情報コミュニケーション入門 ワープロソフト入門(1) レイアウトと書式の設定
ワードプロセッサの機能と変遷 情報コミュニケーション入門 2016 年度版情報コミュニケーション入門 2
ワープロの機能(1) 初期のワードプロセッサ(略してワープロ) は,それまでのタイプライタに編集機能・記 憶機能を加えたもの。 パソコンの処理能力(速度・記憶容量)の向 上に伴い,ワープロ固有の機能も生み出され てきた。 日本(あるいは英語圏以外の言語)固有の事 情として,漢字入力の手段も充実してきた。 ➝現在では各国文字の入力はワープロ固有の 機能ではない 2016 年度版情報コミュニケーション入門 3
タイプライター(英文/和文 ) 2016 年度版情報コミュニケーション入門 4
日本語ワードプロセッサ (専用機) 2016 年度版情報コミュニケーション入門 年,東芝製
漢字入力用タブレット 2016 年度版情報コミュニケーション入門 年頃, NEC 製 1 文字ずつ探す 手間がかかるの は,和文タイプ ライタと同様
ワープロの機能(2) 入力・編集作業の支援機能 文字数等のカウント 校正(スペルチェック機能) 表現力を高めるための機能 文字以外の要素の組込み データベースとの連携機能 差込印刷 2016 年度版情報コミュニケーション入門 7
文書のレイアウト 情報コミュニケーション入門 2016 年度版情報コミュニケーション入門 8
2016 年度版情報コミュニケーション入門 9 レイアウト機能 ワープロが自動的に行なってくれるものと, そうでないものとの区別をつけ,使い分ける。 行末での折り返し 行数を超過した部分の次頁への送り込み 行頭・行末の位置(行の幅) 文字間・行間の調整 揃え位置(左揃え,右揃え,中揃え(センタリン グ)) 段組・印字方向(横書き・縦書き)
2016 年度版情報コミュニケーション入門 10 文書としての体裁づくり 用紙・印刷幅の調整 [ページ設定]による調整 [段落]を意識したレイアウト調整 ヘッダー・フッターの活用 日付・ページ番号・タイトル・章見出しな どの自動印刷 脚注の利用(多用は禁物) 本文の流れを損ねずに補足
2016 年度版情報コミュニケーション入門 11 ページ設定 印刷の向き(用紙の 方向)・余白の大き さ・段組み数などを 設定 プリンタや用紙の大 きさに依存するので, 大きな項目から設定 後からでも変更は可 能
2016 年度版情報コミュニケーション入門 12 文字の書式 入力後の文字を変え るには,対象となる 文字などをあらかじ めドラッグ操作で指 定 強調したい文字(タ イトル)などに対し て用いる
2016 年度版情報コミュニケーション入門 13 段落の書式 [Enter] キーで区切ら れた文・図・表の要 素(段落)ごとに設 定 右寄せ・センタリン グ・均等割(配置) や行間の高さなど部 分的な調整を行う
2016 年度版情報コミュニケーション入門 14 ルーラーによる左右端の調整 ルーラー(白の部分は紙幅 ) 各段落の第1行の左位置 2行目以降の左位置 右端(行末)の位置 それぞれドラッグ操作で位置を変更できる 数値的には「段落」の 「インデント」で調整 可能
文字編集 情報コミュニケーション入門 2016 年度版情報コミュニケーション入門 15
2016 年度版情報コミュニケーション入門 16 編集機能の活用 アンドゥー(Undo)機能 直し損ねた場合に活用 クイックアクセスツールバー → [ 元に戻す ] / Ctrl+Z 単語,文,段落の一括削除 [Back space][Delete] を単独で使うよりも効果 的に削除を行う 対象となる範囲(オブジェクト)をドラッグ操作 で選択 [Delete] キーを押下 (新しい文字を入力してもよい-この場合には, 新しい文字と置き換わる)
2016 年度版情報コミュニケーション入門 17 一括削除の手順 ドラッグ操作で選 択 この状態で [Delete]
2016 年度版情報コミュニケーション入門 18 複写と移動 複写機能 一度入力した文を再利用する オブジェクト(対象となる文字や図形など)を クリックやドラッグで選択 選択範囲内で右クリック → [ コピー ] / Ctrl+C 複写したい位置へ左クリックか矢印キーで移動 右クリック → [ 貼り付け ] / Ctrl+V 【ポイント】一度コピーしたものは次にコピーするまで有効 → 場所を変えて「貼り付け」を反復することが可能。 「コピー」の代わりに「切り取り」を使うと(結果的に)移動 できる。 ➝移動はマウスのドラッグ操作でも可能 コンテクストメ ニュー (キー操作によ る) ショートカット
2016 年度版情報コミュニケーション入門 19 検索と置換 検索/ Ctrl+F 特定の文字を見つける 誤字や修正対象となる固有名などの検索 置換/ Ctrl+H 検索した文字を別の文字に置き換える 使用時の注意点 単語が分かち書きされていると機能しない 文や単語の途中に余分なスペースや改行(改段 落)を入れない
練習 教科書( 08_q_c5.pdf )の p _q_c5.pdf p_01.docx p_01.docx 2note.pdf 2note.pdf p_02.docx p_02.docx 2016 年度版情報コミュニケーション入門 20