地球温暖化問題に対する科学的態度を考える

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地球温暖化問題に対する科学的態度を考える 私たちは、世界で問題になっている地球温暖化が本当に二酸化炭素が原因なのかと疑問を抱き、調べてみました。 名古屋学院大学  佐々木ゼミ

温室効果とは何か?? 出所;経済産業省 そもそも地球温暖化を引き起こす温室効果とは一体何かというと、 地球の大気を通過した太陽光は、地表を温め、その後、熱を吸収した地表から大気に放射されます。そして大気中にある二酸化炭素やメタンなどによって吸収され地球を温めます。 これが温室効果です。しかし、現在では二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが増加したことによって、大気中で吸収する熱の量も増え、この結果が地球温暖化です。 出所;経済産業省

温室効果ガスの種類とは? IPCC第4次評価報告書 その温室効果ガスには種類があり、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスがあります。  二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。石炭や石油の消費、セメントの生産などにより大量の二酸化炭素が大気中に放出されます。また、大気中の二酸化炭素の吸収源である森林が減少しています。これらの結果として大気中の二酸化炭素は年々増加しています。  メタンは二酸化炭素に次いで地球温暖化に及ぼす影響が大きな温室効果ガスです。メタンは、湿地や池、水田で枯れた植物が分解する際に発生します。家畜のげっぷにもメタンが含まれています。このほか、天然ガスを採掘する時にもメタンが発生します。 IPCC第4次評価報告書

化石燃料とは…..?? 石炭、石油、天然ガスなどは大昔の動物や植物が、地下深くで変化したものであるとの説があり、化石燃料と呼ばれている。 化石燃料は基本的に、炭素:83~87%、水素:11~14%、硫黄:5%以下、窒素:0.4%以下、酸素:0.5%以下、金属:0.5%以下からできているため燃やすと必ず温室効果ガスがでる。 二酸化炭素を増やす化石燃料とは何かというと、大昔の動物や植物が地下深くで変化したものと言われていますが、本当にそうなのかはわかっていません。 化石燃料は、炭素、水素、硫黄、窒素、酸素、金属からできているので、燃やすと必ず温室効果ガスが出ます。

化石燃料の残存量 出展: 経済産業省 資源エネルギー庁 そもそも化石燃料は限りある資源だと言われています。現在の消費ペースを前提として石炭は122年分と見込まれる反面、石油は42年、天然ガスは60年と見込まれています。もちろん、今後新たな油田や鉱山の発見の可能性もありますが、いずれにせよ限りある資源だということです。 出展: 経済産業省 資源エネルギー庁

化石燃料等からのCO2排出量と大気中のCO2濃度の変化

過去150年くらいの気温変化 出所:IPCC AR4 SPM 前の図とこの図を見てもらうとわかると思いますが、気温が上がっているのは事実ですし、CO2濃度と排出量も上がっているのも事実です。 出所:IPCC AR4 SPM

京都議定書 地球温暖化防止という名目のもと、1997〚平成9年)に京都で開催された『第3回締約国会会議(COP3)気候変動枠組み条約』において採択された議定書のこと。 先進国は、全体として二酸化炭素(CO2)メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCS)、バーフルオロカーボン類(SF6)、六フッ化硫黄(SF6)等の温室効果ガスの排出量を、1990年水準に比べて2008~2012年の間に5.2%削減するという法的拘束力をもつ目標を設定。 おもな国別削減目標は、EUが8%、アメリカが7%、日本が6%とする。 これに対応するために、京都議定書が採択されました。京都議定書とは、地球温暖化防止という名目のもと、1997〚平成9年)に京都で開催された『第3回締約国会会議(COP3)気候変動枠組み条約』において採択された議定書のことです。先進国は、上記の温室効果ガスの排出量を1990年水準に比べて2008~2012年の間に5.2%削減するという法的拘束力をもつ目標を設定しました。

