情報倫理講習会 1 首都大学東京 情報倫理講習会 本学のコンピュータ・ネットワー クを 利用する為の基本的な心構え 守る必要がある倫理規定.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
4/ 17の予定 1.ネチケット、セキュリティについて 2.電子メールについて 3. Web メールの設定・利用の仕方 (ポータルサイトの利用) 4.情報処理関連の資格(IC3, MOS, IT パスポート, 基本情報処理等)
Advertisements

個人情報保護講座 目 次 第1章 はじめに 第2章 個人情報と保有個人情報 第3章 個人情報保護条例に規定されている県の義務 第4章 個人情報の漏えい 第5章 個人情報取扱事務の登録 第6章 保有の制限 第7章 個人情報の取得制限 第8章 利用及び提供の制限 第9章 安全性及び正確性の確保 第 10.
11 インターネットの危険 情報セキュリティの視点から 2012 年 7 月 15 日 (日) 駒澤大学 経営学部 教授 西村 和夫 オープンキャンパス/模擬授業.
不正アクセス禁止法 他人のパスワードを不正に入手して使用 することや、セキュリティホールを悪用 してパスワードなしにアクセスを行うこ とがあげられる。 他人のパスワードを本人の許可なく第三 者に知らせることも不正アクセス行為に なる。 違反すると 1 年以下の懲役と 50 万円以下 の罰金が科せられる。
事前アンケートの結果 調査日:平成 2 3年 ○ 月 ○ 日 対 象: ○○○○○○ 中学校 ○ 年 ○ 組 1.
情報処理 1回目 内容 五福キャンパス情報教育用端末の場所と利用 法 情報システム利用にあたっての禁止行為 富山大学情報システム利用ガイドライン ユーザ ID とパスワード ユーザ ID とパスワードの重要性 利用可能な情報システム プリンタの利用 情報倫理 情報処理 授業について 2.
ようこそ首都大学東京へ. 小学校:総合的な学習の時間 (環境、福祉・健康、国際理解、情報、 地域など) 中学校:「情報とコンピュータ」コース 高校: 新教科「情報」 学校教育の中での 情報の基礎教育の実施.
ネットワーク社会の 情報倫理 第3章 ネットワーク犯罪(前半) [近代科学社刊]. 3. 1 ネット犯罪の例 ネット犯罪の種類  個人情報の流用  携帯電話による犯罪  ネット詐欺  知的財産権の侵害  電子メールを利用した犯罪  誹謗中傷  不正アクセス  公序良俗に反する情報の公開・配布.
コンピュータウイル ス ~ウイルスの感染を防ぐには~. ( 1 )コンピュータウイルスとはどんなもの なのか、 どんな被害を及ぼすのかを知る。 ( 2 )コンピュータウイルスに感染しないた めの 方法を知る。 1 課 題 ウイルスの感染を防ぐに は.
ネットワークの公共性 6. 携帯電話でのメール利用の実態 メールの性質・長 所 ○ 5分以内返信などの誤った暗黙ルールの蔓延 ○ 無視していると思われないよう、延々と続くメー ル交換 長時間の使用が、体も心も疲れさせてしま う。 ◎時と場所、相手の状態などの制約を受けない ◎時間的な拘束から解放される.
情報モラルと著作権 道徳・特別活動・総合的な学習の時間. 目次  情報モラル 情報モラル  著作権 著作権  関連する Web ページの紹介 関連する Web ページの紹介.
情報倫理と メディアリテラシー 第 1 章 ネットワーク社会と情報化社 会. ネットワーク社会 携帯電話 コンピュー タ テレビ 家電 カーナビ など ネットワーク 新たなコミュニケーションの場.
第6章 インターネットと法律(後編) [近代科学社刊]
インターネットでの権利侵害と プ ロ バ イ ダ の 責 任
インターネットを取り巻く法律 情報社会と情報倫理 第13回.
ケータイ・ネット安全教室 被害者・加害者にならないために
小・中学校における「情報モラル」学習の 指導計画・内容について.
情報モラル.
『情報通信ネットワークの利用』 (インターネット)
