難民の子どもたちに絵を送ろう 企画・提案:Pax IV Hyper.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
個人情報を保護する仕組みに 関する一考察(その2) 満保 雅浩 東北大学 情報処理教育センター 情報科学研究科.
Advertisements

支援 1.事業概要 商工会・商工会連合会、商工会議所等(「地域振興等機関」)と一緒になって、商品を改良・開発する 計画を策定し、実施した中小企業・小規模事業者に対して、経費の 2/3 を助成。 2.事業内容  商工会等が、支援対象事業者の補助事業計画書作成を支援  「売れる商品」づくりのため、外部専門家等を活用しながら商品企画、改良、試作品開発等を行う.
なぜ貧しい国はなくならないの か 第 1 章 開発経済学とは何か 1. まず定義から始めよう 筆者による定義 「貧しい開発途上国 の貧困削減に貢献する 戦略を研究する学問分 野」 2.
サンフランシスコ統合学区の チャーター・スクール 1 部 ほんだひでき すずきしほり. クリエイティブ・アーツ開校まで 1993 年 9 月 1 日 – 統合学区教委よりチャーター契約に基づく小学校として認可 – 賛成: 3 、反対: 2 、棄権: 年 1 月末 – 開校予定 同年 8.
次期ボーイスカウト日本連盟国際協力プロジェクト企画書 バングラデシュにおける環境教育活動
アイセックジャパン研修生受け入れ企業交流会 企画書
当社の 「品質マネジメントシステム」(QMS)の 今後の運用について
基礎セミナーA あなたが起業すると考えよう
中井 彬人・大森 健吾 今井 悠妃・池亀 和明 末松 容子・西島 沙也加
2015年度 業務改善コンテスト 私大連研修の有効活用 教育支援センター 技術支援課 鈴木 裕一.
仙台防災枠組の実施に向けて 海外の災害・東日本大震災から生まれた広域復興トークライブ 仙台防災未来フォーラム
マイクロティーチング 演習 指導案作成 模擬授業発表
隠岐風待ち海道の取り組み ~世界が認めた隠岐の価値~ 風待ち海道協議会 事務局長 野辺 一寛  .
アイデア・カプセル ( 9 ) 頭脳の地図 アイデア・カプセル ( 9 ) 頭脳の地図 Il Villaggio di Ofelon aderisce alla licenza Creative Commons.
お金の教育 12-2 曽我部 友紀.
Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解 Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解.
現代の金融入門   -第1章 金融取引- 08BA210Y  一二三 春菜.
研修の目的(教材の狙い) 現場の負担軽減を図る 放射線の専門家になる必要はない 気持ちの負担に配慮
Hanyang University, Business School,
大谷経営労務管理事務所のISO9001認証取得について
平和の鐘(かね・おと)を鳴らそう! わたしの平和宣言 2.「どんな暴力も許しません」 3.「思いやりの心を持ち、助け合います」
【資料3】 条例検討会議について 平成28年8月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
第1回 英語教育推進委員会 資料 平成24年5月30日 福井県国際交流会館 1.
ICT活用指導力向上研修会 ~児童生徒の情報活用能力を高める指導方法~
グループ研究1班 第一章 経営戦略とは何か 雨森 彩 大嶋 健夫 小沢 博之.
子どもたちが発達段階に応じて獲得することが望ましい事柄
China-Japan-Korea Rovers Co-operative Project in Philippines
TNC 株式会社タイニチコーポレーション 株式会社タイニチコーポレーション
U40(アンダー40) 「文化魅力育成プロジェクト」
Ⅲ.サービス開発の方法.
アジア系留学生に対する ソーシャルワーク教育に関する研究(2)
東京災害ボランティアネットワーク × Youth for 3.11 第8期 活動報告
フランスの年金調整会議 年金調整会議は、2000年に創設された。常設の団体であり、メンバーは国会議員、経営者・労働組合の代表、専門家、国の代表である。その主たる目的は、フランスの年金制度を監視すること、年金に関連する公的政策への勧告をすることであり、専門的知識と全ての参加者による協議に基づいている。
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
技術支援状況(1) ICTモデル工事の手引き
C-2 導入プレゼン1 国際交流って何?.
要約 きりん、まぐろ、PB.
ワークシート 高校生向け Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 自然・環境 サンゴは海の中でどんな役割を担っていますか?
グローバル補助金 財団FVPセミナー 財団FVP委員会 宮里 唯子 グローバル補助金
Wikimedia 1DS05185P 切原有一 1DS05199E 野村知己 1/11.
国際理解教育     法学部     石田 直伺.
新しいSNSの提案 島本 尋史.
ニッポントラベルレストラン おいしいものが そこにある。 tue..
ISO 改訂に向けた意見 (Guidance on project management)
International Youth Exchange Organization of Japan
探究科スライド 教材No.09(K2).
アートを活かした障がい者の就労支援事業の推進方向
探究科スライド 教材No.12(K2).
長崎平和学習研修スポット 【高校生1万人署名実行委員会】
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」
学修する科目やプログラムの内容 世界の留学生と交流学習プログラム in New York
生活支援 中央研修 H26.9.4(木)~5(金) 品川フロントビル会議室 H26.9.6(土)~7(日) JA共済ビルカンファレンスホール
~求められる新しい経営観~ 経済学部 渡辺史門
AIDMAの法則とは。 商品やサービスの購入における購買決定の心理的プロセスを、その頭文字をとって表したもの。 そのプロセスを、
SCS研修「高等教育における障害者支援(2)」 国際的な障害者の権利保障と教育
補助金小委員会 委員長 四宮 孝郎(大阪西南RC)
新商品・新サービスの開発支援事業 (地域力活用市場獲得等支援事業)
アジア開発銀行との連携 - 大学との連携 - 第3回山口大学国際シンポジウム 2009年12月 アジア開発銀行駐日代表事務所        日向 俊一.
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
香港環境ビジネスセミナー 三重県企業国際展開推進協議会 環境部会
兵庫連盟報告会& アフターフォーラム 兵庫連盟阪神さくら地区 西宮第25団土井駿斗
第XXXX地区 補助金管理セミナー 2012年7月.
生活綴り方の生活指導 コミュニケーションの形成.
拠点システム構築事業 サブサハラアフリカ諸国の教育改善
駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川 綾由美 西村ゼミ課題 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川 綾由美.
実施地域: サービス等領域:( ⅰ)/ ⅱ/ ⅲ / ⅳ) / ⅴ)から選択 ) コンソーシアム等名称:
1 はじめに (1)これまでの経過 (2)メインテーマ (3)企画趣旨 (4)中之島公園の特徴 2 施設について (1)コンセプト (2)建物概要・特色 (3)フロアイメージ
クラブ会長 役割と責務.
Volunteer (ボランティア) 海外青年協力隊 アートプロジェクト 九州芸術工科大学・芸術情報設計学科
桜街道251プロジェクト ~グリーンラインの桜を守る~
Presentation transcript:

