くまもとグリーン農業」について 熊本県 農林水産部 生産局 農業技術課 行徳 裕.

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くまもとグリーン農業」について 熊本県 農林水産部 生産局 農業技術課 行徳 裕

講義の内容 1 これまでの環境保全型農業との関係 2 取組みを支援する行政的な仕組み 3 環境にやさしい技術を広げる取組み

農業・農村がもつ多面的機能 このような公益的で多面的な機能を活かそう! 大気の浄化 水源かん養 土壌侵食の防止 洪水の防止 景観の維持 背景 なぜ グリーン 農業? 農業・農村がもつ多面的機能 大気の浄化 水源かん養 土壌侵食の防止 洪水の防止 景観の維持 農村特有の生物の保護 このような公益的で多面的な機能を活かそう!

農業生産も環境負荷がある 過度の使用は環境負荷が大きい 環境負荷が少ない農業をすすめよう! グリーン農業の推進

「くまもとグリーン農業」てなに? 「くまもとグリーン農業」とは  安全・安心な農産物を消費者へ供給するとともに、熊本の宝であるきれいで豊かな地下水を始めとする恵まれた自然環境を守り育てるために取り組む、土づくりを基本として、慣行農業より化学合成肥料や化学合成農薬を削減するなど環境にやさしい農業です。

1 これまでの環境保全型農業との関係

これまでの取組み H元 土づくり運動 H2 土づくり減農薬運動 有作くん制度発足 H4 特栽ガイドライン 県慣行レベル    有作くん制度発足 H4 特栽ガイドライン 県慣行レベル H11 持続的農業促進法 県導入指針 H12 有機JAS法 H17 グリーン農業発足 H18 有機農業推進法 H23 環境保全型農業直接支払対策事業 H23 グリーン農業再編 現在

取組みの成果① 熊本県内における化学肥料・化学農薬総使用量の推移 平成元年と比較して、60%削減

取組みの成果② 熊本県のエコファーマー認定件数の推移 H25年3月末時点で10,348経営体で、全国第4位 (福井、福島、新潟に次ぐ) 経営体数(戸) 熊本県のエコファーマー認定件数の推移 H25年3月末時点で10,348経営体で、全国第4位 (福井、福島、新潟に次ぐ)

環境保全型農業の制度 むずかしい 名称 認証機関等 根拠法等 対象 有機 農産物 国登録機関認定 JAS法 有機農業 ― 推進法 農法 生産基準等 有機 農産物 国登録機関認定 JAS法 ・化学肥料・化学合成農薬 × (2年以上(多年生は3年以上)) ・遺伝子組み換え × ・ドリフト等が起こらない措置等 有機農業 ― 推進法 農法 ・化学肥料・化学合成農薬 ×  有作くん 県知事 認証 熊本県特別栽培農産物取扱要領 ・化学肥料・化学合成農薬   県慣行の5割以下 ・肥料の総使用量 県慣行以下 特別栽培 自主表示 特別栽培農産物に係るガイドライン  化学肥料  化学合成農薬  エコ ファーマー 県知事認定 持続農業法 農業者 ①土作り技術 ②化学肥料低減技術(3割以下) ③化学合成農薬低減技術 それぞれ一つ以上導入(土壌分析が必須) 国 国 県 国 国 マークの 使用終了

環境保全型農業制度に取組む農業者戸数 有機 環境保全型農業の対象範囲 農産物 化学肥料・化学農薬を減らす割合 有機農業 有作くん 特別栽培農産物 エコファーマー 環境保全型農業の対象範囲 (186戸) 0.4% 平成21年度末 (15,313戸) 32.9% 100% (229戸) 0.5% (6,344戸) 14% 50% 20~30% (9,939戸) 21% 販売農家戸数 46,480戸 (2010農林業センサス) 慣行栽培

既存の環境保全型農業の問題点 色々あるけど 違いはなに? 環境保全型農業に取組む農家 =全体の33% 熊本の水と環境を未来に伝えるには、 もっと増やす必要がある! 問題解決のため、H23にグリーン農業を再編

