00 midas iGen 簡単な鉄骨造の1次設計例題(モデリング編) 目次 Step01 メニューの説明 Step02 画面のメニュー
00 midas iGen 簡単な鉄骨造の1次設計例題(結果確認&設計機能編) 目次 Step31 荷重組合わせ条件の生成
01 メニューの説明 手順 ファイルメニュー:新規プロジェクトを開く,ファイル保存,印刷等。 ライセンス登録,オンラインヘルプ 3 2 ファイルメニュー:新規プロジェクトを開く,ファイル保存,印刷等。 ライセンス登録,オンラインヘルプ メインメニュー:モデル作成,解析情報の入力,結果確認等。(2次設計の場合は基本的にホームのタブで作業する) ツリーメニュー:メインメニューの機能が簡単にできるし,作業のタブでは入力されている情報の確認や修正が可能。 Undo,Redo モデルの選択と選択解除 節点,要素番号の検索 モデルのアクティブ化 ディスプレイの設定 節点,要素,層番号の表示 1 5 6 7 8 9 10 2 4 3 4 5 6 7 8 9 10
02 画面のメニュー 手順 解析の解除 画面のグリッド設定 モデルの拡大と縮小 画面の移動 視点設定 メッセージウィンドウ 単位の設定 1 3 2 4 3 5 6 4 7 5 6 7
03 新規プロジェクト&解析モデルの基本設定 手順 ファイル>新規プロジェクトをクリック ディスプレイ をクリック(Ctrl+E) 表示タブ>視点 をチェック [OK] をクリック 作業ウィンドウの右下に、視点が表示されていることを確認 単位系設定 : tonf, mm 節点番号をオン 2次設計ツリー>基本情報>解析モデルの基本情報をクリック 自重を質量に変換をチェック [OK]をクリック 1 5 1 2 3 2 7 4 6 5 2 6 7 3 8 3 8 9 10 9 4 10
04 材料の定義 手順 「モデル>材料/断面>材料>材料」 をクリック 材料タブを選択 [追加] をクリック タイプから“鉄骨”を選択 1 手順 ○要素を生成する前に、使用する材料と断面 データを入力します。 「モデル>材料/断面>材料>材料」 をクリック 材料タブを選択 [追加] をクリック タイプから“鉄骨”を選択 種別から“SM490” を選択 [OK] をクリック 材料が登録されていることを確認 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6 7 7 6
05 断面の定義 手順 断面タブを選択 [追加] をクリック 断面番号:1 名称:C1 “H-断面” を選択 [ユーザー]にチェック ○部材の断面データを入力します。 1. 単位系が「mm」であることを確認 断面タブを選択 [追加] をクリック 断面番号:1 名称:C1 “H-断面” を選択 [ユーザー]にチェック H入力ボックスに[800] B1入力ボックスに[800] tw入力ボックスに[28] tf1入力ボックスに[36] [適用]をクリック ~ を繰返し,右図の断面リストテーブルに対する断面リストを入力 断面をすべて入力した後で、[OK]をクリック 2 3 5 1 4 6 2 3 4 7 5 6 断面番号 名称 断面寸法[mm] 1 C1 H-800x800x28/36 2 C2 3 C3 4 C4 H-700x700x25/32 5 C5 6 C6 7 C7 H-600x600x22/28 8 C8 9 C9 10 C10 11 B1 H-800x400x28/36 12 B2 H-700x350x25/32 13 B3 H-600x300x22/28 14 T1 H-300x300x12/22 9 7 8 9 4 8 10 8 10
06 2階アーチ部分のモデリング 手順 「モデル>基本設定>モデルウィザード>アーチウィザード」を選択 1 手順 R [m] 挿入点 基準点 20 0,20,5 7(20,0,20) 32 0,32,5 7(32,0,32) 44 0,44,5 7(44,0,44) ○簡単に入力できるモデリングウィザード 機能を使ってアーチを作成します。 1. 単位系を「m」に変更 2. 陰線除去表示, 節点番号 要素番号, 自動フィット をオン 「モデル>基本設定>モデルウィザード>アーチウィザード」を選択 [入力/編集>タイプ]から「円」を選択し、「セグメントの数」に「6」を入力 「境界条件」は「なし」にチェックを入れ、Rに「20」、θ に「90」を」入力 材料:1:SM490, 断面:11: B1を選択 「挿入>挿入点」で「0,20,5」を入力 α :「90」, γ :「180」 を入力 「基準点」から「7(20,0,20)」を選択 [適用] をクリック 右表を参考に , の数値を入れ替え節点と要素を生成し[OK] 2 5 3 6 4 7 1 2 9 8 3 4 5 6 7 8 9 5 7