難民の子どもたちに絵を送ろう 企画・提案:Pax IV Hyper

Pax IV Hyper: http://www.paxiv.org ■はじめに  2000年12月に、下記のような活動が、日本連盟ローバース会議により開始された。  「日本連盟ローバース会議の提唱により、「国境なきアーティストたち」の活動支援するとともに、年少のスカウトの描いた絵とクレヨンをセットにした「アートパック」を紛争地域の難民の子どもたちに送ろうというキャンペーンが開始されました。」(ローバース会議ウェブサイトより引用)  この「絵を送るプロジェクト」のために、日本全国のビーバーやカブスカウトから、彼らが描いた絵が集められた。当初の予定では、この集められた絵が、紛争地域の難民の子どもたちに送られる予定であったが、現在のところ集められた絵は、国境なきアーティストの日本事務所に保管されたまま、紛争地域の難民の子供たちには送られておらず、詳細な予定も立っていない。  結果として、このキャンペーンは「絵を集める」ものでしかなく、実際に絵を提供した国内のBVS・CS関係者からの不満と不安の声が出ているのも実情である。ボーイスカウトとしても、是非代表者が直接絵を渡すところまで携わり、それらの結果を国内スカウトに反映させることで教育的な活動となり、今後行われるであろう様々な企画に対してのアプローチとなりえると考察する。  本企画書は、日本で眠っている絵を紛争地域の難民の子どもたちに届け、絵を送るプロジェクトを完遂するために書かれた。このプロジェクトは、すでにローバース会議では活動は終了しているため、Pax IV Hyperが中心となり業務を引き継ぎ、実行することを企画・提案する。 Pax IV Hyper: http://www.paxiv.org - 1 -