京都メカニズムとは クリーン開発メカニズム (CDM: Clean Development Mechanism) とは、先進国が開発途上国に技術・資金等の支援を行い温室効果ガス排出量を削減、または吸収量を増幅する事業を実施した結果、削減できた排出量の一定量を先進国の温室効果ガス排出量の削減分の一部に充当することができる制度。 先進国は少ないコストで削減が可能となり、途上国は技術や資金の供与といった対価が望めるなどの効果がある。 共同実施(JI, Joint Implementation)とは、先進国同士が協力して削減できた一定量の排出量の一部を自国の排出削減量としてカウントできる制度。 排出量取引

COP17 これまで国際社会は、「京都議定書」という枠組みにより 気候変動問題に取り組むような形でした。しかし、結束期間がまもなく終えようとしています。 ということは、温室効果ガス&CO2を出したいほうだいか? これまで国際社会は、「京都議定書」という枠組みにより 気候変動問題に取り組むような形でした。しかし、結束期間がまもなく終えようとしています。 そもそも京都議定書は、発展途上国には温室効果ガスの 排出制限義務がなく、世界全体の約24%をしめる中国さらに 米国も参加しておらず、世界的な排出削減の枠組みにしては不十分であるというしてきもありました。今年にひらかれるCOP18にさきがけて、ドイツのボンで国連気候変動会合が開かれた「すべての国に適応する」ということだけを述べているだけであり、先進国と新興国が対立する形になった。 このような対立したなかで、どのような内容になるかが 2013年以降の温室効果ガス削減の枠組みのカギとなります。 これにより、国内外の企業のエネルギー政策の方向性が様々ないみで影響をあたえることになります。

COP17の4つの成果

ポスト京都議定書にむけ… 2013年以降の京都議定書第二約束期間の設定に合意された。 しかし、ロシア、カナダとともに日本も不参加となる。 2013年以降の京都議定書第二約束期間の設定に合意された。 しかし、ロシア、カナダとともに日本も不参加となる。 現在の京都議定書は2012年末で第一約束期間を終えます。そこでCOP17では2013年以降の京都議定書第二約束期間設定に関する合意もなされました。他方,すべての国が参加しない京都議定書は公平性,実効性に問題を抱えているとの観点から,第二約束期間には参加しないとの日本の立場に変わりはなくCOP17では,同様に不参加を表明していたロシア,カナダと共に日本は第二約束期間には参加しないことになり,成果文書にも日本の立場が反映されています 話が変わる。

過去150年くらいの気温変化 出所:IPCC AR4 SPM 先ほども見てもらったグラフを見てください。このグラフだけを見てみると、気温が上がっているように見えます。 出所:IPCC AR4 SPM

この通り、約800年ごろも気温が上がっていることがわかります。

過去1万2000年の気温変化と平均 過去2000年の気温変化 上の図は、過去1万2000年の気温変化、下の図は過去2000年の気温変化です。このように長いスパンをとって見てみると、温暖化しているようには見えません。 過去2000年の気温変化

槌田さんの主張 大気中のCO2濃度は、人間活動とは関係がなく、気温の上昇による結果であったことを説明する。  すなわち、大気中のCO2濃度の増加が原因で温暖化が進行したのではなく、気温(海面温度)の上昇で海水中のCO2が大気に放出され、大気中のCO2濃度が増えたのである。

二酸化炭素と気温の関係 この図からキーリングはCO2が上昇した後に気温が上がるとし、CO2増加が気温上昇の原因とした。

太陽黒点と気温との関係 「Maunder minimum」はマウンダー極小期と呼ばれるもので、黒点数が異常に少なかった期間です。 「この時期の寒さは特に厳しく、“夏が来なかった時代”として知られています。  その時代、農作物は実らず、農民は飢え、世界的に飢饉が起きました。また、栄養不足や日照不足による健康の悪化によってペストなどの病気が蔓延し、経済恐慌が起こりました。さまざまな要因が重なった結果として安定を欠いた社会では、革命が起こりました。」ということだ。 「太陽黒点数は、2500年ごとに、ほとんどゼロになる時期がある。その時期は、気温も低かったことがわかっている。そして興味深いことに、農業革命、都市革命、精神革命、産業革命という、完新世の人類史を画期する四つの重要な革命は、気候が寒冷化する、つまり太陽黒点数が減少する時に起きることがわかっています。 http://plaza.rakuten.co.jp/OmMaNiPadMeHum/diary/200810030000/

