第 78 回わかてん (12 月 13 日 ) 和歌山天文館最終投影 (12/11) 和歌山マルチメディア祭 (11/19-21) 21 世紀科学教育フォーラム報告 (11/22,23) 画像解析ソフト「マカリィ」 ふたご座流星群 (12/13-14) 2006 年日本天文学会春季年会 その他 次回 1 月 ? 日 (?)
和歌山天文館について 最終投影ごくろうさまでした 12/11( 土 ) 和歌山天文館最終投影 共同通信取材、 Yahoo トップニュース 参加者 170 名 各ニュース 各ニュース 12/14-15 天文館からプラネ撤去 特別展「高城武夫と旧和歌山天文館」 和歌山こども科学館で特別展 2004 年 12 月 25 日(土)〜 2005 年 5 月 15 日(日)
和歌山マルチメディア祭 11 月 19 日 ( 金 )-21 日 ( 日 ) 海南 わかやま館(矢治、ちもんず) ライブユニバースショー 太陽系の姿、銀河宇宙の世界、重力レンズの謎 ゲストコーナー〜和歌山ゆかりの天文学者〜 11 時、 15 時の2回、 1 回 35 人 田辺 IT 総合センター ( 尾久土・荻原 ) 報告
和歌山には天文台がいっぱい
「流星観測の第一人者」小槇 孝二郎 ( ) 有田郡金屋町出身 「電波天文学の開拓者」畑中 武夫 ( ) 新宮市出身 「天文教育の普及」高城 武夫 ( ) 和歌山市鷹匠町出身
小槇 孝二郎 小槇 孝二郎 とは 1903 年 ( 明治 36 年 ) 岡山県津山市生まれ。 1922 年 ( 大正 11 年 ) 岡山県師範学校を卒業。 1925 年 ( 昭和 12 年 ) 結婚を機に、金屋町に移り住む。 1943 年 ( 昭和 18 年 ) 「紀伊天文同好会」を設立。 1957 年 ( 昭和 32 年 ) 「国際地球観測年 (IGY) 」の活動に参加。 1965 年 ( 昭和 40 年 ) 天文学の普及活動が認められ、和歌山県 文化顕彰「文化賞」を受賞。 1969 年 ( 昭和 44 年 ) 5 月 2 日没 ( 享年 67 歳)。
紀伊天文同好会紀伊天文同好会 1943 年、全国の流星研究者(プロ・アマを問わず)と一緒に 『紀伊天文同好会』 ( 現「日本流星研究会」の前身のひとつ ) を設立 しました。ただし、その発会式に参加したのはわずか4名で、 小槇が折りから観測中の “ ホイプル・フェトケ彗星 ” について 発表したそうです。 1956 年には発展的な解散をし、 “ 日本流星委員会 ” に引き継 がれますが、これを機に国内 の流星観測者のネットワーク が作られたことになります。
高城 武夫 高城 武夫 とは 1909 年 ( 明治 42 年 ) 和歌山市鷹匠町生まれ。 1927 年 ( 昭和 2 年 ) 和歌山中学校 ( 現 県立桐蔭高等学校 ) を卒業。 1937 年 ( 昭和 12 年 ) 大阪市立電気科学館の天文部主任に着任。 1959 年 ( 昭和 34 年 ) 「和歌山天文館」を設立。 1974 年 ( 昭和 49 年 ) 天文学の普及活動が認められ、和歌山県 文化顕彰「文化奨励賞」を受賞する。 1982 年 ( 昭和 57 年 ) 4 月 16 日死去 ( 享年 72 歳)。
和歌山天文館 高城武夫が私財を投じて設立した、和歌山県で初となる プラネタリウム施設です。真砂浄水場の隣にあることから、 「水道坂のプラネタリウム」として親しまれていたようです。 自らが設計した8mのドームの中に、ピンホール型プラネタ リウム (愛知県のアマチュア天文家・金子功氏が考案) があります。 収容人数は 100 名程度で、市内の小・中学生だけでなく、 県外からも見学者があったようです。 1959 年(昭和 34 年) 5 月に開館 1981 年に閉館 ↑ 和歌山市立こども科学館 開館に伴い
