熱 交 換 塗 料 タフコートD42 D47 熱交換塗料で通年省エネを実現 平成21年3月 アルバー工業株式会社
熱交換塗料は通年の省エネを実現 夏は省エネ 冬は一般塗料と同等です 熱交換塗料は通年の省エネを実現 夏は省エネ 冬は一般塗料と同等です 熱エネルギーを運動エネルギーに交換 振動による 運動エネルギー 赤外線反射 50%以下(グレー) ペイント層 屋根 エネルギー交換材料
赤外線反射型遮熱塗料は、 冬季、建物を冷やし、暖房負荷が増大。通年省エネが困難 赤外線反射型遮熱塗料は、 冬季、建物を冷やし、暖房負荷が増大。通年省エネが困難 赤外線反射型遮熱塗料は、冬季、建物を暖める赤外線も反射し、建物を冷やすため、暖房コストが増加します。このため、赤外線反射型遮熱塗料は、夏季の「ヒートアイランド対策」にのみ有効とされています。 日本塗料工業会 2006年 講習会資料
省エネの検証 熱交換塗料は、夏季は省エネ、冬季は一般塗料同等で、通年省エネを実現します。 省エネの検証 熱交換塗料は、夏季は省エネ、冬季は一般塗料同等で、通年省エネを実現します。 日射反射率の検証 表面温度の検証 空調負荷の検証 N6グレー 反射率50% 以上 表面温度 高い 暖房負荷 一般塗料同等 NO NO YES YES YES 熱交換塗料 反射型 遮熱塗料 一般塗料 東京都基準
省エネの検証①-1 日射反射率 熱交換塗料N6グレー 日射反射率 45% 熱交換塗料は赤外線反射型遮熱塗料ではありません JISK5602 日射反射率 N5.5グレー 40.5% N6.5グレー 50.4% 日本塗料検査協会 5 5
省エネの検証①-2 日射反射率 熱交換塗料は日射反射率に支配されない温度抑制の効果があります 日本塗料検査協会 省エネの検証①-2 日射反射率 熱交換塗料は日射反射率に支配されない温度抑制の効果があります 日本塗料検査協会 「熱交換塗料クロ」では、日射反射率が支配する上昇温度の関係より低い上昇温度を示した。 すなわち、太陽熱高反射塗料で「熱交換塗料」と同じ温度上昇(57.3℃)に止めるには、日射反射率を31.6%まで向上させなければ同様の効果は得られない。この「熱交換塗料」の日射反射率は26.6%であるため、日射反射率の5%に相当する温度上昇の抑制効果が確認できた。 6 6
省エネの検証 ②-1 表面温度 佐賀県 神崎総合庁舎 入札室 プレハブ建屋で、屋根表面温度が急降下し、室温が低下しました。 省エネの検証 ②-1 表面温度 佐賀県 神崎総合庁舎 入札室 プレハブ建屋で、屋根表面温度が急降下し、室温が低下しました。 ℃ 施工前 施工により、屋根表面温度が急低下し、外気温と室温がほぼ同一になりました。 施工後 エアコン使用 施工前 施工中 施工後
省エネの検証 ②-2 表面温度 西日本セキスイ工業実験 各種遮熱塗料との比較実験で、熱交換塗料が最も低い表面温度でした。 省エネの検証 ②-2 表面温度 西日本セキスイ工業実験 各種遮熱塗料との比較実験で、熱交換塗料が最も低い表面温度でした。 白熱灯 スレート 木毛セメント板 80 6 50 18 100 12 スレート表 スレート裏 木毛板表 木毛板裏 スレート 112 108 85 38 N社 65 32 28 T社 95 88 36 熱交換塗料 78 53 31 27 8 8
省エネの検証③-1 空調負荷 コンテナハウスによる熱交換塗料 効果確認実験 省エネの検証③-1 空調負荷 コンテナハウスによる熱交換塗料 効果確認実験 コンテナハウス概要 設置場所 積水アクアシステム 静岡工場/実験ヤード 東棟:左側 平成20年5月16日/熱交換塗料塗布 西棟:右側 平成20年5月16日/一般塗料塗布 電力積算計、電力記録計を東棟、西棟に取り付け、電力量を記録。
省エネの検証③-2 コンテナハウスによる実験結果 夏季は省エネ、冬季も一般塗料同等、室内を冷やしません 省エネの検証③-2 コンテナハウスによる実験結果 夏季は省エネ、冬季も一般塗料同等、室内を冷やしません 冬場 暖房負荷 熱交換塗料は一般塗料と同じ暖房負荷となり、環境負荷は同じになると確認できた。 夏場 冷房負荷 1)熱交換塗料に省エネ効果が出た。 2)設定温度を上げ省エネ運転すれば、冷房負荷の差が更に大きくなった。 冬場 暖房負荷 東棟 西棟 夏場 冷房負荷 設定温度 期間 熱交換塗料 一般塗料 20℃ 09 1/15-1/16 20.66 20.68 08 7/17-8/21 219.35 235.15 26℃ 09 1/23-1/28 85.19 84.35 27℃ 08 9/2-9/16 20 23.88 7% 15%
