまた有限である 会社の部署の大きさが 150 人 軍隊の行動単位が 150 人 Etc… でも人間社会は 150 人を超えたコミュニティを形成 ….
集落の遺跡を調べると、 250 人以下の集落と、 1000 人以上の集落が多く見つかる。 250 人 → 歴史学上、子供は人ではないので、 ダンバー数にきわめて一致 1000 人以上の集落には何が起こったのか
1000 人以上の集落は、 儀礼や宗教が発生している 儀礼、宗教 = プロトコル 現代社会もダンバー数を超える コミュニケーションを実現している。 プロトコルとは何か?
プロトコル=抽象化、オブジェクト指向 である 同じ手続きを踏めば、同じ結果が返って くる。 ものを買うというプロトコル コンビニの店員から物を買う コンビニの店員クラスを継承した個人 コンビニの店員が持つ関数を叩くことで購入 する
スーパークラスを知っていれば、 インスタンスが何かを知る必要はない スーパークラス コンビニの店員 警察官 社会常識 これにより、脳の容量を使わずに、 コミュニケーションが可能に
名無しさん = 名無しさん型オブジェ クト 匿名コミュニケーションは脳を圧迫しな い Blog, メーリングリスト,SNS, etc… これらは人数が多くなると破綻している
実名ありのコミュニケーションをやれ! そんなのは、人間の脳の容量からして無 理! 人間の脳を圧迫しない形の、 非匿名コミュニケーションを考えるべき