元従軍慰安婦 ハルモニの絵画 島川竜也 吉開崇人 指導教員 石川幸二教授
目次 従軍慰安婦についての歴史的な背景 ハルモニについて ハルモニ達の絵画 絵で表現すること 芸術の持つ力 感想 参考文献
従軍慰安婦 日中戦争 太平洋戦争中 朝鮮 慰安所 旧日本軍の性行為の相手
日本政府にとっての呪縛 旧日本軍のケースが 強制的なものか? 慰安婦 未だ、日韓の間で論争が繰り広げられている 自ら志願した人たち 強制的に連れてこられた人たち 未だ、日韓の間で論争が繰り広げられている
戦争は終わった・・・ 祖国へ帰った しかし! 温かく迎え入れられるわけではなかった・・・
ナヌムの家では、昔、従軍慰安婦だったハルモニ達が集まって暮らしている。 ハルモニ (おばあさん) ナヌムの家 ナヌムの家では、昔、従軍慰安婦だったハルモニ達が集まって暮らしている。
絵を描くハルモニ達 ナヌムの家のハルモニの何人かは、絵を描くことを始めた。
ナヌムの家 ハルモニ(おばあさん) ハングルを教えるボランティアのついでに美術の先生も見つかった 美術の先生の心意気 絵を描くことで己をありのままに表現 心にためていた事を言ってしまえば人間楽になるものだ 口で言えないから絵で 空白の時間・失われた青春を埋める 自分のこころを浄化して、若者には未来を
奪われた純潔 桜の木下で、 日本軍兵によって 純潔が奪われたことを 表している。 乙女の血を吸って咲いた 桜の木の下には犠牲になった 人々の骨が転がっている。 姜徳景ハルモニ
連れて行かれる 日本軍に連れて行かれた時の 様子を描いている。 金順徳ハルモニ
手折られた花 金順徳ハルモニ 見事な白と紫の木蓮の花 とは対照的に、 少女はつぼみも咲かせ られずに 恨みを抱いたまま 年をとってしまった日本軍 「慰安婦」たちの無念の思い を表しています。 金順徳ハルモニ
絵で表現すること 絵画の表現方法がどうのこうのよりも、熱心に想いをぶつけるように描いた絵画は本当の心の叫び 自己表現の方法として最良 絵を描くことで今と昔をつなぎ合わせる 失われた時間は取り戻せるわけではないが 人には言えないことを、心のトラウマとしてずっと潜めていると精神的にどんどんつらくなってくる。誰かに言ってしまうことでかなり楽になる。長年誰にも言えない辛さがあった。絵を描くことで心をさらけ出せた。
絵で表現すること これらの絵画は、ハルモニ達の本当の心の叫び 自己表現の方法として最良 空白の時間・失われた青春を埋めようとしている 長年誰にも言えない辛さを絵を描くことでさらけ出せた
絵で表現すること 技術的な問題ではない これらの絵画は、ハルモニ達の本当の心の叫び 長年誰にも言えない辛さを抱えてきた 絵を描くことで想いを伝えることができた!
絵で表現すること 自己表現の方法として最良 空白の時間を埋めようとしている
リンクする! 空白の時間 幼少時代 現在 ・・・ 絵を描くことで
芸術の力 私たち 鑑賞者 公開された作品を鑑賞する 多くの人が作者のありのままの心を 感じ取ることができる。
芸術の力 作り手の内面に隠された思いを代弁し、作り手の心を癒す力がある 作品を鑑賞することによって、多くの人たちが作者の心を感じ取ることができる。
芸術の力 作り手(ハルモニ) 内面に隠された思いを代弁 作り手の心を癒す
感想 芸術は、一見、無価値にも思える行為だが、鑑賞者だけでなく、制作者の心さえも動かしてしまうとても大きな力を持っていることを知り、驚愕した。 絵を描くことを精神治癒に役立てようと考えて実行に移した美術の先生はすごいと思う。自分の行動が本当にただしいのか分からない、そんな状況でも美術で人々を、世界を救おうと希望を持って突き進む勇気に感動した。
参考文献 ナヌムの家のハルモニたち 元日本軍慰安婦の日々の生活 慧 眞・著 人文書院 ナヌムの家歴史館ハンドブック ナヌムの家のハルモニたち 元日本軍慰安婦の日々の生活 慧 眞・著 人文書院 ナヌムの家歴史館ハンドブック ナヌムの家歴史館後援会・編 柏書房 日本軍「慰安婦」歴史館 パンフレット ナヌムの家公式サイト http://www.nanum.org/
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