■背景1:国境なきアーティストとは  ARTISTS WITHOUT BORDERS - 国境なきアーティストたちは、熱意を持った人々が集まった新しい組織です。 世界各地の多くの国々で起こっている民族の再構成の動きや、冷戦終結後にでてきた武力行使によって世界秩序を構築しようとする動き、移民や国際化から生じる社会的・文化的亀裂、内戦による不和などに関心を持つ人が集まっています。 国境なきアーティストたちは、武力衝突の犠牲となっている人々に、アートやエンターテイメントを通して、心の面での手助けをします。人にとって芸術は食料や水と同じくらい必要なものであり、人は芸術を通してカタルシス(catharsis=精神の浄化)を得ることができます。これが、芸術が持つ最も重要な機能です。精神や感情などの心理的な面での癒し(いやし=ヒーリング)において、この芸術を通して得られるカタルシスは、きわめて重要な役割を果たしているのです。 国境なきアーティストたちは、有名、無名にかかわらず、才能あるアーティストの作品を紹介します。無名のアーティストは、人道的支援のために作品を提供することで、自分の作品が世に送り出され、経験を積むことができます。既に名の知られているアーティストも、私たちの人道的支援活動と結び付くことでさらなる名誉と人望を得ることができます。 「国境なきアーティストたち」にボランティア(volunteer member)として、または作品・才能の提供者(contributing member)として参加するアーティストは、無名であっても、著名であっても、優れた才能を共通して持っています。 国境なきアーティストたちは、文化の消滅の危機に瀕している少数民族への関心を高め、世界の文化的多様性を守るために力を注いでいます。 国境なきアーティストたちは、National Geographic Societyの掲げる科学的・文化的目標、国境なき医師団の人道的支援活動、Survival International(先住民族の支援組織)の重要な役割、United Colors of Benettonによるマルチ・カルチャーな広告キャンペーンを組合わせて急速に成長していきます。さらに、才能あふれる芸術を紹介する尊い役割を果たします。 国境なきアーティストたちは、紛争の犠牲者となった人々にアートを運び、直接の人道的支援活動を遂行するボランティアや、世界の文化・民族の多様性を共感しあいながら、平和・相互理解をもたらすワールド・アーティスト、苦境に立つ人々を助けるという人道的義務のために作品と才能を捧げるあらゆる分野の優れたアーティストなどによって構成されています。 (以上国境なきアーティストウェブサイトhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~artWEB/より引用) - 2 -

■背景2:なぜ絵なのか?   「国境なきアーティストたち」は、紛争で傷を負った子どもたちの心を癒し、浄化(カタルシス)するためには芸術に触れ、また、芸術的な表現を行うことが非常に有効な手段であると考えている。「絵」を通じての子どもたちの交流もそのひとつであり、質の高い音楽や芸能を提供する活動も行っている。  この趣旨に賛同した日本の芸術家も多く活動に加わっており、「汎マイム工房」(東京で活動しているピエロとパントマイムのグループ)はユーゴの子どもたちのために、特にベオグラードなどNATOの空爆や経済制裁の被害を受けた地域を巡回した。また現在、沖縄のミュージシャン喜納昌吉氏の現地コンサートも企画されている。   日本のスカウトにとっては、武力紛争のために心身に傷を負った同年代の子どもたちが多くいることを知り、彼らに思いを馳せ、絵に思いを託して伝える活動の中で、世界には信じられないような悲惨な状況があり、その状況下においても、子どもたちは日々生きて成長していることを知るという国際理解の機会となる。また、現地の子どもたちにとっては、おそらく聞いたこともないような遥か極東の国の子どもたちが、自分たちのことを知り、気にかけ、絵や画材を贈ってくれたという事実に励まされ、自分たちも絵を描いて(絵画指導のワークショップも行われる)自分たちの心を返信し交流することができる。  芸術的な活動と言語の違いが障壁とならない交流が実現することになる。 (以上ローバース会議ウェブサイトより引用) - 3 -

