“Geek向け出版業界の光と影” って何だ？ OcREILLY

オライリーの沿革(1) Tim O’Reillyが学生の頃に、Unixのマニュアル制作の依頼を受け、作成したものが評判がよく、その後いろいろなところからマニュアル制作の依頼が舞い込んだことから、この事業化を考えた。ちなみに彼はギリシャ哲学専攻 1978年会社設立 　:当初はコンサルティング会社。技術マニュアル制作も行う

オライリーの沿革(2) ドキュメントが不足しているOpen Source系技術の出版を行う Unix GNN(Internet最初のポータルといわれた) カンファレンス(Perl,OSCなど) コミュニティへの支援 オープンソース もちろん左がTim

オライリー・ジャパン設立の経緯 1995年12月 オライリー・ジャパン設立 　・同時期に仏、独オフィスも設立(現在ではイギリス、中国などにもオフィスを構える) :市場の大きさはさることながら、日本からの技術情報の発信という目的もあった

例えば Ruby デスクトップリファレンス(2000年11月発行) ↓ Ruby in a Nutshell(2001年11月USで発行) 例えば 　　 Ruby デスクトップリファレンス(2000年11月発行)　　　　　　　　　　　　↓　 Ruby in a Nutshell(2001年11月USで発行) 　*その後、フランス、ロシア語に翻訳されている

Shibuya.pmと私(1) 1998年11月 Perl Conference Japan開催 　　　　http://www.oreilly.co.jp/pcjp98/ 同カンファレンスのBOFで前田薫氏によりtokyo.pm発足(http://tokyo.pm.org/)

Shibuya.pmと私(2) オライリー・ジャパンは4人でスタート 翌年さすがに人手が足りずバイトを募集し、やってきたのが宮川達彦なる学生 激しく注意！！ もちろん左ではない

Shibuya.pmと私(3) 彼の仕事内容 注文伝票入力 Webをいじる 展示会販売 ジミーな仕事を退屈そうに黙々と過ごす日々 N+I会場 O’Reillyブースにて

Shibuya.pmと私(4) 1998年のPerl Conference Japanの参加登録サイト作成のためにPerlを覚える (たぶん) http://www.oreilly.co.jp/pcjp98/

Shibuya.pmと私(5) 2000年Perl/Ruby Conference Kyotoには、あろうことかスピーカとして参加 関係ないけどその時のLarryとまつもとゆきひろ氏の写真⇒⇒

Geek向け出版業界の光と影 こんな要望がでております ;-) miya: オライリーさんには何しゃべってもらうのがいいかなー>13日 Akapan: 技術書出版業界の憂鬱(却下) カーリー: 「なぜオライリーの本は高いのか - 技術書翻訳の光と影」 miya: だははは miya: すげー聞きたいな Akapan: うん(ｗ) カーリー: もうちっと丸めて「技術書のお値段」でもいいか。 miya: 「ラクダ本1万円の内訳みせます」 Akapan: いいなそれ(ｗ) カーリー: 「実録 - 何故ラクダ本は2冊に分かれたのか!?」 miya: いいっすね！ Akapan: 「重いんです。終了」だったらやだな(ｗ) miya: だはは Akapan: ラクダ本に注目するか、技術書の出版社 or 業界としてのお話のどっちかってかんじなんでしょかね。 miya: ですね カーリー: 「人には言えないてぃむオライリーの秘密」とか大歓迎ですが(却下)

なぜ高い！なぜ厚い！なぜ分冊！ 分冊：確かに重いんです(涙) 1冊だと法外な値段になってしまう 厚いと本屋がいやがる⇒返品の対象になりやすい 　　　　1冊だと法外な値段になってしまう 厚いと本屋がいやがる⇒返品の対象になりやすい 高い:ロイヤリティを本社と原著者に 　　　 オライリー本の翻訳は難解であるために、 訳+監訳をつけるケースが多い* 本が以前ほど売れないために初刷り部数減少

らくだ本の場合 Programming Perl,2nd Edition$44.95/670p プログラミングPerl改訂版4900円/759p Programming Perl,3rd Edition$49.95/1092p プログラミングPerl第3版Vol.1 5300円/756p Vol.2 4700円/680p *じゃぁ、間引いてもいいの？ Noですよね？

最近業界で言われていること 自腹買いが多いため高い本は売れない 自腹で買うのは資格モノか読み物だけ 深い知識はいらない。それでもプログラムは動くんだから 早く安く、簡便性利便性の優れた書籍を作れ！

これからのPerl系書籍の予定 Learning Perl Objects,References & Modules Perl 6 Essentials Practical mod_perl (924Pageって!!) Perl Cookbook, 2nd Edition (800page!！) Regular Expression Pocket Reference Programming Perl,4th Edition（来年らしい）