そもそも太陽黒点とは? 太陽黒点は、太陽の表面に散らばっている黒い点のようなもの。しかし、黒い点といっても光を放っていないわけではなく、周囲に比べて温度が低いので黒く見える。(黒点は約4000℃太陽表面は6000℃)、発生する理由として太陽の磁場ではないかと言われている。

黒点数と太陽周期 太陽活動は極大期と極小期を周期的に繰り返しているが、現在の活動周期は予想以上に長引き、約11年周期が12.6年になっている。

極めてまれに起きる太陽の磁場「4重極構造」だが、現状の太陽黒点の活動データーを過去のデーターと比較研究した。 人類にはガリレオが太陽黒点の観測を始めてから約400年間の黒点観測データーがあるが、そのデーターと比較すると17世紀に70年間続いた寒冷期――「マウンダー極小期」や「ダルトン極小期」――に似てきている。

太陽活動に関する最近の動き 太陽周期が10.6年から12.6年に2年伸びている。 太陽活動は上昇しているが、黒点の数は以前のサイクルより少なく、北半球に偏って発生している。

太陽が2重極構造から4重極構造に推移 太陽には南北両極にプラス極とマイナス極があり、約11年周期で同時に両極の磁場が入れ替わる(反転する)。現在の太陽は北極がマイナス極、南極がプラス極となっていて、次回は2013年5月の太陽活動の「極大期」(太陽の黒点数が最大になる時期)と同時に反転すると予測されていた。 ところが今年1月の太陽観測衛星「ひので」の観測で、北極では約1年も早く、反転に向けて磁場がゼロ状態に近くなっていることが分かった。しかし、南極では反転の兆しはみられず、依然、プラス極のままだ。その結果、北極と南極がともにプラス極となり、赤道付近に別のマイナス極ができるような、太陽全体の磁場が「4重極構造」になる可能性があるという。 太陽活動は極大期と極小期を周期的に繰り返しているが、現在の活動周期は予想以上に長引き、約11年周期が12.6年になっている。今回の磁場観測の結果を含めて、これら太陽活動の異変は、地球が寒冷期となった「マウンダー極小期」(1645~1715年ごろ)や「ダルトン極小期」(1790~1820年ごろ)に似ているという。

4重極構造が与える影響 4重極構造になると太陽の活動は停滞する。 それは太陽黒点の観測でわかる。 4重極構造になると太陽の活動は停滞する。 それは太陽黒点の観測でわかる。 極めてまれに起きる太陽の磁場「4重極構造」だが、現状の太陽黒点の活動データーを過去のデーターと比較研究した。 人類にはガリレオが太陽黒点の観測を始めてから約400年間の黒点観測データーがあるが、そのデーターと比較すると17世紀に70年間続いた寒冷期――「マウンダー極小期」や「ダルトン極小期」――に似てきている。

スベンクマーク効果 スベンスマーク効果(スベンスマークこうか)とは、宇宙空間から飛来する銀河宇宙線(GCR)が地球の雲の形成を誘起しているという仮説である。 太陽磁場は宇宙線が直接地球に降り注がれる量を減らす役割を果たしている。そのため、太陽活動が活発になると太陽磁場も増加し、地球に降り注がれる宇宙線の量が減少する。スベンスマルクらは1997年、宇宙線の減少によって地球の雲の量が減少し、アルベド(反射率)が減少した分だけ気候が暖かくなった可能性を提唱した。 スベンスマルクらの提唱する機構が、実際に気候に影響しているという確証は見つかっていない。また、複数の科学的報告によって、宇宙線が実際の雲量や近年の地球温暖化に大きく影響を与えているとの説は否定されている。

