建築家の材料選定 教会建築 2班 伊藤、稲垣 上村、浦山
聖アンデレ教会礼拝堂
歴史ある木造の教会堂の改築 立地条件 そして、私はロマネスク建築が好き。 施主の要望 設計者の嗜好 ここは大きな道路に面しているから… 信徒たちは、祈りの繰り返された古い建物とその場所を尊重している… 内部空間を守ると共に、町を行く人を招き入れる新しい表情が必要だ! それを新しい形においてとらえ直すことが、建築家の務めだ! 立地条件 そして、私はロマネスク建築が好き。 施主の要望 「建築家の仕事とはどういうものか」 香山壽夫 /王国社 1999 より 設計者の嗜好
コンクリート 浸透性撥水剤塗装仕上げ ライムストーン 新しく、穏やかな表情をもつ ファサード 石造で重厚な壁面の ロマネスク建築を再現 t=20 水磨き仕上げ ロマネスク風のファサードには… 新しく、穏やかな表情をもつ ファサード 石造で重厚な壁面の ロマネスク建築を再現
日本キリスト教団九段教会
ストイックな精神性 靖国神社の目の前 外には開けない 立地条件 施主の要望 社会的背景 田淵 諭 キリスト教が本来持つストイックな精神・荘厳さを現代から未来に受け継ぐにふさわしい形態 ゴルゴダの丘の イメージで 立地条件 現代宗教は禁欲な精神を好む RC打ち放しは現代をよく表す 施主の要望 社会的背景 田淵 諭
コンクリート 化粧打ち放し 防水コーティング剤塗布 無表情な ファサード 無欲な精神をコンクリートの マスで表現 ストイックな精神を表すには… 無表情な ファサード 無欲な精神をコンクリートの マスで表現
東京キリストの教会
教会の歴史は常に光と闇が問い交わす空間のあり方について歴史であったと考える 渋谷区 山手通り沿い 厳しい 日影規制 光 都市との共存 多くの信者が 集まれる場 できるだけ大きな 礼拝堂 開かれた教会 立地条件 教会の歴史は常に光と闇が問い交わす空間のあり方について歴史であったと考える 施主の要望 槇 文彦 設計者の嗜好
外部:ペアガラス(クリアガラス セラミック焼付) 内部:ペアガラス(クリアガラス ガラスティシュ) 間:フィーデンディール セラミック焼付) 内部:ペアガラス(クリアガラス ガラスティシュ) 間:フィーデンディール トラス(スチール) 花崗岩 ビシャンたたき仕上げ 大きな障子のような ファサードで空間の存在を呈示 自然光のあふれる礼拝堂 刻々と変わる光面の表情
コンクリート打ち放し 杉板枠及びパネコート型枠 木のように見せ コンクリートでありながら やわらかさを出す 内部の木の素材 ガラスの障子 を反映
東京カテドラル聖マリア大聖堂
20世紀を象徴する教会 象徴的に。 丘の上の広大な敷地 外部は、曲面を利用した光の反射を。内部は荘厳な雰囲気にしよう。 教区の中心となる シェルを使ってダイナミックな空間を作りたい! 象徴的に。 外部は、曲面を利用した光の反射を。内部は荘厳な雰囲気にしよう。 丘の上の広大な敷地 教区の中心となる カテドラル 立地条件 シェルが 流行っていた! 設計者の嗜好 時代的背景
ステンレススチールモールディング張り ステンドグラス HPシェルを強調する 光を反射する曲面 象徴的な外観
コンクリート打ち放し 化粧大理石 ダイナミックで 荘厳な雰囲気 上部からの光が印象的
まとめ ■教会の外装材は、その教会の性質によって二分される。 ・閉じた教会 ・開いた教会 ・閉じた教会 ・開いた教会 ■設計者の嗜好や、教会に対する考え方が、形だけでなく素材にも表れていた。