SPSS操作入門 よい卒業研究をめざして 橋本明浩
起動 さあ! SPSS 16
SPSS for Windows の特徴 複雑なデータの分析などを簡単な操作で ←複雑なプログラムの作成の必要はありません →複雑な自作のプログラムの検証は困難 共通の測定機と同じように広範囲(10億本以上の 実績?)に使われている. データの編集,変容,選別,加工方法、集計やグ ラフ化が画面上で容易 ←データ数の制限はありません.
SPSSの歴史 SPSS社 1960年代後半に米国スタンフォード大の大学院生 によって起業 大型計算機の統計パッケージSPSS Statistical Package for the Social Sciences 計算機や統計手法に不慣れな社会学者にも量的 な研究が行えるようなソフトウェアを提供
何ができるか?BASE 統計手法 BASE 記述統計 検定 因子分析 クラスタ解析・分類 その他 カイ2乗検定 t検定 ノンパラメトリック検定 1元の分散分析 因子分析 クラスタ解析・分類 その他
何がEXELと違うか? 変数の型が厳密 欠測値の処理 測定値が無い場合に0としてはいけない 解析から外す必要がある 数値,文字,時間等が明確に分かれている 自分で定義しないといけない 欠測値の処理 測定値が無い場合に0としてはいけない 解析から外す必要がある あらかじめ使用するものは,宣言しておくことが重 要→変数ビュー画面
変数について 日本語は変数ラベルで入力 尺度の定義 スケール,順序,名義 名前の制限 漢字(日本語)を使うべきじゃない! →EXCELではOK?! + -等の演算記号は使えない 日本語は変数ラベルで入力 値の定義→変数ビュー 1→男 2→女 尺度の定義 スケール,順序,名義
SPSSの画面 データウィンドウ データビュー →SPSSの画面(1) 変数ビュー →SPSSの画面(2) シンタックスウォンドウ(普通表示されない) 細かい作業を行う人用 データウィンドウと出力ウィンドウはペア
SPSSの画面(1) データウィンドウ データビュー(データの入力と編集)
SPSSの画面(2) データウィンドウ 変数ビュー(変数の定義)
SPSSの画面(3) 出力
まず変数ビューを先につくる 変数名のつくりかた Q1 Q2 Q3のように順番に作る 多重解答の場合は変数をわける
アンケート(基礎知識) 前書き(簡潔に)→詳細は後ろに 長々とした前書きが書いてあるアンケートに答える 人はいない? あとがき→お礼 長々とした前書きが書いてあるアンケートに答える 人はいない? あとがき→お礼 倫理その他は後ろに書く A3で2-3枚が限界 何を調べたいのか事前に考えておくこと 検証したい仮説を事前に決める 標本の抽出法
アンケート用紙本体の実際 Q1 性別は? 1 男 2女 Q2 年齢 回答欄は一列に作っておく Q3 血圧
アンケート用紙本体の実際 Q7 好きな食べ物をえらびなさい 1.リンゴ 2.みかん 3.スイカ Q7_1 変数ラベル リンゴ 1, 0 Q7_2 変数ラベル みかん 1, 0 Q7_3 変数ラベル スイカ 1, 0
さあ実際に作ってみよう まずここまで(1)
ここを押す 値の定義
値の付与 Q1について 1→男 2→女を入力して追加 数値は半角で入力
値のうまい入れ方 ポイントして,右ボタン COPY→貼り付けで同じもの使う COPY CNTL+C 貼り付け CNTL+V
多重解答の場合(1) 単純集計やクロス集計の前に必ず必要!! 二値択一【二分】と複数選択方式がある
多重解答の場合(2) グループの定義]
多重解答の場合のクロス集計
多重解答の場合のクロス集計
参考資料 SPSS