■企画概要(期間) 2000-Dec ローバース会議によりプロジェクト開始 2001-May ローバース会議においてはプロジェクト終了? 2001-Sep 準備派遣 2002-? プロジェクト継続? 2001-Jul Pax IV Hyperにより、プロジェクト提案。今回提案するのは、2001-Sepの準備派遣のみであり、それ以降のプロジェクト継続については、準備派遣修了後再度、評価、継続審査を行う必要がある。 - 4 -

■企画概要(プロジェクトサイクル) 現状 今回提案する プロジェクトサイクル 企画 企画 評価 実行 評価 実行 実行 実行 (ローバース会議) (ローバース会議) 評価 絵の収集 (ローバース会議) 実行 評価 評価・反省 スカウト+AWB 絵の収集 (ローバース会議) 実行 予定無し 絵の送付(未完了) (AWB) 絵の送付 スカウト+AWB 実行 実行 AWB=国境なきアーティスト プロジェクトサイクルにおけるポイント:現状のプロジェクトの場合、日本国内でビーバやカブスカウトから絵を収集する作業はローバース会議が行い、その後の絵の送付や紛争地域での絵を渡す作業、さらにプロジェクト全体に関する評価活動が、AWBに完全に任されている。本提案書では、プロジェクトの実行部分である、絵の送付、評価活動についてもスカウトを導入し、プロジェクトサイクルのすべての段階において、ボーイスカウトが関わることを目指す。 - 5 -

■企画:プロジェクト(目的地・人員・日時) 航空運賃の掛らない、日本に比較的近いアジア・中近東での模索の結果、下記の2カ国が実施に適していると判断した。なお、目的地については国境なきアーティストとの協議により、下記の2案に限らず変更しうる。 スリランカ ユーゴスラビア(コソボ) 人員 参加者はボーイスカウト日本連盟におけるユーススカウトを中心とする。 年 齢:18歳以上が望ましい。 人 数:2名から3名 日時 参加対象者であるユーススカウトが参加可能な日時であり、参加者が重複するおそれのある、日本連盟アジア・太平洋提携プロジェクト(バングラデシュ)派遣の日時を考慮の上、2001年9月頃 をプロジェクト実施日時とする。。 - 6 -

■企画:プロジェクト(資金・プログラム) 主な資金の調達は様々な企業であり、各物品をメインの商品としている企業に提供してもらう方向である。例: 画材関係>(株)コクヨなど。   寄付金:スポンサーによる物品・金銭的援助。個人による金銭的援助。   参加費:参加者から徴収する。     募金:募金活動の実施。 プログラム プログラムでは、ただ単純に紛争地域に絵を運ぶだけではなく、ボーイスカウトおよび国境なきアーティスト固有のプログラムを展開したい。提案するプログラムを大きく分けると現地での活動と日本国内での活動に分けられる。現地の活動のメインプログラムはワークショップであり、日本国内の活動はPR活動と事前準備&事後報告になる。 ・ワークショップ:日本のビーバー・カブスカウトに描いた絵を展示し、また難民の子供たちに絵を描いてもらう。画材などは全てプレゼントする。日本国内でもワークショップをビーバー・カブスカウトに国際理解を深めるために実施する。その際に絵を描いてもらう。 ・展覧会(日本国内):現地でのプログラム終了後、日本各地で行う。(フィードバック的な部分)難民のこどもたちの絵をいくつかポストカードなどにし、販売することも考えうる。 - 7 -

■今後の展望 本プロジェクトの実施には、参加者であるユーススカウトの他に、日本連盟(事務局プログラム委員会、ローバース会議等)と国境なきアーティストとの協議が必要である。したがって、本企画書で提案した内容は、あくまで第1案である。 Pax IV Hyperは、今後、日本連盟と国境なきアーティストとの協議・議論を行い、全国の参加ユーススカウトともに、本企画を実行したいと考える。 企画書提出者:Pax IV Hyper Website:http://www.paxiv.org E-mail: info@paxiv.org 概要:Pax IV Hyperとは、神奈川県のローバースカウトを中心としたユーススカウトコミュニティである。主な活動として、ムート2001サポートプロジェクト、バングラ派遣サポートプロジェクトなどがある。詳しくは、上記のWebsiteを参照されたい。 - 8 -