発 達 障 が い 児 者 総 合 支 援 事 業 資料2 【知事重点】

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1 このプレゼン資料について ● 校内(園内)研修での使用を目的に作成しました。 ● 「個別の教育支援計画」を理解し、作成する上で大切 な事柄を整理し、図やテキストで示しました。 ● 各スライドでは、ポイントとなる事柄を吹き出しや枠 囲みで示し、強調しています。 ● 各スライドのノートには、スライドの内容とポイント.
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1.現 状 ○ 発達障害は、人口に占める割合は高いにもかかわらず、法制度もなく、制 度の谷間になっており、従来の施策では十分な対応がなされていない ○ 発達障害に関する専門家は少なく、地域における関係者の連携も不十分で 支援体制が整っていない ○ 家族は、地域での支援がなく大きな不安を抱えている 2.発達障害者支援法のねらい.
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特別支援教育 障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,児童生徒一人一人の教育的二一ズを把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導や必要な支援を行うものである。 (「特別支援教育を推進するための制度の在り方について」平成17年12月8日.
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発 達 障 が い 児 者 総 合 支 援 事 業 平成29年度予算 218,128千円
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~「依存症対策のあり方について(提言)」(平成29年3月)と府の対応~
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発 達 障 が い 児 者 総 合 支 援 事 業 資料2 【知事重点】 施策の谷間にあった発達障がい児者について、早期発見・早期発達支援から就労支援へと、 ライフステージに応じた一貫した切れ目のない総合的な支援を関係部局が一丸となって推進します。 乳幼児期から成人期までのライフステージに応じた一貫した支援体制の整備 連携部局 【福祉】【健医】 【府文】【教委】 連携部局 【教委】【福祉】 連携部局 【福祉】【政企】【商労】 乳幼児期 学齢期 成人期 ○ 発達障がいに早期に気づき、  発達支援につなぐことができるよう、   健診の充実など体制を整備します。   ・乳幼児健診の充実    (診断補助装置の活用、1歳半、3歳児健診       問診票の充実、保健師への研修)   ・幼稚園教諭、保育士への研修   ・確定診断を行う専門医師の養成  ○ 学校等における発達障がい児へ  の支援を充実します。   ・幼稚園や小中学校における授業づくり・    集団づくりの実践研究   ・高等学校卒業後の社会的自立の観点から各    生徒の特性を把握して支援 ○ 発達障がい者の気づき支援や、地域の  相談窓口等を強化するとともに、発達障  がい者の雇用を支援します。   ・「子ども・若者自立支援センター」(※3)におい    て発達障がい者の診断に関する相談等の強化   ・発達障がい者の特性に応じた支援力を高めるため、    地域の相談窓口や就労を支援する機関等への研修   ・発達障がい者の雇用拡大に繋げるための人材育成     と企業等における雇用の啓発、実例集の作成 つなぎ 施策の谷間にあったため、十分な支援の機会が得られないまま成人期を迎えた発達障がい者への支援の充実 つなぎ ○ 府内に6ヶ所ある「発達障がいの療育拠点」(※1)において、発達障がい児の  特性に応じた支援を強化します。  ・身近な地域にある児童発達支援センター等(※2)への支援  ・保護者に対する発達障がいに関する集団プログラムの実施  ○ 府内の発達障がい児者に対する支援を総合的に行う拠点として、「発達障がい者支援センター(アクトおおさか)」を運営します。 関係部局 【政企】【府文】 【福祉】【健医】 【商労】【教委】  ○ 中長期的な視点に立った支援に関する「プラン」策定や支援体制の検討のため、   「発達障がい児者支援体制整備検討部会」を運営します。   ※1発達障がいの療育拠点:平成17年度以降、「大阪府発達障がい児療育等支援事業」により整備を進めてきた発達障がい児の専門療育を行う事業所。 ※2児童発達支援センター等:地域の障がいのある児童を通所させて、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練等を行う児童福祉法上の機関。 ※3子ども・若者自立相談センター:「子ども・若者自立サポート事業」により府内に10ヶ所に設置しているひきこもり支援施設。 資料2