07 2階平面の生成 手順 「モデル>要素>生成>要素生成」 を選択(Alt+1) 要素タイプから 「一般梁/テーパー断面梁要素」を選択 4 5 順番 節点 1 (1,15) 2 (2,16) 3 (3,17) 4 (4,18) 5 (5,19) 6 (6,20) 7 (7,21) 1 「モデル>要素>生成>要素生成」 を選択(Alt+1) 要素タイプから 「一般梁/テーパー断面梁要素」を選択 材料:「1:SM490」 断面:「11:B1」 β角度:「0」を選択 マウスエディタ機能 を利用して 節点「1,5」を順にクリックし要素生成 右表を参考に の作業を繰り返し、 要素を生成 1 2 2 3 3 4 5 4
08 梁要素の端部結合条件の設定 手順 『モデル>境界条件>端部結合』 の『梁要素の端部結合条件』を選択 1 2 ○円周方向はピン接合である為、円周方向 の梁要素に端部結合条件を与えます。 『モデル>境界条件>端部結合』 の『梁要素の端部結合条件』を選択 ポリゴンで選択 を使ってモデルビューで円周方向の梁を選択 を選択 [適用] をクリック 1 2 3 4 3 4
09 柱部材の生成 手順 『モデル>要素>編集』から『押し出し』 を選択(Alt+5) 押出形式:節点-〉線要素 要素タイプ:梁要素 1 ○節点を線要素に拡張変換する『押し出し機 能』を利用して、1階の柱を生成します。 1. アイソメ , すべて選択 をオン 『モデル>要素>編集』から『押し出し』 を選択(Alt+5) 押出形式:節点-〉線要素 要素タイプ:梁要素 材料:1; SM490 断面:1; C1 生成形式: コピー/移動 コピー/移動: 等間隔 dx,dy,dz:「0,0,-5」 と入力 [適用] をクリック 2 1 3 2 3 4 4 5 5 6 6
10 β角度の修正 手順 『モデル>要素>属性変更』 を選択(Alt+9) 変数形式:要素座標軸 モード:指定(参照点) を選択 ○柱のβ角度を修正し、円周方向に向きを 揃えます。 1. 最新のエンティティを選択 をクリック 『モデル>要素>属性変更』 を選択(Alt+9) 変数形式:要素座標軸 モード:指定(参照点) を選択 枠内に「0,0,0」と入力 [適用] をクリック 2 1 2 3 3 4 3 4 4 5 6
11 ブレースの生成1 手順 「ツリーメニュー>要素タブ> 要素生成」 を選択(Alt+1) ○全体座標系X,Y軸の両方に作用する水平 力に対応するブレースを生成します。 「ツリーメニュー>要素タブ> 要素生成」 を選択(Alt+1) 要素タイプ:引張専用要素/フック/ケーブル を選択 材料:1, SM490 を選択 断面:14, T1 を選択 β-角度: 0 交差計算:節点,要素のチェックオフ 構成節点をクリックしてモデルビュー上で、節点No.1 とNo.23をクリック(右図参照) 節点No.2 とNo.22 を順番にクリック 1 2 2 3 3 ブレース生成 4 5 5 4
12 ブレースの生成2 手順 単一部材選択 をクリックし、 Step11で生成したブレースを選択 「ツリーメニュー>要素タブ> 単一部材選択 をクリックし、 Step11で生成したブレースを選択 「ツリーメニュー>要素タブ> 要素回転」 を選択(Alt+4) モード:コピー 回転:等角度 回転:「5」 を入力 回転角度:「90/6」 を入力 回転軸:Z軸 [適用] をクリック 1 2 3 4 3 4 5 5
13 ブレースの生成3 手順 モデルビュー上で 「右クリック>選択>属性」 から「属性選択」 をクリック 「引張専用トラス要素」 を選択し、 2 ○直径方向のブレースを生成します。 要素番号 をクリックオフします。 モデルビュー上で 「右クリック>選択>属性」 から「属性選択」 をクリック 「引張専用トラス要素」 を選択し、 「追加」 をクリック 「ツリーメニュー>要素タブ> 要素複製/移動」 を選択(Alt+3) モード:コピー(C) を選択 節点の増分にチェックをいれ、 入力ボックスに「7」を入力 回転:2 適用 をクリック 1 1 3 4 2 3 4 5 5
14 建物自動生成 手順 「モデル>建物&層>自動生成> 建物自動生成」 をクリック(Ctrl+G) 複製回数:9 階高(Z軸方向):3 5 7 ○層の概念を用いて要素を複製できる建物 自動生成機能で上層部を生成します。 節点番号 をクリックオフ すべて選択 をクリックオン 「モデル>建物&層>自動生成> 建物自動生成」 をクリック(Ctrl+G) 複製回数:9 階高(Z軸方向):3 [追加]をクリック [建物自動生成テーブル] をクリック 柱:1, 梁:3F,6Fに1 を入力し[OK] 「要素属性の複製」のチェックオンを確認し、右の をクリック 「要素属性の複製」ダイアログで 「梁要素の単部結合条件」 にチェックが入っていることを確認し[OK] [適用] をクリック 2 1 2 3 3 4 5 4 6 6 7 8 8
