☆京都版エコポイントシステム(仮称)のねらい 次の2つの仕組みが自立・循環し、 CO2 削減に貢献する京都発の社会経済システ ム 1. 家庭の CO2 削減の取組を促進させる仕組み 2. 家庭と企業との連携によって地域全体の CO2 削減を促進させる仕組み 企業の経済活動 家庭の CO2 削減を購入 経済的利益 参加企業の 商品購入 経済的利益 CO2削減が経済価値 として循環するシステム WI N 家庭での CO2 削減
「京都版エコポイントシステム(仮称)」フレーム(素案) 第三者認証機関 [B] ポイント付商品、 サービスの提供 家庭 ポイント購入 [A]削減計画 書の 削減量にカウ ント [B]商品等に 乗せ て流通 CO2 削減量に対 してポイント交付 商品等の購入にポ イント使用 取得したポイント を換金 電子ポイントカード エコポイントの流 れ お金の流れ 商品等の流れ ⑤ ① ② ③ 決済システム委託 ④ 商店等 公共交通機関 企業 [A ] 2 1 3
☆エコポイントの流通フロー(素案) 家庭での CO2 削減に対してエコポイントを交付し、電子ポイントカードシ ステムを活用し、家庭、商店、企業間を電子マネーとして流通させる。 1. カードを保有する家庭を対象に、毎月の電気、ガス使用量について前年同 月比からの削減分を CO2 に換算した量に対して、エコポイント発行 2. 発行されたエコポイントはカードによる協力店・公共交通機関での商品・ サービスのクレジット購入に使用 3. 協力店・公共交通機関で使用されたエコポイントは、カードシステムの通常 のクレジット代行分と併せて決済 4. エコポイント代金はシステム利用料と併せ第三者認証機関からカード会社 に支払 5. 第三者認証機関はエコポイントを企業へ販売 6. エコポイントを購入した企業はエコポイントを次のとおり活用 ①自社削減量として削減実績報告書(府条例)上でカウント使用(ポイン ト消滅) ②自社商品・サービスにポイントを乗せて販売(家庭がポイント取得、再 流通)
☆期待される波及効果 1. 環境家計簿の利用促進による省エネ意識の向上が図られる。 2. 公共交通機関の利用促進が図られる。 3. 環境( CO2 削減)に良い商品の生産・流通・販売が促進される。 4. 地域や社会のために活動する企業が増えていく。
家庭におけるCO2削減に対するエコポイント交付方法(素 案) 家庭 電子ポイントカード (クレジット付) 電気料金、ガス料 金をクレジットで 決済 電気料金、ガス料金の決 済と同時に、計算された ポイントをカードに付与 電気、ガス 使用量データ エコポイント 電気、ガス 使用量データ データが転送 され自動的に 環境家計簿作 成 使用量データか らポイント計算 するプログラム を追加 ① ②③ ④
第三者認証機関の役割(素案) ①ポイント交付システムの設定・変更 ②企業へのポイント売却に関する業務 ③ポイント決済管理システムの委託 ④資金の運用管理 ◎第三者認証機関の業務内容