大学間連携における超新星爆発 の光赤外線キャンペーン観測 山中雅之 広島大学 宇宙科学センター 日本学術振興会特別研究員 (PD) myamanaka あっと hiroshima-u.ac.jp 2012. 2.17-2.19 連星系・変光星・低温度星 WS in 京都産業大 学.

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大学間連携における超新星爆発 の光赤外線キャンペーン観測 山中雅之 広島大学 宇宙科学センター 日本学術振興会特別研究員 (PD) myamanaka あっと hiroshima-u.ac.jp 連星系・変光星・低温度星 WS in 京都産業大 学

- 大学間連携における光赤外ネットワー ク - “OISTER” Kl 国内の大学・公共天 文台が持つ 10 以上の 1- 2m クラス光赤外線望 遠鏡群による観測ネッ トワークの構築 ⇒中口径望遠鏡の突発天体への特化!

国内望遠鏡での観測体制 木曽観測所 ( 東京大学 ) 1m 可視光撮像 名寄天文台 ( 北海道大学 ) 1.6m 可視光撮像 明野観測所 ( 東京工業大学 ) 0.5m 可視光撮像 ぐんま天文台 1.5m JHKs バンド 可視分光 高分散分光 神山天文台 ( 京都産業大学 ) 1.3m 望遠鏡 可視光分光 西はりま天文台. 2.0 m 近赤外線撮像 可視光分光 ?? 岡山天体物理 観測所 1.88 m 近赤外線撮像 岡山天体物理観測所 0.5m 可視撮像 東広島天文台 ( 広島大学 ) 1.5m 可視光撮像 分光観測 近赤外線観測 入来観測所 ( 鹿児島大 ) 1.0 m 近赤外線 石垣島天文台 (NAOJ) 1.0 m 可視光撮像

大学間連携 “OISTER” における 超新星観測のメリット 1. 湿潤な気候における悪天候を物量でキャンセル ⇒相補的な観測で連続的な光度変化、スペクトルの時間 発展を追う事できる。 2. 時間の迫られる西方向低高度天体においても各観測所 がそれぞれのモードで観測できる。⇒ より広い波長より多モードでデータが取得可 ( 各観測所望遠鏡装置の特性の理解が必要 ) ようやく海外の ” 強豪グループ ” と対等に戦 える 共同研究者の皆さま、ありがとうございま す!

OISTER における超新星の観測状況 SN 2011by (normal Type Ia) – 観測中 SN 2011dh in M51 (transient Type IIb) – 観測中 SN 2011fe in M101 (normal Ia; bright) – 観測中 SN 2012Z (Ia-pec, 02cx-like) – 観測中 可視近赤外線において時間的に密に観測でき た 今日話す内容 4 天体の共通点 ✓ 母銀河が近い ( < 30Mpc ) ⇒明るくなることが期待され る✓ 爆発直後数日 ( < 5-7 day ) 11by を除いて 発見から 3 等近い増光 ⇒ 最外層構造 ⇒ 親星、爆発モデル

データ解析について 1. データ解析を各観測所に依頼 ⇒ 一次解析は全て観測所 P.I. に依頼 ⇒ 簡易測光マニュアル (IRAF/DAOPHOT を用いた PSF 測光 ) の作成 2. データ解析・測光の半自動化 ⇒ IRAF/DAOPHOT の PSF 解析を bash に取り込んだシェルスクリプ ト ディザリングには未対応。 とにかくデータ量は膨大! ( いわゆる嬉しい悲 鳴 ) 突発天体の論文化タイムスケールは weeks – months なので解決すべき問題

簡易測光マニュアルの作成 SN 2011fe 観測依頼時にあまりに大 量 のデータ解析に追われての対策案 M1 ・ M2 レベル向け ( 一度は IRAF で 解析経験があると読める ) 初学者向けの日本語で書かれたテ キストは無かった。 ( 全 32 ページ ) ⇒高田氏著の DAOPHOT の簡易マ ニュアルも参照してください。 どうぞご自由にダウンロードしてください