省エネ実績の検証 表面の汚れと性能の低下 赤外線高反射型遮熱塗料との経年比較 省エネ実績の検証 表面の汚れと性能の低下 赤外線高反射型遮熱塗料との経年比較 タフコート 熱交換塗料 一般の遮熱塗料 ・表面の反射の力は衰えるが、 エネルギー交換材料は働き続ける。 ・表面が汚れて熱反射率が低くなる。 ・熱放出ができなくなる。 汚れ 振動による運動エネルギー 蓄熱 ペイント層 屋根 エネルギー交換材料 セラミックバルーン
3年経年(汚れ付着)しても消費電力削減効果が持続しています 省エネ実績の検証 ① 二重折板 鉄板屋根での実績 3年経年(汚れ付着)しても消費電力削減効果が持続しています 大阪地区 某大手食品メーカー冷蔵倉庫 (二重折板屋根 W折板) 熱交換塗料の省エネ実績 1500㎡ 2006年3月施工 単位:Kwh 4月 5月 6月 7月 8月 9月 合計 04年度比 05年度比 06年度比 2004 43,200 56,000 81,600 109,200 113,900 90,500 494,400 100% 98% 115% 2005 40,900 56,300 88,200 93,100 126,900 100,200 505,600 102% 118% 2006 27,300 55,400 79,200 89,700 105,900 70,900 428,400 87% 85% 2007 28,800 52,200 74,600 100,300 106,700 97,500 460,100 93% 91% 107% 2008 27,400 52,900 69,600 96,200 95,300 76,400 417,800 83% 月平均気温の推移 月別電力消費量の推移 電力量と料金の推移 電力量kwh 電力料金 円 電力量kwh
省エネ実績での検証 ② 夏場 遮熱効果の測定(西日本セキスイ工業工場) 空調がなくても常に外気より2度以上低温を保ちました 省エネ実績での検証 ② 夏場 遮熱効果の測定(西日本セキスイ工業工場) 空調がなくても常に外気より2度以上低温を保ちました 冷風FF 冷風OFF 冷風 ON 36.4 室温差2.3℃ 外気差なし 室温差2.4℃ 35.9 34.8 34.4 室温差2.5℃ 33.6 34.8 34.0 熱交換 塗装 未塗装 31.5 32.4 12:00にはM棟、C棟の熱交換塗装の有無の差が2.5℃あらわれ、熱交換塗装の効果が発揮されている。 14:30には外気温がピークとなり、室温も上昇するが、熱交換塗装の有無の差は2.3℃保たれている。 16:00には冷風がONになっているが、M棟の室温は外気と同じまで高くなり、M棟、C棟の室温差は2.4℃となっている。 工場建屋は屋根壁ともにスレート葺き。天井高さが12mあり、スポット空調。フォークリフトの出入りがあり、開口部は解放。 見塗装建屋との室温差は2.3~2.5℃、外気差は2.4~2.9℃あった。
省エネ実績での検証 ③ (株)ADEKA 三重工場 溶剤タンクでの性能 2年後でも高い効果を 熱交換塗料 遮熱塗料 熱交換塗料と遮熱塗料の液温差が10℃あります。 一般塗料の場合、さらに大きな液体温度の低下が見込めます。 最大差 9℃ 最大差 10℃ 液温が急激に下がっているところや差が極端に小さくなっている日は、ローリー車より新しく溶剤を注入した事を示します。
ヒートアイランド対策実績での検証 ① グランドのご採用例 東京都墨田区立 押上小学校 ヒートアイランド対策実績での検証 ① グランドのご採用例 東京都墨田区立 押上小学校 東京都内の学校グランドはアスファルト舗装されています。 押上小学校では校庭の緑色と茶色の部分を熱交換塗料で塗装しました。 平成20年9月15日、テレビ朝日の報道ステーションで、炎天下でも「裸足で遊べる校庭」として喜ばれている様子が紹介されました。