取り組む生産者を増やす 目標(H27.3) 23,000経営体 (販売農家の1/2) 環境にやさしい農業 入門用の取組みを追加 化学肥料・化学農薬を減らす割合 有機 農産物 有機農業 (有作くん100) 有作くん 特別栽培農産物 エコファーマー 目標(H27.3) 23,000経営体 (販売農家の1/2) 100% 50% 20~30% 環境にやさしい農業 入門用の取組みを追加 取組む生産者を増やし、環境負荷を小さく 慣行栽培

違いを「G農業表示」でわかりやすく くまモン+四葉のクローバーを組合せた統一マーク 緑の葉の数が多いほど、農薬と化学肥料が少ない 高 低 推進 有機農産物 有作くん 特別栽培 エコファーマー 環境に優しい農業 NEW 化学肥料・農薬の削減割合 高 低 くまモン+四葉のクローバーを組合せた統一マーク 緑の葉の数が多いほど、農薬と化学肥料が少ない

消費者の参加 消費者の支援が不可欠! 生産者の取組みだけでは限界 宣言制度を新設 生産者 → 生産宣言 消費者・流通 →応援宣言 NEW 認証制度では ありません。 宣言制度を新設 生産者 → 生産宣言 消費者・流通 →応援宣言

きれいで豊かな熊本の地下水と自然環境の保全 みんなで くまもとグリーン農業 グリーン農業に 取り組む農業者 消費者・企業 理解促進活動  県民運動 の 展開  情報交流 農産物供給   支 援 生産宣言 応援宣言 生産拡大 販売・購入機会拡大 理解促進 取組みを アピール →付加価値 個人:役割を意識 企業:関わりの表明 グリーン農業の取組拡大 きれいで豊かな熊本の地下水と自然環境の保全 16

2 取組みを支援する行政的な仕組み  1)生産者を増やす  2)消費者を増やす  3)生産者と支援者をつなぐ

収益=P(単価)×Q(収量)ーC(コスト) 生産拡大の取組み ①生産宣言の働きかけ   生産者組織、JA部会等へ呼びかけ ②各種事業の活用  県:グリーン農業技術導入事業(1/3以内)  (対象:土づくり、減農薬・減化学肥料に使う資材・機械の導入      有機JAS認証取得費用、土壌分析、残留分析)  国:環境保全型農業直接支援対策事業   (交付対象:有機農業、カバークロップ、冬期湛水など) ③環境保全型農業モデル展示ほの設置 収益=P(単価)×Q(収量)ーC(コスト) PRでup 技術でup!

消費者を増やす=制度の認知度を上げる ・県民大会の開催 ・農業関係イベントで広報 今年は11/5開催! ツアー開催!

集めて当たる キャンペーンの開催 常設店舗を設けて(現在38店舗) 季節ごとにキャンペーンを開催

生産者と消費者をつなぐ 生産&応援宣言者が書き込めるホームページ kumamoto-green.com を解説

生産者情報がわかる! 生産者が情報発信できる! 応援者情報がわかる!

2 取組みを支援する行政的な仕組み  1)生産者を増やす  2)消費者を増やす  3)生産者と支援者をつなぐ

3 環境にやさしい技術を広げる取組み

生産宣言に必要な技術 いくつ実践してる?

基本は土づくり ・土壌診断に基づいた堆きゅう肥等の投入 土壌診断を実施し、土壌の状態に応じた堆きゅう肥の施用を行う。 ・稲ワラ・麦稈の鋤込み  土壌診断を実施し、土壌の状態に応じた堆きゅう肥の施用を行う。 ・稲ワラ・麦稈の鋤込み ・緑肥作物利用技術  休耕期間中に緑肥作物を栽培し、土壌に鋤込む。  土壌診断に基づいた緑肥の適正利用を行う。 ・草生利用による有機物還元  各種草生利用により、有機物還元効果と土壌物理性改善を図る。 水稲後のレンゲやナタネなど カバークロップ 果樹におけるリビングマルチ