乳幼児期における支援 現状と課題 平成25年度事業 発達障がいに早期に気づき、発達支援につなぐことができるよう、健診の充実など体制を整備します。 現状と課題 早期発見 市町村の乳幼児健診における発達障がい児の発見精度向上のため、健診体制のさらなる整備が必要。 乳幼児健診の従事者をはじめとして、早期の発達支援に関わる支援者への意識啓発を行うことが不可欠。 確定診断 専門医療機関での受診希望が集中、診療待ちの発生により、結果として早期の発達支援の取組が大きく遅れるといった状況が発生。  ⇒協力医療機関の拡充が不可欠。 方向性  ①乳幼児健診の充実 ②支援者の人材育成 ③診断機関の充実 平成25年度事業 乳幼児健診体制整備事業 ≪ゲイズファインダーを活用したスクリーニングの検討≫ こどもの視点を記録することによって自閉症の指標となる傾向をとらえる診断補助装置を使ったスクリーニングの検討。 ≪1歳半、3歳児健診問診票の検討≫ 発達障がいに関する問診項目を含んだ問診票モデルを市町村に提示。 ≪保健師への研修≫ 健診において療育が必要と指摘された子どもを持つ保護者支援や療育に関する情報提供の重要性を研修し、療育へのつなぎを強化。 気づき支援人材養成事業 発達障がい専門医師養成研修 公私立幼稚園教諭等を対象とした研修を実施。 保育士研修の強化。 発達障がい児の確定診断ができる医師を養成し、協力医療機関を増やす。 健診における効果的なスクリーニング・つなぎ力の強化・協力医療機関の拡充と重層的な医療システムの確立

乳幼児期~学齢期における支援 現状と課題 発達障がいの療育拠点 平成25年度事業 府内に6ヶ所ある「発達障がいの療育拠点」において、発達障がい児の特性に応じた支援を強化します。 現状と課題 発達障がいの療育拠点 発達支援の充実 早期の発達支援の実施主体が市町村に移行されたことに伴い、専門療育の拡大と同時に、地域において早期発達支援に携わる関係機関や児童発達支援事業所等の職員のスキルアップが課題。 平成17年度以降、「大阪府発達障がい児療育等支援事業」により整備を進めてきた発達障がい児の専門療育を行う事業所。 ≪三島圏域≫ 自閉症療育センター will(ウイル) 委託先:北摂杉の子会 ≪北河内圏域≫ Link(リンク) ≪中河内圏域≫ 発達障がい者支援センター PAL(パル) 委託先:(社福)東大阪市社会福祉事業団 ≪南河内圏域≫ 子ども発達支援センター Sun(サン) 委託先:(社福)大阪府障害者福祉事業団 ≪豊能圏域≫ こども発達支援センター 青空(そら) 委託先:(社福)大阪府障害者福祉事業団 ≪泉州圏域≫ 自閉症支援センター Wave(ウェーブ) 委託先:(社福)三ケ山学園 保護者への支援 子育てに不安を持つ親に対する継続的な支援が求められている。 保護者はライフステージのあらゆる場面で最も身近な存在であり、保護者のエンパワメントが乳幼児期から成人期までの一貫した支援の基礎に。 方向性  ①支援機関の人材育成 ②保護者支援の強化 平成25年度事業 発達障がい児療育支援事業 障がい児通所支援事業者育成事業 児童発達支援センター等、発達障がい児の支援を行う事業所等に対する人材育成・機関支援等。 ペアレントサポート事業 ≪ペアレントトレーニングの実施≫ 保護者に対して発達支援の必要性や発達障がいの正しい理解を伝える集団プログラムを実施。 ≪ペアレントメンターの養成及び活用に関する調査≫ 発達障がい児を持つ保護者が支援者(ペアレントメンター)となり、発達障がいを指摘された子どもを持つ保護者の相談に対応する仕組みの調査。 身近な地域における発達支援の充実・保護者の療育力の強化