図1:太陽周期は、Haleakala(ハワイ)とHuancayo(ペルー)でモニターされた宇宙線量として、赤いラインで示されています(リファレンス3)。気温変化はロックウッドらが好んで採用した地表データではなく、バルーンゾンデによるデータを採用(HadAT2、計測器を付けた風船を空中に飛ばしてそのデータを採取)、太陽の影響力が継続している事は明白である。この対流圏のデータは850-200hPaの高度分に相当する(リファレンス4)。海洋(の表層温度)のデータはSODAから入手しました(リファレンス5)。この海洋のデータには、太陽活動とのズレがありません。海面表層温度の明確な低下傾向が、1990年以降から継続している事に注意してください。 図2:宇宙線による、太陽周期と世界平均の対流圏の気温との逆相関は明確で、ESA-ISAC研究にて示されました(リファレンス2)。図の上段は気温(青い線)と宇宙線(赤)の観測データを示しています。図の下段はエルニーニョ、北大西洋変動、火山活動によるエアロゾルによる影響、そして10年あたり0.14度(絶対温度)による傾向を排除した後、得られる相関関係を示しています(この部分を2009/5/31、AM11:40に訂正)。 これを見てみると、宇宙線の量と気温の関係が相関しているようにも見えます。

IPCCとは? IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)とは、気候変動に関する政府間パネルの略称であり、国際連合環境計画と国際連合の専門機関である世界気象機関が1988年に共同で設立した。国際的な専門家でつくる地球温暖化について研究する政府間機構である。 数年おきに発行される「評価報告書」は地球温暖化について国際的な科学者が科学知見を集約した報告書であり、国際政治及び各国の政策に強い影響を与えつつある。 一方で気温とCO2の相関を指摘しているのがIPCCです。

第一次評価報告書(FAR)が1990年、第二次評価報告書(SAR)が1995年、第三次評価報告書(TAR)が2001年に発表されている。 「我々を取り巻く気候システムの温暖化は決定的に明確であり、人類の活動が直接的に関与している。」(第一作業部会報告書) 「気候変化はあらゆる場所において、発展に対する深刻な脅威である。」(第二作業部会報告書) 「地球温暖化の動きを遅らせ、さらには逆転させることは、我々の世代のみが可能な(defining)挑戦である。」(第三作業部会報告書) このように地球温暖化に対する早急な緩和策の必要性を強く認識する内容となっている。

温暖化が進むと何が発生する・・・? 出所:IPCC第4次報告書 生態系や水など気温が少し上がると影響のある物があるが食料については気温が2度ぐらい上がると生産性の増加があり(寒い地域だと温度が上がると嬉しい)少しの気温上昇なら一概に悪いとは言えない 出所:IPCC第4次報告書

クライメイトゲート事件とは・・・?? 2009年11月17日に、イギリスにあるイースト・アングリア大学の、気候研究ユニット(CRU)が、クラッキングされ、CRUのサーバーに格納されていた個人ファイルを入手し、地球温暖化の研究に関する電子メールや文書がオンラインで公表され、一般のメディアでも報じられた一連の事件のこと。内容は、ホッケースティック曲線として知られる、20世紀になって急速に地表の平均気温が上がったとするデータについての議論である。ホッケースティックのデータを発表したMichael Mannが、「80年代以降の気温上昇を過大に見せ、60年代からの下降を隠す」工作を行なったことをのべている。ホッケースティックのデータが捏造されたのではないかという疑惑については、全米科学アカデミーが調査し、IPCC第4次評価報告書からは削除された。