施工1年後(平成19年)の押上小学校 (校舎屋上からの写真) 施工1年後(平成19年)の押上小学校 (校舎屋上からの写真) サーモグラフ アスファルト アスファルト 50-52℃ ゴムチップ 55-60℃ ゴムチップ 熱交換塗料 40-45℃ 熱交換塗料 グランドの大半を塗装した熱交換塗料は、施工後1年を経過していますが、気温33.5℃で、表面温度40-45℃となり、裸足で歩ける温度を維持しています。サーモグラフ画面上の最高温度は、左上部のゴムチップ遮熱塗料面です。グランドの照り返しがなく、児童の体温は平熱を維持しています。 ゴムチップやアスファルトは50-60℃で大変熱く、裸足では歩けません。 墨田区立 押上小学校 2007年9月20日12時30分計測 天候 快晴 気温33.5℃ 湿度52%
東京都墨田区 某小学校 (2007年7月塗装) サーモグラフ 東京都墨田区 某小学校 (2007年7月塗装) サーモグラフ 熱交換塗料 熱交換塗料 40-45℃ 芝生 芝生 30-35℃ 遮熱塗料ゴムチップ 50-55℃ 遮熱塗料ゴムチップ 2007年7月塗装された小学校です。グランドの大半はゴムチップ遮熱塗料で、涼しげなブルーの塗装ですが、表面は55℃になっています。写真右上の一部に、熱交換塗料が塗装され、40-45℃を維持しています。 このグランドで、裸足で授業することは不可能なばかりか、児童の手足など露出した部分が38℃以上になり、熱中症が懸念されます。反射型遮熱塗料の照り返しが体温上昇を助長しています。 東京都墨田区 某小学校 2007年9月20日13時30分計測 天候 快晴 気温33.5℃ 湿度52%
押上小学校(前)校長先生のコメント 「元々校庭のアスファルト面を平滑にすることが目的でした。 途中熱交換塗料の情報を聞き、急遽教育委員会にお願いして、施工していただいた。 夏休みの間施工をしっかり見ました。暑い日が続いていた中で、熱交換塗料を1層吹き終えた時、校庭に涼しさが漂いました。とてもびっくりしました。 気温33℃で無塗装のアスファルトと熱交換塗料表面の温度差が約10℃。2層目を吹き終えた日には気温34℃で、温度差14℃。信じられない快適さです。 9月の運動会は児童に裸足でやらせようと思っています。当日父兄にも説明いたします。」 <2006年9月のお話です。>
月刊体育施設 2007年11月号記事 裸足の運動会が出来ました 東京都墨田区では平成20年7月より熱交換塗料でリフォーム工事すると「地球温暖化防止助成金」が支給されます。
ヒートアイランド対策 ②-1 プールサイドでの実績 ヒートアイランド対策 ②-1 プールサイドでの実績 東京サマーランド(東京都あきるの市) 2007年6月施工 さらに、初めての試みとして、新設プール サイドエリア床面に「熱交換塗料塗装」を 施した。このことにより、外気温が28.2℃ の場合、未塗装表面温度38.3℃、塗装表面 温度31.3℃と約7℃の温度差が計測され、 真夏のプールサイド床面の高温化防止 対策として活用している。 月間体育施設2007年9月号 東京サマーランド 小室課長論文より抜粋
ヒートアイランド対策 ②-1 測定写真 ≪熱交換塗料・ベージュ 一般塗料・緑≫ ヒートアイランド対策 ②-1 測定写真 ≪熱交換塗料・ベージュ 一般塗料・緑≫ 東京サマーランド(東京都あきるの市) 測 定 日 : 2007.6.27 測定時間 : AM 10:30 天 候 : 晴れ 気 温 : 28.2℃ 未塗装 プールサイド ゴムシート部 熱交換塗料塗布 アスファルト部 遮熱塗料塗布 ゴムチップ部
ヒートアイランド対策 ③ 都市ホテルでの実績 ヒートアイランド対策 ③ 都市ホテルでの実績 施工前 施工後 PM1:30 2007年8月9日 未塗装箇所 67.1℃ 屋上レストラン・FRP屋根の塗り替えで採用され、空調効率が高まりました。 塗装箇所 56.4℃
ヒートアイランド対策④ スタジアムでの実績 ヒートアイランド対策④ スタジアムでの実績 ヤフードーム 外周歩道 平成18年11月、外周歩道に使用 され、今シーズン「照り返しのない 心地よい歩道」としてお客様に喜ばれています。 真夏の照り返し対策に!
