Qualnet の使い方 tani 2007/02/26
Qualnet の起動 GUI の起動 (QualNet 4.0 Developer IDE) CUI の起動 (QualNet 4.0 Developer Command-Line) コンパイル時に使います。
新しいシナリオの作成 1. 「 File 」 -> 「 New 」を選択 2. 「 Scenario.scn 」を選択して「 Next 」 3. シナリオ名を入力して「 Finish 」
初期設定
シュミレーション時間の設定 2. 「 Simulation Time 」に実行したい時間を入力 1. ConfigSettings ->General を選択
緯度・経度に変更 2. 「 Coordinate-System 」から「 Latitude-Longitude 」を選択 「 SW Corner 」は「 」 「 NE Corner 」は「 」 1. ConfigSettings ->General ->Terrain ->Coordinate-System を選択
電波強度の設定 2. デフォルトでは 2Mbps の数値が利用される ここの最適値は不明 ( 要調査 ) 1. ConfigSettings ->Wireless Settings ->Radio/Physical Layer ->Radio Type を選択
IPv6 に変更 2. 「 Network Protocol 」から「 IPv6 」を選択 1. ConfigSettings ->Network Protocols ->Network Protocol を選択
パケットトレース 1. ConfigSettings ->Traffic and Status ->Tracing ->Packet Tracing Enabled? を選択 2. 「 Packet Tracing Enabled? 」から「 Yes 」を選択
シナリオ作成
ノード配置(マニュアル) 1. 「 Devices 」 -> 「 DEFAULT 」を 選択して任意の座標をクリック
ノード配置(オート) 1. 「 Experiment 」 -> 「 Place Nodes 」を 選択 2. ノード数を入力して 「 Next 」 3. ノードの配置方法を選択して 「 Next 」 4. シードを入力して 「 Finish 」
ノードの移動 1. Hierarchy(0) ->Nodes ->host1 ->Node Configurations ->Mobility ->Mobility Model を選択 2. 「 Mobility Model 」から「 FILE 」を選 択 「 Mobility File 」から任意のファイルを 選択 C:\Documents and Settings\ishi\My Documents\work\node_mobility に各ノードの移動ファイルがあります。 (2005/07/10 の実験 ) 書式 ( スペース区切り ) ノード ID シミュレーション時間 (x, y, z)
アプリケーション配置 1. Hierarchy(0) ->Nodes ->host1 ->Single host Applications を右クリックして「 Add 」を 選択 2. 「 MCBR 」を選択して 「 Finish 」
アプリケーション設定 1. Hierarchy(0) ->Nodes ->host1 ->Single host Applications ->MCBR を選択 2. 「 Multicast Group Address 」に「 ff02::1 」を入力 「 Items To Send 」「 Interval 」「 StartTime 」 「 EndTime 」はシミュレーション時間に応じて設 定
シミュレーション実行
シミュレータの起動 1. 「 Run 」ボタンをク リック
アニメーション実行 1. 「 Play 」ボタンをク リック シミュレータの実行速 度を変更可能 アニメーションの表 示・非表示を変更可能
アナライザ起動 1. 「 Analyze 」ボタンをク リック シミュレーションを最後まで実行し終 わった後にボタンが押せるようになり ます。
パケットトレーサ起動 1. 「.trace 」ファイルを右 クリックして「 Open 」を 選択 「 Packet Tracing Enabled? 」を「 Yes 」 に設定すると「.trace 」ファイルが生成 されます
オリジナルアプリケーション
新規アプリケーション追加 マニュアルの場所 –C:\Documents and Settings\ishi\My Documents\qualnet4.0 Programmers Guide –81/538 ページから 107/538 ページまで Adding a Traffic-generating Application Protocol 注意 – 最初 Addon ディレクトリを生成しろ、と書いてあるが、 他のアプリケーションと同じディレクトリにソース コードを置いた方が楽 –GUI に追加する方法が書いてない(次のスライドで解 説) ソースコードの場所 –C:\qualnet\4.0\libraries\developer\src
GUI に追加する方法 ファイル –C:\qualnet\4.0\gui\settings\applications.xml – に追記 参考にしたアプリケーションの設定をコ ピーして、アプリケーション名 (name,key) だけ置換 53 ~ 60 行目の MCBR 、 61 ~ 68 行目の CCS を参考にしてください
Qualnet.exe の再コンパイル 1. 「 QualNet 4.0 Developer Command- Line 」を起動 2. 「 cd../main 」 bin から main ディレクトリへ移 動 3. 「 nmake 」 nmake コマンドの実行
CCS アプリケーション
説明 –MCBR をベースにパケットの送信タイミングをファイ ルから読み込むように変更したアプリケーション ソースコード –C:\qualnet\4.0\libraries\developer\src\ app_ccs.cpp app_ccs.h 関連ファイル –C:\Documents and Settings\ishi\My Documents\work\node_send – 各ノードの send ログファイル (2005/07/10 実 験 )
CCS アプリケーション仕様 「./node_send/[ ノード ID].txt 」を読み込む – 例: host1 は./node_send/1.txt を読み込みます ファイルの書式 (CSV 形式 ) – ノード ID, インターバル時間, コンテンツ ID – (実際はインターバル時間しか利用していません) プロパティ(設定) – 「 Multicast Group Address 」はデフォルトで 「 ff02::1 」 – 「 Items To Send 」「 Interval 」「 Start Time 」「 End Time 」はファイルから読み込んだ値が優先されるの で設定する必要なし – 「 ConfigSettings 」 -> 「 General 」 -> 「 General 」のシ ミュレーション時間を適切に設定してください サンプル –sendtest.scn を参考にしてください
付録 作業ディレクトリ –C:\Documents and Settings\ishi\My Documents\work ccslog0710revise.txt 元ログデータ pos_only.plpos 取り出し ccslog0710pos.csvpos のみログデータ make_mobility.plQualnet 書式に変換 position.txt 変換後のポジションデータ mobility_revise.plpos の重複データを削除 position_revise.txt 削除後のポジションデータ node_mobility\make.sh ポジションデータをノードごとに分割 send_only.plsend 取り出し ccslog0710send.csvsend のみログデータ make_send.pl オリジナルの書式に変換 send.txt 変換後の send ログデータ node_send\make.shsend ログデータをノードごとに分割