研究所で必要技術を開発 牛ふん堆肥の肥効評価に基づく施肥削減(2000) 牛ふん堆肥と発酵豚ぷんのブレンド施用(2002)   堆肥中の全窒素の30%と土壌残存量の相当分を減肥 牛ふん堆肥と発酵豚ぷんのブレンド施用(2002)   収量は化学肥料と同等、硝酸態窒素の溶脱量を削減 肥効調節型肥料の局所施肥(2003)   施肥窒素の削減率は40%、作土下の硝酸態窒素量も削減 肥効調節型肥料 LPコート・ロング CDU 有機入り ○○○号 野菜 一発 熊本県の研究成果を一部ご紹介します。 ★(アニメーション) 有機物である堆肥で、化学肥料の削減でき、作物の収量は同等です。 また、肥効調節型肥料と局所施肥の組合せも効果的です。 局所施肥 溝(条)施肥、 植穴施肥など

防除法 夏秋トマトの害虫マメハモグリバエ防除(1996) 茶の特別栽培が可能な総合防除体系(2005) メロン退緑黄化病の防除(2011)   天井ビニルに紫外線除去フイルム利用で被害抑制 茶の特別栽培が可能な総合防除体系(2005)   浅刈りと黄色高圧ナトリウム灯の導入で農薬数削減 メロン退緑黄化病の防除(2011)   CCYVをうつすタバココナジラミの侵入を防虫ネットで阻止 カンキツ類の害虫ゴマダラカミキリ防除(1998)   虫の病気(ボーベリアン菌)を使って防除 極早稲温州ミカンのミカンハダニ防除(2009)   土着のカブリダニでミカンハダニの発生を抑制 物理的防除の研究成果を一部ご紹介します。 ★(アニメーション) 赤字の農業資材を活用することで、病害虫の活動や増殖を抑え、農薬使用が削減できます。 キュウリ害虫の総合防除(2012)   スワルスキーカブリダニでコナジラミとアザミウマを防除

http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/85/results-3.html

化学農薬低減技術 ・温湯種子消毒技術・・・主に水稲 ・機械除草技術 ・除草用動物利用技術・・・アイガモなど ・生物農薬利用技術・・・天敵や微生物資材など ・対抗植物利用技術・・・線虫抑制作物(ソルゴーやマリーゴールドなど) ・抵抗性品種栽培・台木利用技術・・・野菜では一般的 ・熱利用土壌消毒技術・・・太陽熱土壌消毒、蒸気消毒 ・光利用技術・・・UVCフィルム、黄色・青色粘着板、黄色防蛾灯など ・被覆栽培技術・・・施設、雨よけ・トンネル栽培 ・フェロモン剤利用技術・・・ヨトウやタバコガ、コナガ対策で利用 ・マルチ栽培技術・・・野菜類では一般的

技術を拡げる・・・モデル展示を展開 H24 H25 熊本 スイカ 微生物農薬、気門封鎖剤 温州みかん 炭酸カルシウム資材 宇城 宿根カスミソウ 土壌還元消毒法 (米ぬか利用) 促成ナス 天敵利用 玉名 キャベツ フェロモン剤 (コンフューザーV) ガーベラ 赤色防虫ネット 鹿本 ホオズキ 天敵と微生物農薬 菊池 小麦 牛ふん堆肥 ゴボウ ペレット堆肥 阿蘇 水稲 堆肥利用 ダイコン 畝内施肥 上益城 トルコギキョウ 微生物農薬 ピーマン 八代 根こぶ病のおとり作物(葉ダイコン) イチゴ 芦北 マンゴー タマネギ゙ 局所施肥 球磨 キュウリ 天草 甘長トウガラシ 天敵温存植物の植栽 各地域の農業普及・振興課において、実施していただいています。

化学農薬低減技術 微生物農薬・天敵 循環扇 天井被覆 防虫ネット UVカットフィルム 被覆栽培技術 黄色・青色粘着板 光利用技術 黄色防蛾灯 接ぎ木苗 シルバーマルチ ミラーマルチ等 抵抗性品種・ 台木利用技術 マルチ栽培技術 ・その他県独自技術  マルハナバチ利用技術、高設育苗栽培技術、循環ファン利用技術、作付前湛水技術、深水栽培技術(いぐさ)、浅刈(深刈)整枝技術(茶)、移植栽培技術(ホウレンソウ)、地表残さ焼却技術(アスパラガス)