ホッケースティック・グラフとは何か? 古気候学者のマイケル・マンは木の年輪から過去千年以上の気温変化を見積もった結果を発表した。 その過去の気温変化が19世紀以降の急激なカーブを示していたため、その気温変化の曲線がホッケースティックに似ていたため、その気温変化グラフを「ホッケースティックグラフ」と呼ぶ。 このグラフは今世紀の気温上昇が人為的であることを示す有力な証拠の一つともなり、IPCCをはじめ様々な分野で何度も引用されることになった。 しかし、この気温変化のグラフに使ったデータの記述が間違っていた。この出典表記の間違いや修正を「改竄(かいそ)」などとして批判する者があらわれ、スキャンダルとなった。またマンのデータに対して小氷期や中世の温暖期などによる気温変動が過小評価されているのではないかなどと数多くの批判や異論が論文となって発表された。この一連の騒動をさして「ホッケースティック論争」と呼ばれ、多くのメディアで報道された。ホッケースティックグラフは、IPCCのAR3には引用されていたが、AR4では削除されている。このような国際機関で情報の操作が行われていたとすると、報告書自体の科学的信頼性が落ちることになる。 話終わる

アルキメデスの原理とは・・?? 出所:環境市場新聞 http://econews.jp/eco/ecotopics/post_9.php 今見てきたように、温暖化自体と、その原因に関しては、真反対の議論があって、慎重な判断が求められるはずです。また、人為的CO2による温暖化を主張するIPCCのレポートでも、データの操作が行われたという事件もありました。しかし、マスコミ報道や一般常識は、CO2による温暖化が公然と語られている。例えば、よくある勘違いとして、北極の氷が解けることによって海面が上昇するといった誤解が生じています。地球温暖化によって、北極の氷が融けて海面上昇するというのは大きな誤解です。 例えば、コップに満タンの水を入れ、その上に氷を浮かべます。その氷が融けてしまうと、その分だけ水がこぼれるかどうか、というと、こぼれません。これがアルキメデスの原理です。海水面に浮いている氷は融けるとき、体積としてはちょうど全部なくなる計算になるわけです。つまり、北極の氷が全部融けるとすると、今すでに氷として海に沈んでいる部分の体積に等しくなり、液体の水としては体積が増えも減りもしません。したがって、北極の氷が融けても、別に海水面が上昇することはないわけです。 出所:環境市場新聞 http://econews.jp/eco/ecotopics/post_9.php

レジ袋一枚につき必要な石油の量は? レジ袋の原料はポリエチレンなどの合成樹脂、つまりレジ袋は石油から作られるプラスチック製品です。 レジ袋1枚につき約20mlの石油を使うため、年間300億枚×20ml=60万キロリットル(2リットルのペットボトル30億本分)の石油が使われている計算となります。レジ袋を使わなければ、それだけの石油が削減される・・・という考え方も出来るでしょう。

車を1㎞走らせるのに必要な石油の量は・・・⁇ ガソリン1ℓで10㎞走る車は、1㎞で100mlガソリンを使う。すなわち、レジ袋5枚分のガソリンです。

まとめ ・CO2が温暖化の原因であるというのは言い過ぎではないのか。 ・地球規模でみると、過去140年でわずか0.6℃~0.7℃しか上昇してない。 ・意見が対立している問題に対しては科学的で、中立的な議論と判断がなされるべき。 今現在、行政もマスコミもすべてが、「地球温暖化はCO2が原因だ。」「地球温暖化はCO2を排出した人災だ。」という方向に進んでいます。 しかし、CO2が原因で地球温暖化が進んでいるという科学的根拠がありません。 たしかに、地球が温暖化しているのは事実です。明治以降から見てみると東京では3℃上昇しています。 しかし、それを地球規模で見てみると、過去140年で、わずか0.6~0.7℃しか上昇していません。 また、地球大気の主成分から見ても、二酸化炭素の割合は微量なので、CO2を削減したところで影響は少ないと言えます。 先ほど説明したスベンスマーク効果によって、温暖化したという意見もありますし、CO2が原因で温暖化が進んだのではなく、 気温(海面温度)の上昇で海水中のCO2が大気に放出され、大気中のCO2濃度が増えたという意見もあります。 しかし、行政やマスコミは、温暖化の原因はすべてCO2である。というような問題のすり替えをし、それをうまく利用し企業などもECOだといって 金儲けをしているのが事実です。今私たちに必要なのは、正しい判断力だと思います。正しい判断力で、その問題を様々な方向から見ていか なくてはいけないと思いました。