料理男性はもはや当然 60代男性もシニアの手習いで料理にチャレンジ

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Presentation transcript:

“シェアしてつながる食卓”がこれからの主流に ■報道用資料 2013年10月17日 〈冷凍食品を通して見た食のライフスタイル調査〉 時間を共有し、みんなで食事を楽しむ “シェアしてつながる食卓”がこれからの主流に アレンジして楽しむ冷凍食品クッキング 冷凍食品を通じ、食文化の向上を目指す一般社団法人 日本冷凍食品協会では、消費者の食生活に関する意識と実態を探ることを目的に、全国の男女1,000人を対象に調査を行いました。 調査の結果、誰かと時間を共有・シェアするライフスタイルが志向されており、食においても、複数の人と食事を楽しむことを重要と考えている人が多いことがわかりました。一方で、6割の人が冷凍食品に何らかのアレンジを加えており、レシピを喜んでもらったり、一緒に食べたりすることを望んでいることもわかりました。 日本冷凍食品協会では、シェアするライフスタイルにマッチした冷凍食品の積極的な提案を通じて、新しいライフスタイルの充実を目指します。 <いまどきの料理事情> 料理男子はもはや当然 60代男性もシニアの手習いで料理にチャレンジ ■男性の約8割は「料理ができる」(78.8%)、 3人に1人は「料理が得意」(34.0%)。得意料理は男女とも「カレー」。 ■男性でも「20代まで」(75.8%)に料理を始めるのが一般的。“男子厨房に入らず”育ち世代の60代が唯一少数派。 ■そんな60代男性でも、50代(24.5%)や60代(16.3%)からの“シニアの手習い”で料理に挑戦。 <料理と冷凍食品> 料理する人ほど冷凍食品をアレンジし、上手に活用 ■料理は失敗するのが常。料理経験者の7割(73.0%)が失敗経験アリ! ■料理をする人ほど冷凍食品を上手に活用している一方、料理ができない人でも冷凍食品の利用者は約6割(59.8%)。 ■冷凍食品はひと手間かけた「アレンジ派」(58.9%)が6割で、アレンジ方法は「本やテレビ、料理のウェブサイト」(47.8%)が情報源。 <広がる冷凍食品利用> シェアする食卓 冷凍食品のアレンジレシピで、お・も・て・な・し  ■アレンジ冷凍食品は、「誰かと一緒に食べたい」(77.2%)、喜んでもらいたいおもてなしレシピ。 ■食事だけでなく、「時間」(68.4%)も共有したい意識が強く、“シェアしてつながる食卓”へ。 実施時期 : 2013年9月12日(木)~9月13日(金) 調査手法 : インターネット調査 調査対象 : 全国の20代〜60代の男女1,000人(10歳刻みで男女各100人ずつ) 本件に関するお問い合わせ先 「冷凍食品を通して見た食のライフスタイル調査」事務局(電通パブリックリレーションズ内) 担当:岩澤 TEL.03-5565-6408  FAX.03-3542-0616 〒104-0045 東京都中央区築地3-17-9 興和日東ビル4階

