航空機業界標準EDIシステムが、初期開発 目標を達成しているかを検証し、今後の実運 用に資することを目的とする。 実地検証の目的 初期開発目標 ・受発注業務の効率化 ・低コストでのEDIの実現 ・EDIの普及
見積照会から注文、納入、支払までの一連 の受発注業務を実作業を模したデータを用 いて実業務に即した方法で実地検証を行う。 ※実地検証は、実地検証のシナリオに沿い行う。 実地検証の概要 発注側企業:代表的な航空機製造企業、商社 評価方法:本システムの方式と従来方式との比較 受注側企業:規模・業種の異なる代表企業
実地検証環境の構成 電話網 インターネット 発注側 商社 受注側 (一括受発信、Web-EDI) (FAX-EDI) EDIサーバ/FAXサーバ FAX クライアント EDIサーバ 受注情報をメーカ側へ 発注情報として公開
準備段階業務 見積 照会 回答 業務 円貨 確定 依頼 確定 業務 納期 確認 回答 業務 出荷 納品 業務 入荷 検査 検収 業務 買掛金 明細 確認 業務 記録表記入 記録表収集・集計 シナリオ1 シナリオ7シナリオ8シナリオ5シナリオ4シナリオ3シナリオ2シナリオ9シナリオ6 注文 業務 注文 残高 確認 業務
交換データ形式: XML (航空機業界標準 EDI メッセージ) Web-EDI 方式の概要 受注側クライアント: Web-EDI 方式 Internet GUI (グラフィカル・ ユーザ・ インタフェース) ユーザ領域 A 社 EDI サーバ B 社 EDI サーバ A 社 証明書 B 社 証明書 回答送信 照会 帳票 データ ファイル C 社 EDI サーバ
メイン メニュー 業務 (& サーバ ) 選択 一覧 画面 詳細画面 [ ウインドウ ] => [ 詳細 ] [ 印刷プレビュー ] [ 印刷 ] [ ファイル保管 ] => [ 一覧 ] [ ファイル保管 ] => [ 詳細 ] CSV/XML ? Excel でイメージ表示 プリンタ出力 一覧画面に表示の データ項目のみを CSV 形式で出力 CSVXML “ XML トランスレータ ” により CSV 形式で保管 XML 形式で保管 WEB-EDI での帳票印刷・保管について
メイン メニュー 業務 (& サーバ ) 選択 一覧画面 詳細画面 [ ウインドウ ] => [ 詳細 ] [ 印刷プレビュー ] [ 印刷 ] [ ファイル保管 ] CSV/XML ? Excel で画面表示中データ の明細帳票イメージを表示 CSVXML 画面表示中データを “ XML トランスレータ ” により CSV 形式で保管 画面表示中データ を XML 形式で保管 画面表示中データの 明細帳票をプリンタ出力 データを選択
・本文 ・フロー (実地検証作業の流れを示す) ・手順書 (フローに基づき、実地検証作業内容を示す) ・アンケート 実地検証のシナリオの構成
※ 実験者区分は、以下の通り 1:発注会社の実験担当者 2:受注会社の一括送受信方式実験担当者 3:受注会社の Web-EDI 方式実験担当者 4:受注会社の FAX-EDI 方式実験担当者 作業名 実験者区分 [ 実験項目 BOX] [ シナリオ番号 ] - [ 実験番号 ] - [ 実験者区分 ] 実験作業概要 シナリオフローの表記方法 作業の流れ
[ 実験作業 BOX] 作業タイトル 実験作業内容 実験番号 実験者区分 シナリオ手順書の表記方法 作業の流れ 実施日 実験有,アンケート無 実験無,アンケート無 実験有,アンケート有
Web-EDI 方式 シナリオ1 1 :標準類の評価 2 :標準企業コードの取得(実地検証計画書 表 3-4 参照) 3 :情報授受の方式決定(実地検証計画書 表 3-4 参照) 4 : EDI 申込書の記入・メール 8 :クライアントプログラムのインストール 9 :クライアント認証キーの登録 システムの起動 P1 ログイン P2 クライアント認証キーの登録 P :クライアントの環境設定 メニュー表示情報変更 P5 ユーザ ID ・パスワード変更 P6 11 :クライアントの動作確認 ログイン P7 テストデータ確認(メインメニュー~) P8,10, [ 実験番号 ] : 実験タイトル