熱交換塗料研究会 主要実績表 (平成15年12月~平成20年5月抜粋) 熱交換塗料研究会 主要実績表 (平成15年12月~平成20年5月抜粋) 工 期 工 事 名 用途 面積(㎡) 県 名 H15. 12 大分三井ビル 屋上、屋根 1,800 大分 H19 5 東京サマーランド(プール) プール 5,500 東京 H16.8 佐賀県土木事務所 120 佐賀 東京都某ホテル 700 10 日本フィルター 1,350 福岡 JR西松井田駅 駅舎 210 群馬 11 田川市営住宅 600 7 鹿児島銀行CSコーナー 屋根 150 鹿児島 〃 田川 鎮西団地 鹿児島市 中福良小学校 1,400 H17.1 8 墨田区立曳舟小学校(一部) グランド 500 6 森永製菓㈱塚口工場 事務所 400 兵庫 積水化学東京工場 420 埼玉 〃 前橋工科大学 1,000 9 白鶴酒造 外壁 152 JR宮原駅旅客 上屋1号 790 鶴岡市民プール 床 440 山形 琴海町南部体育館 1,600 長崎 松下電工 160 新潟 12 サンライフプール 周辺部 7,400 城井小学校 830 国道263号橋梁保全工事 橋梁 800 神崎市 B&G 620 H18.1 後藤寺東、西団地 3,500 雪印乳業 伊勢崎倉庫 7,000 2 犀川町庁舎 1,700 ケイヒン陸運 倉庫 大阪 小峯団地1100棟 東多久公民館 屋根・壁 1,300 右原田団地RCI 両国中学校 3,600 3 森永製菓㈱塚口工場 2,500 松本産業 4,600 三重 大和ハウス工業㈱東京支店 740 4 125 1,500 5 森永デザート㈱ 2,300 東京電力 広野火力 事務所 2,800 福島 大和ハウス工業㈱足立営業所 780 H.20 1 陸上自衛隊 古河駐屯地 茨城 九州積水工業 TSR 四日市支店 松下電器産業㈱プラズマ工場 折板 5,400 新川岸水再生センター 壁面緑化 壁 200 押上小学校 1,466 東京ガス ショールーム 920 神奈川 柳島幼稚園 右原田団地 長崎護国神社 280 墨田区親水公園 農事組合法人セイメイファーム 1,120 前橋東警察署 650 福岡ヤフードーム周辺道路 墨田区堅川中学校 480 H19.1 JR東日本新前橋運輸区工事 375 中国オリンピック 水上公園(ボート会場) 300 北京 ㈱アルビオン 1,290 西日本セキスイ工業 墨田区第二寺島小学校 東京 大田区立洗足池小学校 西日本セキスイ工業スレート 沢の鶴酒造
省エネ塗料 タフコートのご提案 1、建物の屋根、壁 室内温度が下がり空調負荷が減少するので、夏季の電力消費が低下し、 2、防水のトップコート 省エネ塗料 タフコートのご提案 1、建物の屋根、壁 室内温度が下がり空調負荷が減少するので、夏季の電力消費が低下し、 CO2排出量が削減できます。 2、防水のトップコート 防水層を保護し、寿命を延ばします。 3、タンクの外周、天板、冷却塔、冷却水配管 温度低下で、溶剤の揮発量、チラーの負荷減少が期待できます。 4、通路、舗装グランド、駐車場 照り返しが弱まり、夏場のヒートアイランド現象を緩和します。
概算費用 1000㎡屋根 詳細費用はご下命により、お見積いたします。 1000㎡の鉄板屋根 見積参考例 概算費用 1000㎡屋根 1000㎡の鉄板屋根 見積参考例 金額:円 一般塗料 熱交換塗料 単価 金額 差額 下地処理 300 300,000 プライマー 1,200 1,200,000 塗装材工費 1,800 1,800,000 2,500 2,500,000 -700,000 仮設安全費 1,000 1,000,000 産廃処分費 45,000 諸経費 455,000 合計 4,800,000 5,500,000 塗装材工費は2回塗り 一般塗料、熱交換塗料ともに弊社製品での価格比較です 熱交換塗料の材工塗装費用は、3500円/㎡~4500円/㎡です。 差額は塗料費のみとなり、合計金額の差はわずかです。 詳細費用はご下命により、お見積いたします。
熱交換塗料 ご採用の課題 1、類似品がありません 熱交換塗料に匹敵する性能を有する塗料はありません。ただし施工会社は複数ございます。 熱交換塗料 ご採用の課題 1、類似品がありません 熱交換塗料に匹敵する性能を有する塗料はありません。ただし施工会社は複数ございます。 2、塗料に光沢がありません。 熱交換塗料の特性から、塗装面は艶消しとなります。 3、一般塗料より割高です。 一般塗料に比べ断熱性能を付加する分、やや割高になります。 ただ、特殊施工は不要なので、材工のトータルコストでは大きな価格差になりません。 4、断熱原理が理解しにくい。 熱を運動エネルギーに交換する物質はほとんど知られていません。 このため、理論的説明よりも、遮熱温度の実測値や体感による比較等でご理解頂く事が多くなります。 5、焼付け塗装ができません。 塗料の特性から、高温、長時間の焼付け塗装が出来ません。
・ アルバー工業株式会社 お問い合わせは 「熱交換塗料の件で---------」と言ってください。 連絡先:072-884-7950 ・ アルバー工業株式会社 連絡先:072-884-7950 大阪府門真市岸和田3丁目6番4号 「熱交換塗料の件で---------」と言ってください。