通信販売の成長と未来 2011-07-21 MR9068 吉村勇輝
目次 通信販売のメリット、デメリット 通販の特徴 ・ZOZOTOWN(ゾゾタウン) ・GILT(ギルト) ・アマゾン 主張 ・過去の例 ・アマゾン 主張 ・過去の例 ・課題 ・参考文献
通信販売のメリット 消費者側 企業側 ワンクリックで手軽 特産品などが簡単に買える 物を運ばなくて良い 価格の比較が容易 店舗がいらないので店舗運営のコストがかからない 対象となる消費者が広い 中間マージンがいらないため、値下げができる
デメリット 消費者側 企業側 商品を手に取れないため、品質やサイズが分からない 詐欺のようなリスクがある 商品が届くまでに時間がかかる。送料がかかる 企業側 店舗を持たないので来客できない 広告によって売り上げが左右されやすい いかがわしいイメージがある
ZOZOTOWN 通販に不向きなファッションで通販の障壁を上回る利便性の提供 メーカーごとに異なる採寸方法を、独自で決めた採寸基準で測りなおし、サイズを含め、色、柄、形状、ヒールの高さなど、様々な検索条件で他ブランド商品との比較が実現 膨大で正確な情報を提供する代わりに、原則返品は受け付けない。 アパレルメーカーに「受注会」を開いてZOZOTOWN掲載で事前予約によってメーカー側も在庫リスクを下げることができる。
GILT(ギルト) フラッシュマーケティングと高度な顧客分析 ブランド側にはサイト閲覧者や商品をクリックした人などのデータを送り、それをもとに出荷する量を調整できる ギルトの会員には毎日配信するメールマガジンが200種類あり、一人一人の顧客の行動を分析し、好み推測して最適なメールマガジンを自動的に生成して配信している
アマゾン 圧倒的な物流力 売場を提供するだけの楽天とは違って、商品を自社倉庫内で管理することにより、送料無料化と書類や他メーカーなどの商品をひとまとめに送ることが実現
主張 通信販売は海外進出が難しい
過去の例 ・タオバオ(中国)とヤフーのサイトの相互接続 しかし、自動翻訳が読みづらく、購入までいかない。 ・楽天とバイドゥ(中国)と組んで中国国内でネット通販サイトを立ち上げたがほとんど存在感がない ・タオバオ内のBtoCサイト「Tモール」に出店しユニクロが成功。しかし、撤退する企業も少なくない。 ・配送中のテレビがトラックごと消えたということもあった。
課題 過去の例から言えるように、「言語」「物流」それに加え、海外のクレジットカードは偽造の可能性があるので「決済」という面で壁が立ちはだかる。また、日本では知られているメーカーでも海外では知られていないと売れない現状である しかし、日本のアパレルのほか、フィギアなどのおもちゃも海外には人気が高い。物流のレベル、質が高いことなどメリットもある。また、海外に店舗を構える必要がないため比較的簡単に海外進出は可能であるので、成功は難しいことには変わりないが、可能性は十分にあるはずだ。
参考文献 Chikunai.net メリット、デメリット http://www.chikunai.net/content (7月20日) Chikunai.net メリット、デメリット http://www.chikunai.net/content (7月20日) 日経ビジネス「通販に学ぶスゴ技顧客術」(2011年2月14日発行 第1578号)
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