畑中 武夫 畑中 武夫 とは 1914 年 ( 大正 3 年 ) 和歌山県田辺で生まれる。 1917 年 ( 大正 6 年 ) 新宮市の畑中家の養子となる 1931 年 ( 昭和 6 年 ) 新宮中学校 ( 現 県立新宮高等学校 ) を卒業。 1937 年 ( 昭和 12 年 ) 東京帝国大学理学部天文学科卒業。 1949 年 ( 昭和 24 年 ) 東京天文台 ( 三鷹 ) で太陽電波の観測に成功 1953 年 ( 昭和 28 年 ) 東京大学教授 1956 年 ( 昭和 31 年 ) 恒星進化に関する THO 理論を発表 1963 年 ( 昭和 38 年 ) 11 月 13 日死去 ( 享年 49 歳)。
60MHz アンテナ ↓ 200MHz アンテナ (1949 年 ) 約 5m x 2.5m の木枠に ダイポールを 8 組組み合わせたもの
湯川秀樹らと
21 世紀科学教育フォーラム ワークショップ「 21 世紀型科学教育の創造」 11/22-23 国立オリンピック記念青少年センター 生涯学習施設における科学コミュニケーションのすすめ キーワード「科学コミュニケーション」 参加者 科学館、研究者、マスコミ、ライター グループディスカッション 教育と科学政策、人材・資源・指定管理者、情報戦略 科学教育、デジタル技術 講演 「科学を伝える 研究者として、作家として」 瀬名秀明 独感 なにか一体感みたいなものを感じられなかった
画像解析ソフト「マカリィ」 マカリィとは すばる望遠鏡画像解析ソフト:マカリィはすばる望遠鏡などを 使っての研究観測で得られた FITS データを天文教育普及目的で 活用することを目的として開発された画像解析ソフト。 FITS 画像教育利用ワークショップ 1 月 9-10 日 国立天文台 FITS 画像利用講習会 ( 関西版 ) 2 月 27 日 ( 日 ) 大阪大学サイバーメディアセンター
マカリィの主な機能 ◇ 「測光」 (天体の明るさを調べる) ◇ 「測位」,「重心検出」 (天体の位置を調べる) ◇ 「プロファイル」や「コントアマップ」の 作成 ◇ 演算 (画像単位で各画素の値(明るさ)に対する 「加算・減算・乗算・除算」) ◇ 「ブリンク」 (複数画像を短時間で切替え表示) ◇ 「一次処理」(ダークやフラットの補正) ◇ スペクトル画像の処理 等
マカリィの特徴 ◇ 非営利の天文教育・普及または天文 学研究であれば,誰でも無料で使える ◇ 30日を超えて利用する場合は,ラ イセンス登録が必要 ◇ ユーザーサポートによって,画像や 教材の提供を案内 ◇ ただし, Windows パソコン (Windows 98/2000/Me/XP) 上でしか動 作しない
天文学研究用画像フォーマット FITS 天体画像や天体カタログは FITS (The Flexible Image Transport System) によって保存・公開・流通 8bit,16 bit ,32 bit ・・・ OK 整数型,実数型 ・・・ OK ヘッダーに書き込まれた記録データより さまざまな画像処理が自動化可能
ふたご座流星群 国立天文台でキャンペーン dex.html 携帯電話で報告サイト
2006 年春の日本天文学会 2006 年 3 月 日 公開講演会 アバローム紀の国 日本の大型望遠鏡・科学衛星が探る宇宙の謎 山田亨 ( 国立天文台 ) 小杉健郎 ( 宇宙航空研究開発機構 ) ジュニアセッション ASTRO-HS
その他 天文教育普及研究会近畿支部会 (12/5)
次回のわかてん 次回 富田さん、復活 1 月 11 日 ( 火 ) 1 月 17 日 ( 月 ) 矢治 × 1 月 24 日 ( 月 ) 富田さん育児報告 (!?) もちろんジョーク 和歌山天文館移設作業