料理男性はもはや当然 60代男性もシニアの手習いで料理にチャレンジ いまどきの料理事情 料理男性はもはや当然 60代男性もシニアの手習いで料理にチャレンジ 男性の8割が「料理はできる」時代。但し「男子厨房に入らず」育ちの60代は、50代から料理にチャレンジ! 中高生の家庭科が男女必修になって20年。「弁当男子」が注目され、料理をするのに男女の差がなくなりつつあります。男性の8割(78.8%)が料理は「できる」と答え、男性でも3人に1人(34.0%)は料理が「得意」です。[グラフ1]。できる料理は、男女ともに「カレー」が最も多くあげられましたが、2位以下は、女性は「煮物」、「肉じゃが」などの副菜類、男性は「チャーハン」、「野菜炒め」などが多くあげられ、男女で得意とする料理の違いが見られました[表2]。 グラフ1)料理の得手・不得手 料理は得意 (A+B) 料理はできる (A+B+C) 42.1% 86.8% 34.0% 78.8% 50.2% 94.8% 表2)できる料理 全体(n=1000) 男性(n=500) 女性(n=500) 女性 男性 カレー(108件) カレー(142件) 煮物(95件) チャーハン(61件) 肉じゃが(61件) 野菜炒め(54件) 次に料理をする頻度を聞くと、女性は、9割が料理をし(92.4%)、約6割が「ほぼ毎日」(60.8%)料理をしています。一方男性は、女性ほど高い割合ではありませんが、6割(60.4%)に上る人が、頻度は低いものの料理をしています[グラフ3]。料理をすると答えた人(764人)に、料理を始めた年齢を聞くと、「10代以前」(37.7%)か「20代になってから」(47.9%)が一般的で、「20代まで」に女性は92.0%、男性でも75.8%が料理を始めています。これを性・年代別で見ると、男性の50代までは「20代まで」に料理を始めた人が7割を超えていますが、60代では34.7%と極端に低くなっています。今の60代は「男子厨房に入らず」で育った最後の世代のようで、50代から料理を始めた人が多く、約4割が“シニアの手習い”として料理を始めているようです[グラフ4]。 グラフ3)料理頻度 グラフ4)料理を始めた年代 ほぼ毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日 月に2~3日 月に1日 ほとんど料理はしない 料理はしない 全体(n=1000) 35.9 9.4 9.6 7.7 7.9 5.9 23.6 男性(n=500) 11.0 6.6 10.4 11.2 10.0 39.6 女性(n=500) 60.8 12.2 8.8 4.2 4.6 1.8 7.6 10代 以前 20代 から 30代 40代 50代 60代 までに 料理をする人(n=764) 37.7 47.9 7.9 2.9 2.4 1.3 85.6 男性(n=302) 39.4 36.4 9.9 6.0 5.6 2.6 75.8 女性(n=462) 36.6 55.4 6.5 0.9 0.2 0.4 92.0 20代(n=69) 47.8 52.2 0.0 100.0 30代(n=63) 41.3 17.5 82.5 40代(n=58) 43.1 31.0 15.5 10.3 74.1 50代(n=63) 44.4 31.7 76.2 60代(n=49) 14.3 20.4 10.2 24.5 16.3 34.7 20代(n=80) 45.0 55.0 30代(n=95) 56.8 8.4 91.6 40代(n=94) 35.1 50.0 13.8 1.1 85.1 50代(n=97) 45.4 49.5 3.1 2.1 94.8 60代(n=96) 24.0 65.6 6.3 1.0 89.6 男性 料理をする 男性60.4%/女性92.4%  女性

料理する人ほど冷凍食品をアレンジし、上手に活用 料理と冷凍食品 料理する人ほど冷凍食品をアレンジし、上手に活用 料理の失敗は冷凍食品でカバー? 料理をすると答えた人(764人)に料理の失敗について聞くと「ほとんど失敗しない」(27.0%)は3割に満たず、「味付けがうまくいかない」(38.5%)、「料理を作り過ぎる」(34.3%)など7割以上(73.0%)の人が何らかの失敗を経験しています。[グラフ5]。 次に、冷凍食品の利用状況について聞いてみました。 まず冷凍食品を利用する頻度を聞くと、「週に2~3回」(20.6%)が最多で、4人に3人は「月1回以上」(72.5%)利用しています。これを料理の得手・不得手別でみると、料理が「得意」(69.9%)な人も、得意ではないが「料理はできる」(74.0%)人も7割程度が「月1回以上」冷凍食品を利用しています。料理が「得意」な人は、冷凍食品をアレンジするなどさまざまな工夫をこらして活用の範囲を広げているようです。 グラフ5)料理の失敗 失敗する 73.0% 味付けがうまくいかない 料理を作り過ぎる 焦がす・茹ですぎ・ 生焼けなど火の通し方を 間違える 食材の分量を間違える 具が大きすぎ・小さすぎなど切り方を失敗する 使用する調味料を その他 ほとんど失敗しない 料理をする人(n=764) 38.5 34.3 25.5 13.0 9.9 3.9 0.8 27.0 男性(n=302) 36.1 26.5 24.2 16.6 12.3 5.3 0.7 31.5 女性(n=462) 40.0 39.4 26.4 10.6 8.4 3.0 0.9 24.0 一方、「料理ができない」人でも、冷凍食品を「まったく使わない」(40.2%)は4割にとどまり、約6割(59.8%)が「月1回以上」利用しています[グラフ6]。料理の失敗の恐れのない冷凍食品は、料理をする人、しない人にかかわらず、重宝されている様子がうかがえます。 グラフ6)冷凍食品の利用頻度 月1回 以上利用 72.5% 69.9% 76.8% 74.0% 59.8% 全体 (n=1000) 料理は得意 (n=123) まあ得意 (n=298) あまり得意ではないができる(n=447) 料理はできない (n=132) グラフ7)冷凍食品を利用するシーン 冷凍食品を月1回以上利用する人(725人)が冷凍食品を使うのは、「自宅で食べる夕食」(44.0%)や「お弁当用」(40.1%)、「自宅で食べる昼食」(38.6%)の順となり、冷凍食品は日常的に活用されています[グラフ7]。 自宅で食べる夕食 お弁当用 自宅で食べる昼食 料理に使う素材として 自宅で食べる朝食 夜食、軽食 デザート、菓子 その他