CADシステムの運用と 情報セキュリティ 電子制御設計製図Ⅰ   2013年5月29日 Ⅱ限目.
情報技術と著作権.
 テーマ別解説 情報モラルの5つの領域 岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授 石原 一彦.
情報セキュリティ読本 三訂版 - IT時代の危機管理入門 -
情報教育システムの紹介 学術情報センター.
ねらい ネットワークの危険性と安全対策の必要性を知る。
「インターネット時代の法常識」 伊藤 博文 平成13年度 市民大学「トラム」 豊橋創造大学短期大学部連携講座 講師: 豊橋創造大学短期大学部
[オンライン学習に登録] [情報ネットワークを安全に利用しよう]
鳴門教育大学 大学院 総合学習開発講座 准教授 藤村 裕一
インターネット社会を生きるための 情報倫理
インターネット社会の脅威 (インターネット社会のセキュリティ) 開始 再生時間:5分20秒.
情報関連教室オリエンテーション 情報関連教室 オリエンテーション C000.
第6章 インターネットと法律(前編) [近代科学社刊]
セキュリティ・チェックリスト解説 【5~10分】
本学のAUP(Acceptable Use Policy)
情報倫理意識調査結果 2003年度 (調査対象:133人) 情報リテラシ2003 野村松信・須藤秀紹.
お え う い あ お え う い あ しえない 自分のID パスワード す えぬ えす 個人情報 ねらわれる らサイト 大人が一緒に
違法・有害情報に関するQ&A 内閣官房IT担当室
ネットワークコミュニケーション (教科書88ページ).
第3章 ネットワーク犯罪(後半) [近代科学社刊]
情報セキュリティ読本 四訂版 - IT時代の危機管理入門 -
第3章 第2節 ネットワークを活用した情報の収集・発信(4) 情報Cプレゼン用資料(座学35) 担当 早苗雅史
この授業はクラス指定です。 指定された学生しか受講できません。
SNSに 画像を投稿するときは・・・ 情報セキュリティ(流出・漏洩),自他の権利(肖像権) ■指導のねらい
【第1回】マルチメディアとは① 画像の処理 J000
マナー講座 ブログと紙の日記は     何がちがうの? 情報科主任 岡本弘之 2006 情報科.
第6章 インターネットと法律(後編) [近代科学社刊]
本学のAUP(Acceptable Use Policy)
「情報セキュリティ論」 5-1 コンピュータ犯罪
情報モラル学習(教職員) これだけは知っておいてほしい情報モラル.
ネットワーク詐欺.
鳴門教育大学 大学院 総合学習開発講座 准教授 藤村 裕一
情報セキュリティ - IT時代の危機管理入門 -
情報の収集と共有 第3章 3節  ネットワーク社会のルールとマナー 2 情報の安全性確保 p68~p71.
情報化が社会に及ぼす影響 情報セキュリティの確保
  情報に関する技術       情報モラル授業   .
小・中学校における 「情報モラル」学習指導資料集 説明会
セキュリティ・チェックリスト 【5分】 セキュリティ全般について USBメモリ等でデータを持ち出す際について
情報セキュリティ - IT時代の危機管理入門 -
コンピュータ リテラシー 担当教官  河中.
中等情報化教育Ⅱ -情報化が社会に及ぼす影響と課題-
社会と情報 情報社会の課題と情報モラル 情報化が社会に及ぼす影響と課題
第一回 情報セキュリティ 05A1027 後藤航太.
情報社会の安全と情報技術.
情報スキル入門 第8週 情報倫理.
2013 情報処理 1回目.
中等情報科教育Ⅱ 情報セキュリティの確保.
現在対応 将来展望 変動的 操作スキル プログラミング 情報モラル 探究スキル 普遍的 図13−1 情報活用能力の構成要素 (p.176)
『情報通信ネットワークの利用』 (インターネット)
情報モラル06 情報 セキュリティ.
情報社会における法と      個人の責任 ~インターネットの活用と著作権~.
Presentation transcript:

