インスリン治療費に関する 医師・患者意識調査結果
糖尿病の医療費は過去20年でほぼ倍増している (%) 脳血管疾患*2 糸球体疾患等*3 国民医療費 悪性新生物*1 高血圧性疾患 虚血性心疾患 糖尿病 平成 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 年度 傷病別医療費の伸び率*4 *1: 悪性新生物は、平成21年度以降、胃・結腸及び直腸、肝及び肝内胆管、気管・気管支及び肺、乳房、その他の、各悪性新生物の合計。 *2: 脳血管疾患は、平成21年度以降、脳梗塞とその他の脳血管疾患の合計。 *3: 平成7年度以降、糸球体疾患、腎尿細管、間質性疾患及び腎不全の合計(平成6年度以前は腎炎、ネフローゼ及び腎不全)。 *4: 平成2年度を100としたときの伸び率。 厚生労働省 国民医療費
インスリン治療費調査に関する概要 医師調査 患者調査 調査対象/糖尿病患者を持ち、インスリンを処方している医師200名 1ヵ月のインスリン処方患者数10名以上 調査手法/インターネット調査(外部インターネット調査会社) 調査時期/2012年9月 患者調査 調査対象/全国の20歳以上のインスリン療法を行っている糖尿病患者 (1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病など) 1型糖尿病患者(20歳以上で医療費を負担している患者): 949名 2型糖尿病患者とその他: 1,701名 調査時期/2013年3月
【医師調査】 インスリン治療費に関する 医師の意識調査結果
患者の不満に対する医師の認識 糖尿病治療における患者さんの不満について(複数選択) 69% Q 治療費が高い 【質問】 糖尿病治療において、 患者さんが不満に感じていると思う点を選択してください。(複数選択)
インスリン製剤の価格差についての認知度と より安価なインスリン製剤への切替え経験 より安価なインスリン製剤への 切替えの経験について Q Q (左)【質問】 同種のインスリン製剤(例:超速効型インスリンなど)でも、 製剤によって価格が異なることを知っていますか。 (右)【質問】 同じ治療レジメンでより安価なインスリン製剤を 患者さんに推奨して切り替えたことはありますか。
患者負担を考慮したインスリン製剤への切替え動機 Q より安価なインスリン製剤への切替えの動機について(複数選択) 患者自身からの要望 79% 【質問】 どのような条件がそろえば、より安価なインスリン製剤を処方したいと思いますか。
【患者調査】 インスリン治療費に関する 患者の意識調査結果
糖尿病治療における患者の不満 糖尿病治療における不満について(複数選択) 83% Q 医療費が高い 糖尿病治療において、 不満に感じていらっしゃる点を選択してください。(複数選択)
糖尿病治療にかかる医療費の平均月額について 月間負担額について 糖尿病治療費への 負担感について Q Q まったく 負担ではない あまり負担には 感じない たいへん 負担である 負担である (左)【質問】 現在、糖尿病治療のために、 平均で、月間いくらぐらいご自身で負担をしていますか。 (右)【質問】 現在の糖尿病治療の負担額をどのように感じますか。 46% n=2650 単一回答
治療中断希望の有無 ない ある 治療中断希望の 有無について その理由(複数選択) 78% Q Q 何度も ある 医療費の負担が重い (左)【質問】 現在、糖尿病治療のために、 平均で、月間いくらぐらいご自身で負担をしていますか。 (右)【質問】 現在の糖尿病治療の負担額をどのように感じますか。
治療費負担による生活への影響 より安価なインスリン製剤への切替え依頼 糖尿病の治療費負担のために、 抑えているその他費用について より安価なインスリン製剤への 切替え意向について Q Q (複数選択) (左)【質問】 糖尿病の治療費の負担から、抑えている費用はありますか。(複数選択)。 (右)【質問】 より安価な製剤の処方を、医師に依頼したことはありますか。
インスリン製剤の価格差についての認知度 インスリン製剤の価格差について Q 無回答 【質問】 薬剤・製剤によって価格に違いがあることをご存知ですか。
より安価なインスリン製剤への切替えを検討する金額 Q 切替えを検討する負担軽減の金額(年間)について 金額にかかわらず 安価なインスリンは使用したくない 1~4,000円 未満 8,000円 以上 【質問】 治療費の負担が、年間でどの程度減れば、 より安価なインスリン製剤を使用したいと思いますか。 (同等の効果が期待でき、かつ副作用のリスクも同等の場合) 4,000 ~8.000円 未満
インスリン使用単位別にみた治療費の負担感
年齢別にみた治療費の負担感
職業別にみた治療費の負担感 パート・アルバイト 専業主婦・主夫 会社員(契約社員) 会社員(正社員) 求職中 公務員 自営業 専門職(医師・ 看護師・弁護士など) 学生 定年退職者 全体
地域別にみた治療費の負担感