広がる冷凍食品利用 アレンジメニューをシェアする時代へ 広がる冷凍食品利用 アレンジメニューをシェアする時代へ シェアする食卓 冷凍食品のアレンジレシピで、お・も・て・な・し 6割が冷凍食品アレンジ派。アレンジ料理は「誰かと食べたいと思う」 「ちょい足しレシピ」など自分なりのひと工夫を加えたアレンジ料理がブームになりましたが、冷凍食品ではどのような工夫がされているのでしょうか。冷凍食品を「表示されている調理方法の通りに食べる」(41.1%)のは 4割で、全体の6割(58.9%)は「具を加える」(33.5%)、冷凍食品のチキンライスを卵でくるんでオムライスにするなど「料理を工夫する」(19.9%)、「調味料を加える」(19.2%)など何らかアレンジを加えています[グラフ8]。 冷凍食品にひと工夫するアレンジ派(427人)にアレンジするときの情報源を聞くと、「自分のオリジナル」(65.1%)が最多ですが、「本やテレビ、料理のウェブサイト」(47.8%)も半数近くに上っています[グラフ9]。 グラフ8)冷凍食品のアレンジ グラフ9)冷凍食品アレンジの情報源 具を 加える 料理を 工夫する 調味料を加える 盛り付け方を 食べ方を工夫する 料理の 出し方を工夫する その他 表示されている調理方法の通り 自分のオリジナル 本やテレビ、料理のウェブ サイト 友人・ 知人から教わった 冷凍食品の会社のウェブ 親から 教わった その他 冷凍食品アレンジ派58.9% また、冷凍食品のアレンジについてどう思うかを聞くと、「喜んでもらえるとうれしい」(85.1%)、「できあがった料理を誰かと食べたいと思う」(77.2%)という意見が主流で、冷凍食品をアレンジした料理で人をもてなす様子や、作った料理をみんなでシェアして楽しむ様子がうかがえます。性別でみると、冷凍食品のアレンジ料理を「喜んでもらえるとうれしい」は女性が9割以上(92.6%)にのぼり、「誰かと食べたい」も8割以上(83.8%)で、よりシェアの気持ちが高まっていることがわかります[グラフ10]。 みんなと分け合ったり・つながったりするシェアするライフスタイルについて聞くと、3人に2人(68.4%)が「時間の共有」について賛同しています[グラフ11]。これからは、みんなで楽しむ食シーンがさらに広がっていきそうです。 グラフ10)冷凍食品のアレンジについて そう思う (A+B) 85.1% 77.6% 92.6% そう思う (A+B) 77.2% 70.6% 83.8% ●喜んでもらえるとうれしい ●できあがった料理を誰かと食べたい 全体 (n=1000) 男性 (n=500) 女性 全体 (n=1000) 男性 (n=500) 女性 ■とてもそう思う(A)   ■ややそう思う(B)   ■あまりそう思わない   ■まったくそう思わない グラフ11)シェアするライフスタイル 重要 (A+B) 68.4% 62.4% 74.4% ●誰かと時間を共有すること 全体 (n=1000) 男性 (n=500) 女性 ■とても重要である(A)   ■やや重要である(B)   ■どちらともいえない   ■あまり重要ではない   ■まったく重要ではない