情報倫理講習会 1 首都大学東京 情報倫理講習会 本学のコンピュータ・ネットワー クを 利用する為の基本的な心構え 守る必要がある倫理規定

情報倫理講習会 2 インターネットの特徴 強大で素早い情報発信力 不特定多数性 ( 誰でも発信者, 受信者 ) 時間的・地理的に無制限 ( 国境なし ) 匿名性 ( なりすましが容易 ) 無保証性 ( 偽情報も多い )

情報倫理講習会 3 インターネットが内包する問題 個人情報の漏洩 ⇒ 保護の必要性 情報操作が可能 ⇒ 情報収集発信の責任 著作権の侵害 ⇒ 著作権法による保護 現実性喪失と情報依存 ⇒ 直接の体験 ハイテク犯罪 ⇒ セキュリティとモラル それでも多くの人がインターネットを利 用する !

情報倫理講習会 4 ハイテク「犯罪」 ネット詐欺 – 架空請求詐欺 ( 身に覚えがない !) – オークション詐欺 ( 物が届かない !) – フィッシング (phishing) 詐欺 ( パスワードが盗まれた !) – ワンクリック詐欺 ( クリックしたら会費請求された !)

情報倫理講習会 5 ハイテク「犯罪」 不正アクセス, サイト攻撃, Web 書き換え わいせつ画面, 画像販売, 児童ポ ルノなど 違法コピー, 著作権違反 ( ファイ ル共有ソフトなど ) 違法販売, 出資法違反, 賭博など

情報倫理講習会 6 ハイテク「犯罪」 個人情報の意図的な流出 名誉毀損, 個人攻撃, いやがらせ, 脅 迫など ストーカーメール, ウイルスメール, チェーンメール, スパム ( 迷惑 ) メー ル, ジャンクメール 出会い系サイトなどにからむ犯罪

情報倫理講習会 7 加害者・被害者にならないため に パスワード管理 ( 人に教えない, 推測され ない, 定期的に変更 ) メディアリテラシー ( メディアを社会的文 脈で批判的に分析, 評価し, 流れる情報を 取捨選択して活用する能力 ) 情報モラル ( ネチケット =net+etiquette) プライバシー・個人情報の管理 著作権・肖像権など知的財産権の保護 ( 無 断転載は原則違法, 引用にも注意 )

情報倫理講習会 8 学内の情報環境について ネットワークシステムにより学内 どこでも共通の環境を提供 基礎情報科目教室 ( 授業,開放 ) –1 号館 320 ・ 330 ・ 340 ・ 350 番 ラップトップ ( ノート )PC 貸し出し –AV 棟事務室 ( 当日返却 ) – 附属図書館 ( 館内利用 ) 開放端末室 – 情報処理施設 115 番

情報倫理講習会 9 開放教室・端末室利用マナー 入室時は学生証と顔写真を明示する 傘・雨具の持込は濡れてなくても一切禁 止 ガム飴含め飲食禁止. 携帯飲食物は鞄内 に ゲームなど学習研究に無縁の利用は禁止 私語・携帯電話利用など迷惑行為は禁止 用紙持込・大量印刷や複数端末占有は禁 止 空調含め端末以外の室内機器操作は禁止 チュータ ( 開放立会相談員 ) の指示を守る

情報倫理講習会 10 情報システム倫理規程 情報システム倫理規程 利用の際の義務及び禁止事項 1 利用権を取得した後はすべての利用行為につい て責任を負わなければならない 2 虚偽又は規定等に定められた以外の利用権を申 請してはならない 3 他の利用者と利用権を共有してはならない. た だし, 正当な理由をもってグループの利用申請を しようとする場合には, その旨管理者の許諾を得 なければならない 4 事前の同意なしに, 他の利用者が保有するファ イル又はデータを削除し, 複製し, 改変してはなら ない 後で熟読 する事

情報倫理講習会 11 情報システム倫理規程 情報システム倫理規程 5 各システムのリソース ( 計算時間, ハードディスク 使用量, 通信時間等 ) を, 大量に消費し続けることによ り, 他の利用者の利用を妨害してはならない 6 各システム又はサービスを営利目的に使用しては ならない 7 各システムを損壊し, 混乱させ, 性能を変更し, 故障 の原因となるような行為をしてはならない 8 第三者の著作物であるファイルやデータの引用・参 照をするときは, 著作権法の規定及び公正な慣行に従 わなければならない

情報倫理講習会 12 情報システム倫理規程 情報システム倫理規程 9 発信した電子メールは, その発信者がすべての責 任を負う 10 電子メールを偽造し, 又は偽造しようと試みて はならない 11 他の利用者の電子メールを許可なく読み, 削除, 複製, 変造又は公開してはならない. 12 ウェッブページ ( リンクを含む.), 掲示板, 電子メ ール等により, 嫌がらせや公序良俗に反する内容, 脅迫的な内容, 誤解を生じさせることを意図した内 容, 人権侵害的な内容, 名誉毀損的な内容の情報を 発信してはならない.

情報倫理講習会 13 情報システム倫理規程 情報システム倫理規程 13 リモートシステムへの権限外のアクセスを試 みるために各システムを利用してはならない. 14 他人のパスワードの解読を試みてはならない. 15 第三者のソフトウェアなど著作物を, 許可なく 破壊, 改変, 複製してはならない. 16 ネットワークを含む各システムを破壊若しく は改変してはならない 17 正規の手続きによらずに, 許可された以外の利 用権を入手しようと試みてはならない.

情報倫理講習会 14 情報システム倫理規程 情報システム倫理規程 18 コンピュータ・ウィルス等, 各システムの混乱 の原因となる有害プログラム又はデータを, 各シ ステム内に持ち込んではならない. 19 機密ファイルに, アクセスしてはならない. ア クセス後当該ファイルが機密ファイルであること を認識した場合には, 直ちにアクセスを中止しな ければならない. 20 その他法令に違反し, 又は違反する恐れのある 行為をしてはならない.

情報倫理講習会 15 ( 利用の停止 ) 第10条 利用者が, この規程又はこの 規程に基づく定めに違反した場合, その 他教育研究システムの運営に重大な支 障を生ぜしめた場合には, 管理者は, 一 定期間教育研究システムの利用を停止 させることができる. 情報システム利用規程