SN 2011fe/PTF11kly in M101

2011 年 8 月 24.0 日 (UT) Palomar Transient Factory によって M101 (6.4Mpc) にて 発見、 17.2 等 (ATEL 3581) ⇒ 極大まで 7 等以上の増光! 他波長観測: X 線、電波観測で深い上限 値 先行論文 (Nature 2 件、投稿中含む ) 6 本 ✓ Weidong Li et al. 2011, Nature, 480, 348 (9/7 arXiv: v1) HST の過去イメージによるいくつかの 親星伴星モデルの棄却、制限 87A 以来の明るさになることが予測される。 ⇒大学間連携における観測の呼びかけ ✓ Peter E. Nugent et al. 2011, Nature, 480, 344 (10/27 arXiv: v1) 最初期スペクトル進化から親星主星モデル に 制限 Kanata/HOWPol V,Rc, Ic Composited by R. Itoh

Ia 型超新星の未解決問題 主系列 or 巨星 白色矮星 白色矮星のチャンドラセ カール限界質量 ( 回転な し ) 約 1.4M ◎ 光度曲線から距離の推定が可 能 ⇒宇宙論的な距離の決定 明るい ゆっくり減 光 Altavilla et al 爆発メカニズム、親星は未解決 : 30 年来の問題 ⇒早期からの測光分光がプローブとなる。 ?

Nature 2 件 : 親星の正体に極めて強い制 限 親星伴星 HR 図 Li et al. : HST でいくつかの Ia 親星モデルに制 限 V445 Pup 、 RS Oph 、 T CrB は爆発直前天体 としては棄却された。 Nugent et al. : Keck, Liverpool Telescope で HV CaII, C II, OI ⇒ CO-WD model に一致 U Sco の伴星の正体、未同定のハズ FOCAS 10 月より復活! すばるにプロポーザル投げる?

海外からの contribution コッタミア観測 所 1.88m BVRI 5 夜 インド天体物理観測所 2.0m HCT UBVRI 15 夜 & 分光 7 夜 Thanks for collaborations!

Light Curves of SN 2011fe 初期の立ち上がり について、 UBVRIJHKs バンド で 非常に密な観測が できた。 未知の領域 ⊿ m15(B) ~ 1.2+/-0.1 ~ SN 2003du と類似 ( とても典型的 ) Preliminary 2/17 現在: 14 等台 3 か月で 1 等減光 1-2m クラスで 400 日 まで測光を追える!

Early-phase Light Curves Ia 型超新星観測史上初めて、極大 日の間の UBVRIJHKs で rising part を捉え た! 再外層の物理構造が直接見えている : 親星・爆発メカニズムへの強い 制限 未知の領域を史上初めて可視近赤外線観測でき た!

スペクトル : 炭素を検出 ━ 8/29 (-13d) LOSA ━ 8/29 (-13d) HOWPol ━ 8/30 (-12d) LOSA CII 6580 極大 12 日前までは確認できた。 ⇒ 親星組成をダイレクトに検出した証 拠! CII 6580 OI 7774 炭素酸素白色矮星 の名残か

Line velocity evolution SiII 6355 (Ca II) を除いて、 SiII ,000 km/s SII ,000 km/s SiII ,000 days 早期ほど多様性に富む。 SN 2011fe の最外層構造 Standard model (Nomoto et al. 1984) で 説明できる膨張速度

親星の大気構造 : 炭素からの制限 観測 ⇒ 親星 : 白色矮星 C,O で構成 とても典型的とされる SN 2003du より 標準モデルに近い * 膨張するほど内側が透ける。 ⇒より早期に観測すれば外層 物質が見える。 PTF11kly ならではの成果 ⇒より後期観測で新たに内部 構造が明らかになるかもしれ ない! ⇒ Subaru/FOCAS で Tanaka et al. 2011