16 :掲示板から EDI 申込書を入手 18 :クライアントの受送信履歴を確認 通信履歴の確認 P9 23 :各シナリオの実地検証を実施 24 :アンケートへの回答・送信( WG7 ホームページ上のツールにて収集) [ 実験番号 ] : 実験タイトル
Web-EDI 方式 シナリオ2 6 :システム起動 7 :データ確認 8 :見積依頼照会 一覧データ表示 P10 データのソート・検索 P11-12 詳細情報の表示 P :印刷 印刷プレビュー・印刷 P :見積作業 13 :見積回答入力 見積回答作成画面の表示 P24 データの入力 P25-31 パッケージの追加・削除 P32-35 データの保存 P :見積回答書印刷/確認 印刷プレビュー・印刷 P39-43 [ 実験番号 ] : 実験タイトル
15 :見積回答データ送信 データの読込み P38 データ送信 P44 23 :見積回答照会/確認 一覧データ表示 P45 詳細情報の表示 P :見積回答変更 見積回答作成画面の表示 P51 データ変更 P52 29 :フォローアップ情報受信 34 :アンケートへの回答・送信 [ 実験番号 ] : 実験タイトル
Web-EDI 方式 シナリオ3 ( マニュアル P53-62 参照 ) 6 :システム起動 7 :データ確認 8 :円貨確定依頼照会 10 :円貨確定依頼書印刷 12 :円貨確定作業 13 :円貨確定入力 14 :円貨確定書印刷/内容確認 15 :円貨確定情報送信 17 :円貨確定照会/確認 18 :円貨確定データ変更 26 :アンケートへの回答・送信 [ 実験番号 ] : 実験タイトル
Web-EDI 方式 シナリオ4 6 :システム起動 7 :データ確認 8 :注文情報照会 11 :注文書印刷 27 :アンケートへの回答・送信 [ 実験番号 ] : 実験タイトル Web-EDI 方式 シナリオ5 … 省略(シナリオ4に準ずる)
Web-EDI 方式 シナリオ6 ( マニュアル P63-78 参照 ) 6 :システム起動 7 :データ確認 8 :納期確認照会 10 :印刷 12 :納期確認作業 13 :納期回答入力 14 :納期回答書印刷/承認 15 :納期回答データ送信 23 :納期回答照会/確認 24 :納期回答変更 29 :フォローアップ情報受信 34 :アンケートへの回答・送信 [ 実験番号 ] : 実験タイトル
Web-EDI 方式 シナリオ7 ( マニュアル P34-95 参照 ) 1 :納品アイテム確認、準備 2 :システム起動 3 :出荷情報作成 4 :社内手続き、上司の承認取得 5 :出荷情報送信 7 :出荷情報照会/確認 8 :出荷情報変更 9 :納品書/ AA ラベル印刷 10 :納品書を発注元へ送付 19 :アンケートへの回答・送信 [ 実験番号 ] : 実験タイトル Web-EDI 方式 シナリオ8,9 … 省略(シナリオ4に準ずる)
項目変換ルールファイル 形式変換タイプを指定し、 XML 標準 メッセージと入力(/出力)データ との対応を定義する。 尚、1ファイル内に複数の情報区分 の変換ルールの格納が可能。 コード変換ルールファイル 共通コードと社内固有コードとの の対応を定義する。 変換実行ファイル 以下のファイル名を指定する。 ・項目変換ルールファイル ・コード変換ルールファイル ・入力ファイル 変換元ファイル名を指定する。 尚、入力ファイルが非 XML ファイルの場合、 1ファイル内に複数の情報区分のデータが 入っていても良い。ただし、同一情報区分 データは固まっていること。 ・出力ファイル 変換結果を格納するファイル名を指定する。 尚、入力ファイルに複数の情報区分のデー タが含まれる場合は、指定のファイル名の 後に連番が付加される ・エラーログファイル 実行結果を格納するファイル名を指定する。 尚、既に同一名のファイルが存在する場合 は実行結果は追記されます。 入力ファイル 出力ファイル エラーログファイル 変換 登録 XML トランスレータの概要
航空機業界標準メッセージの構成 JPMGH JPTRM メッセージグループヘッダー (MGH) 情報区分毎のデータ項目群 (データ構造は規約にて規定) 連結されているデータのヘッダー情報 ・情報区分 ・運用モード(本番/テスト) ・送信者 ・受信者 ・機関名 ... etc