学齢期における支援 現状と課題 現状と課題 現状と課題 平成25年度事業 平成25年度事業 学校等における発達障がい児への支援を充実します。 幼稚園・小中学校 高等学校 現状と課題 現状と課題 現状と課題 発達障がいなどで下記のような困り感を持ち、支援を必要とする児童生徒が約6.5%在籍。 それらの児童生徒も含めた学級全体に対する指導(理解しやすいよう配慮した授業改善など)の必要性。 【H24国調査より】   ⇒集中力が長く続かない。   ⇒教員の指示がわからず課題ができない。   ⇒感情のコントロールができず、うまくコミュニケーションがとれないほど    集団生活になじめない。 府立高等学校における障がい等により、修学上配慮を要する生徒は増加傾向。   ⇒1.7倍(H20 1439人→H24 2418人) 発達障がいにより配慮を要する生徒の増加が顕著   ⇒2.7倍(H20 207人→H24 551人) 平成25年度事業 高等学校における発達障が等支援事業 平成25年度事業 通常の学級における発達障がい等支援事業 ①モデル校の指定  府立高等学校から4校をモデル校に指定。 ②事業内容  各モデル校に配置した臨床心理士により就労支援のための検  査等を実施し、生徒の特性を見立て、生徒の自覚を促すとと  もに、学校がその特性を把握して支援していく。 ③成果の共有と普及  成果をフォーラム等を通じて共有し、普及させる。 ①実践研究校園の指定  市町村教育委員会からの推薦を受け、府が指定。 ②アドバイザリースタッフ(学識経験者)による指導・助言  研究校園では下記の研究を行う。   ◆すべての子どもにわかりやすい授業展開や教材の開発   ◆すべての子どもが認め合える学級集団づくり   ◆学校全体での一貫した指導、校種間のスムーズな引継ぎ ③成果の共有と普及  府内全幼・小・中学校教員対象(私立幼稚園も含む)に地区ご   とに実践交流のための研修会を実施。 すべての子どもにとって「わかる・できる」授業づくり・学級集団づくり 卒業後の自立した社会生活に必要な力を育成

成人期における支援 現状と課題 平成25年度事業 施策の谷間にあったため、十分な支援の機会が得られないまま成人期を迎えた発達障がい者への支援の充実を図るため発達障がい者の気づき支援や、地域の相談窓口等を強化するとともに、発達障がい者の雇用を支援します。 現状と課題 気づき支援 成人になるまで未診断で、本人や家族も発達障がいへの気づきがなく、特別な教育的配慮や支援を受けてこなかった場合が多い。 支援機関の充実 発達障がい者の特性に合わせた支援を行う支援機関が不足。 就労をはじめ、成人期の様々なニーズに応じた支援を行うため就労支援機関等の支援力の強化と、地域の支援機関のネットワーク化を図ることが重要。 方向性  ①気づき支援の強化 ②支援機関の充実、③企業への啓発 平成25年度事業 発達障がい者 雇用支援事業 発達障がい者支援事業 ≪発達障がい者気づき支援事業≫ ひきこもり支援施設である「子ども・若者自立支援センター」において発達障がい者の診断に関する相談等を行い、障がい特性への気づきや受容を促す。 ≪成人期発達障がい者地域支援体制サポート事業≫ 発達障がい者の特性に応じた支援力を高めるため、地域の特定相談支援事業所への研修を実施。 ≪発達障がい者支援コーディネーター派遣事業≫ 就労支援機関等に発達障がい者支援コーディネーターを派遣し、機関支援や就労準備性を高めるプログラム実施の研修を行う。 (緊急雇用創出基金)  発達障がい者の雇用拡大に繋げるための人材育成と企業等における雇用啓発リーフレットや雇用実例集を作成。 身近な地域における相談窓口の拡充・ライフステージに応じた一貫した支援体制の整備・雇用の場の拡充

発達障がい者支援センター事業 発達障がい児者支援体制整備検討部会 府内の発達障がい児者に対する支援を総合的に行う拠点として、 「発達障がい者支援センター(アクトおおさか)」を運営します。 府内における発達障がい児者とその家族を中心に、相談・発達支援・就労の支援を行うとともに、関係施設・関係機関との連携強化等により、発達障がい児者に対する地域における総合的な支援体制の整備を促進する。 相談支援・情報提供 家族等での発達支援の方法に関する指導または助言、情報提供 就労に向けた必要な相談支援及び公共職業安定所等との連絡調整 関係施設及び関係機関等に対する普及啓発及び研修 連絡協議会及び調整会議 機関コンサルテーション業務 発達障がい者支援コーディネーター派遣(再掲) アクトおおさか (大阪市淀川区十三東1-1-6) 平成14年6月、大阪府より社会福祉法人北摂杉の子会に事業委託し「大阪府自閉症・発達障害支援センター」として、開設。 平成17年4月、発達障害者支援法の施行に伴い「大阪府発達障がい者支援センター」と名称変更。 発達障がい児者支援体制整備検討部会 中長期的な視点に立った支援に関する「プラン」策定や支援体制の検討のため、   「発達障がい児者支援体制整備検討部会」を運営します。  平成25年3月に策定した「府発達障がい児者支援体制整備検討報告書」において示された方向性に基づき、中長期的な視点に立った支援に関するプランを策定。 問診票検討WTにおいては、1歳半、3歳児健診に活用する発達障がいに関する問診項目を含んだ問診票モデルを作成。 大阪府自立支援協議会 発達障がい児者支援体制整備検討部会 成人WG こどもWG 問診票検討WT