女性有資格者等復帰訓練事業(Lフェニックス拡充訓練) 地域創生人材育成事業 「地域創生人材育成事業」は人手不足分野を打変えている地域において、従来の公共職業訓練の枠組みでは対応できない、地域の創意工夫を生かした人材育成の取組みを支援するため、厚生労働省が今年度創設したものです。このたび、平成27年度の事業実施都道府県として、大阪府以下9道府県が採択されました。 女性有資格者等復帰訓練事業(Lフェニックス拡充訓練) 背景・課題 ○大阪府の女性(20~59歳)の就業率が全国で45位。【平成24年度就業構造基本調査】 ○子育て期における離職のための「M字カーブ」の落ち込みが全国平均と比べて深く、再就職も進んでいない。 ○現在、働いていない女性の中には専門性の高い業務の経験や資格がある女性(有資格者等)がいる。 事業概要 育成対象分野 ○女性中核人材の育成 女性有資格者にターゲットを絞り、保有する資格・スキルのアップデートに加え、違う分野の新たな資格やスキルを上乗せすることで多機能(マルチスキル)型の中核人材(※)の育成を図る職業訓練を構築。 ・支援人数:27年度 80人 (29年度まで実施した場合360人想定) ※複数の専門知識やスキルを併せ持ち、将来のリーダー候補として、就職後は即戦力として活躍しうる人材を想定 大阪の成長を支える中核となる人材を育成することが目標。 Ⅰ大阪の戦略分野である「健康・医療分野」 大阪府として今後需要の増加が見込まれる健康医療 産業などにおいて、顧客の多様な要望にきめ細かに 対応できる複合的なスキルをもった人材を育成。 Ⅱ良質な生活を支える「住宅分野」 中古住宅のリフォームや、空き家など住まいの活用・ 管理を行うなど幅広い知識を持った人材を育成。 Ⅲ中小企業を支える「情報・総務マネージャー」 中小企業で求められる、多様な業務を行うことができ る多機能(マルチスキル)型の人材を育成。 ※Lフェニックス拡充訓練の「L」とはladyとlaborの頭文字からとったもの