小惑星の大きさ分布を求める 銀河学校2014A班 朴 敏娥(高2)【洗足学園高等学校】 森井 嘉穂(高2)【香川県立高松高等学校】

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小惑星の大きさ分布を求める 銀河学校2014A班 朴 敏娥(高2)【洗足学園高等学校】 森井 嘉穂(高2)【香川県立高松高等学校】 朴  敏娥(高2)【洗足学園高等学校】 森井 嘉穂(高2)【香川県立高松高等学校】 織原 有佑(高2)【島根県立松江北高等学校】 井澤 薫実(高2)【愛知県立岡崎高等学校】 今村 春香(高3)【長崎県立長崎西高等学校】   久保 玲(高2)【八戸工業大学第二高等学校】 衣川 友那(高2)【名古屋大学教育学部付属高等学校】 横山 彩希(高3)【東京都立国際高等学校】 加藤 里佳子(高3)【長野県松本県ヶ丘高等学校】 写真背景にしたい

目的 小惑星の大きさ分布を求める

観測方法 木曽観測所シュミット望遠鏡で観測 ↓ ブリンク・画像同士の引き算で小惑星を 探し出す

計算方法 ①距離 ②大きさ 火星・木星・土星の移動量から求める 観測した小惑星の明るさから計算する 60 50 40 30 20 10 0 60 50 40 30 20 10 0 移動量/時(秒) 0 2 4 6 8 10 太陽と惑星の距離(AU)

考察(1)距離 ・2-3AUの領域に多く分布 ・5-6AU(木星の軌道上)の領域でも多い →木星の重力が関係 30 25 20 15 10 5 0 個数 0 1 2 3 4 5 6 7 太陽からの距離(AU) ・2-3AUの領域に多く分布 ・5-6AU(木星の軌道上)の領域でも多い  →木星の重力が関係

考察(2)大きさ ・600-900mに集中 ・大きい小惑星はすくない ・600mより小さい小惑星の数減少 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 個数 0 3 6 9 12 15 18 21 24 27 30 33 36~ 半径(100m) ・600-900mに集中 ・大きい小惑星はすくない ・600mより小さい小惑星の数減少 →小さくて暗い小惑星を観測できていないため

考察(3)質量 地球の密度 月の密度 最大値 kg 最小値 質量を全部足しても 1つの惑星の質量にはならない 地球の質量: kg

まとめ 小惑星は太陽から2-3AUの位置に多く分布している 小惑星の半径は600-900mが多い 小惑星の全ての質量を足しても一つの惑星にはならない

サイエンスステーションよりご協力をいただきました。 ご清聴ありがとうございました。 サイエンスステーションよりご協力をいただきました。 ありがとうございました。

*補足 大きさ分布 7 6 5 4 3 2 1 0 小惑星の半径(km) 0 1 2 3 4 5 6 7 太陽からの距離(AU)