アニメ産業の光と影 大東文化大学 11班 渡辺翔 森田健慈 山崎義弘 アニメ産業の光と影 大東文化大学 11班 渡辺翔 森田健慈 山崎義弘
目次 まとめ はじめに アニメ産業の売上高 歴史 アニメ産業のプラス面 アニメ産業のマイナス面および解決策 ①コピー問題 ①コピー問題 ②産業の空洞化及び人材不足の問題 まとめ 参考文献
はじめに 私達にとって昔からアニメは身近なもので、幅広い年代の人々が楽しめる作品が多い。 日本のアニメが社会にどのような影響を与えているのか、またどのような問題を抱えているのか調べることにした。
アニメ産業の売上高 有限責任中間法人日本動画協会推定値
歴史 第1次アニメブーム 『鉄腕アトム』が放映開始されてからアニメが子供に定着するまでの1963年から1966年まで 1963年 1964年 1965年 1966年 新作数 6作品 3作品 14作品 11作品 増田弘道著『アニメビジネスがわかる』
第2次アニメブーム 劇場アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』公開からOVA発売タイトルピーク期まで 1977年 1978年 1979年 1980年 1981年 新作数 30作品 25作品 38作品 40作品 47作品 1982年 1983年 1984年 1985年 1986年 43作品 41作品 37作品 23作品 35作品 増田弘道著『アニメビジネスがわかる』
第3次アニメブーム 『新世紀エヴァンゲリオン』放映開始した1995年から2005年ごろまで 1996年 1997年 1998年 1999年 新作数 38作品 42作品 45作品 77作品 78作品 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 62作品 86作品 96作品 132作品 124作品 増田弘道著『アニメビジネスがわかる』
アニメ産業のプラス面 国内 アニメを発端として、アニメ内の技術を実現させようと科学者を目指す人がいる 出来高制により個人の実力が確実に評価される 契約社員であることで自由に仕事が選べる
アニメ産業のプラス面 海外 世界のアニメと違いストーリー性があり、安価である 海外のテレビ局を支えるコンテンツである アニメ産業のプラス面 海外 世界のアニメと違いストーリー性があり、安価である 海外のテレビ局を支えるコンテンツである 海外で高い影響力を持っている 日本文化の浸透により海外旅行者を呼び込む材料になっている アニメという共通の話題の提供
アニメ産業のマイナス面 および解決策
問題①:コピー問題 原 因: DVDレコーダーと一体となった HDDレコーダーによるコピーやP2Pソフトによるファイル交換 原 因: DVDレコーダーと一体となった HDDレコーダーによるコピーやP2Pソフトによるファイル交換 Youtubeといった動画サイト 解決策: 付加価値による販売促進 ファイル共有ソフトの悪用の取り締まり Youtubeとの付き合い方
問題②:産業の空洞化と人材不足の問題 原 因: アニメーターの高齢化 海外発注の弊害 マイナスイメージ 会社に余裕がない 解決策: 原 因: アニメーターの高齢化 海外発注の弊害 マイナスイメージ 会社に余裕がない 解決策: 人材育成プロジェクトの立ち上げ イメージ改善 出来高報酬制の導入 現場を知る団体の運動
まとめ アニメは海外に広く普及していることがわかった 調査の結果、アニメ制作現場は多くの問題を抱えていることがわかった 問題解決には内側と外側両方の働きかけが重要 アニメを産業として認知すること、アニメというものを理解することも重要 日本の文化として世界に示し、技術を輸出することも考えるべき
参考文献 増田弘道著『アニメビジネスがわかる』 多田信著『これがアニメビジネスだ』 社団法人コンピューターソフトウェア著作権協会 http://www2.accsjp.or.jp/ 無限責任中間法人日本アニメーター・演出協会 http://www.janica.jp/ 有限責任中間法人日本動画協会 http://www.aja.gr.jp/ しんぶん赤旗「アニメーター過酷 朝から深夜まで働き年収は100万円未満 芸団協が調査」 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-11-03/2005110315_01_2.html