SN 2012Z in NGC1309

(Peculiar Type Ia SN ; 02cx-like event) FOV 15’ x 15’ (Red in DSS) c3 c1 c4 c2 SN 5’ x 5’ 5 等星 Coordinates (ATEL 3900) R.A. 03:22:05.35, Decl. -15:23:15.6 LOSS( バークレーの観測チーム ) に よって V~18.0 等で近傍銀河 NGC 1309 (20Mpc) にて 1/29 に 発見 (ATEL 3900) 02cx-like 05hk の極大 1 週間前のプ ロファイルによく似ている (ATEL 3901) 2/2 Swift/UVOT による ToO 観測 V~15.5 等 わずか 3 日で 2.5 等の増光 ⇒爆発直後! (ATEL 3909) c5 極めて面白い天体!

02cx-like objects 光度減少率 - 極大光度の 相関関係に従わない ⇒距離指標に使えない! SiII 6355 線速度 <8000 km/s 小さい運動エネルギー ? ( 典型的な Ia 10000km/s) 最も暗い超新星 SN 2008ha ⇒ 重力崩壊型の可能性も? Valenti et al. 2009, Nature, 459, 677 Narayan et al. 2011

光度曲線 Preliminary

スペクトル Preliminary

SUMMARY 1987 年以降 87A に次いで明るい超新星 SN 2011fe の 可視近赤外線観測を非常に密に行うことができた。 特異な Ia 型超新星 SN 2012Z を可視近赤外線で密に観測中 大学間連携による早期からの観測で未知の領域が明ら かになりつつある。 ⇒ 中小口径望遠鏡のポテンシャル 大 大学間連携・光赤外ネットワークを通して中小口径 望遠鏡を総動員して超新星爆発の爆発直後からの連 続観測に成功した。 Ia 型の標準モデルを示唆する観測的な証拠をいくつか得 た。

To Do List ✓ ぐんま・ MITSuME データ (?) の PSF 測光解析 ✓ 1.88m/HIDES の高分散分光データの解析 ✓ 近赤外線データ (J,H,Ks) バンドでの比較星キャリブレーショ ン ✓ 広大、北大以外の撮像装置フィルターの color term 導出 ✓ HOWPol 、 LOSA で取られたスペクトルの再解析 ✓ color を他天体と比較 ( 特に超初期 ( d) について ) ✓ line depth ratio (SiII5972/SiII6355) の測定 ✓ 炭素検出に再検討、 DIB の除去は可能か? ✓ decline rate を用いた M101 までの距離の導出について議論 ✓ 論文を書く。

Logs of PTF11kly/SN 2011fe ObservatoryTelescopeInstrumentModeFilter/Res.Night(s)Status Nayoro1.6mMSIImagingUBVRI21 PSF 済 Gunma1.5mGIRCSImagingJHKs12 Aper 済 Kiso1.0m2kCCDImagingBVRI1 PSF 済 Akeno0.5mCCD (MITSuME)Imagingg’RI1 Aper 済 Koyama1.3mLOSASpectroscopy60019 済 Nishiharima2.0mNICImagingJHKs10 PSF 済 Okayama1.88mISLEImagingJHKs2 PSF 済 Okayama1.88mHIDESSpectroscopy 未 Okayama0.5mCCD (MITSuME)Imagingg’RI12 ? Hiroshima1.5mHOWPolImagingBVRI(z’+Y)33 PSF 済 Hiroshima1.5mHOWPolSpectroscopy40025 済 Hiroshima1.5mHONIRImagingJHKs1 一部未 Kagoshima1.0mNIC(?)ImagingJHKs13 PSF 済 Ishigaki-jima1.0mCCD (MITSuME)Imagingg’RI11 PSF 済 IAO2.0mSHImagingUBVRI15 PSF 済 IAO2.0mCCD (?)Spectroscopy?7 済 KO1.0mCCD (?)ImagingBVRI5 PSF 済

2MASS catalog 近赤外線等級は未較正 ⇒ Kanata/HONIR で取得したが、精度が悪そう。 視野と比較星等級

Spectral evolution Kanata/HOWPol で取得したスペクトル