15 建物自動生成の確認 手順 平面で確認をクリックオン 平面タブを選択し、 「XY平面」を選択しZ座標:32を入力 8 ○step13で生成した建物を確認します。 平面で確認をクリックオン 平面タブを選択し、 「XY平面」を選択しZ座標:32を入力 [適用] をクリックし[閉じる] アクティブ をクリックオン(F2) ディスプレイ をクリックオン (Ctrl+E) 「境界条件」 タブを選択 「梁要素の単部結合条件」 を選択 [適用] をクリック 単部結合条件が複製されていることを確認 「梁要素の単部結合条件」 のチェックを外す [OK] をクリック 2 1 2 3 4 4 5 5 6 6 9 7 8 9 10 7 10
16 層データの入力 手順 「モデル>建物&層>層」 を選択 [層データの自動生成] をクリック 層データダイアログに 3 ○壁要素使用時や基準による風荷重,地震 荷重を自動計算する場合に必要となる 層データを入力します。 1. すべてアクティブ をクリックオン 「モデル>建物&層>層」 を選択 [層データの自動生成] をクリック 層データダイアログに 正しく層が表示されていることを確認 [OK] をクリック 1 2 2 3 4 4
17 境界条件の入力 手順 「モデル>境界条件>支持条件」 を選択 平面で選択 をチェックオン 「XY平面」を選択し Z軸座標:0 を入力 ○境界条件を入力します。 今回は1Fの柱の指示条件を固定とします。 「モデル>境界条件>支持条件」 を選択 平面で選択 をチェックオン 「XY平面」を選択し Z軸座標:0 を入力 支持形式:D-All,R-All を選択 [適用] 2 1 3 2 3 4 4
18 荷重条件の設定 手順 「荷重>荷重ケース生成>静的荷重ケース」 を選択 右のように静的荷重ケースを編集[閉じる] をクリック ○荷重を入力する前に荷重条件を設定します。 「荷重>荷重ケース生成>静的荷重ケース」 を選択 右のように静的荷重ケースを編集[閉じる] をクリック 1 荷重のタイプ 2 3 2 3 Note *静的荷重ケースは任意に追加作成できます。解説に記入しておくと管理に便利です。
19 床荷重タイプの設定 手順 メニュー「荷重>静的荷重>床荷重>床荷重タイプの設定」 をクリック 名称:TYPICAL を入力 ○床荷重機能を利用して、鉛直方向の荷重を 入力します。 ○最初に床荷重タイプを設定します。 メニュー「荷重>静的荷重>床荷重>床荷重タイプの設定」 をクリック 名称:TYPICAL を入力 解説:2-10F を入力 荷重ケース1:DL, 床荷重: -0.5 荷重ケース2:LL_T, 床荷重: -0.18 [追加] ボタンクリック 名称:ROOF 解説:ROOF を入力 荷重ケース2: LL_T , 床荷重: -0.13 [閉じる] ボタンクリック 1 1 2 2 5 3 3 6 4 5 6 7 8 4 7 Note * を押すと荷重値のデータ ベースが開きます。 選択することで入力されます。 8
20 床荷重の入力1(基準階) 手順 「荷重>静的荷重>床荷重の指定」 をクリック 荷重タイプ:TYPICAL 分布形式:2方向 ○載荷領域を指定して床荷重を入力します。 ○床荷重のコピーを使い、複数の階に同時に 床荷重を入力できます。 1. 属層別にアクティブ をクリックオン 2. 「層」を選択し、「2F」, 「+下部」 にチェック 3. ディスプレイ をクリックオン 4. 「節点」タブから「層名」を選択し[適用] 「荷重>静的荷重>床荷重の指定」 をクリック 荷重タイプ:TYPICAL 分布形式:2方向 小梁の数:1, 小梁の角度:97.5 小梁の自重:0.07 を入力 「床荷重のコピー」にチェック 軸:Z, 距離:8@3 を入力 「載荷領域を指定する節点」で 節点「6」から「20,21,7,6」を 順にクリック 2 1 3 2 3 4 5 4 5
21 床荷重の入力2(基準階) 手順 荷重タイプ:TYPICAL 分布形式:2方向 小梁の数:1, 小梁の角度:97.5 ○step18で使用した「載荷領域を指定する 節点」 で、同一層の荷重を入力します。 荷重タイプ:TYPICAL 分布形式:2方向 小梁の数:1, 小梁の角度:97.5 小梁の自重:0.07 「床荷重のコピー」 軸:Z, 距離:8@3 を確認 「載荷領域を指定する節点」で下記の順に荷重を入力 節点「5」から「19,20,6,5」 節点「4」から「18,19,5,4」 節点「3」から「17,18,4,3」 節点「2」から「16,17,3,2」 節点「1」から「15,16,2,1」 1 1 2 2
22 床荷重の入力3(屋根) 手順 「荷重>静的荷重>床荷重の指定」 をクリック 荷重タイプ:ROOF 分布形式:2方向 1 ○載荷領域を指定して床荷重を入力します。 ○床荷重のコピーを使い、複数の階に同時に 床荷重を入力できます。 1. 属層別にアクティブ をクリックオン 2. 「層」を選択し、「2F」, 「+下部」 にチェック 3. ディスプレイ をクリックオン 4. 「節点」タブから「層名」を選択し[適用] 「荷重>静的荷重>床荷重の指定」 をクリック 荷重タイプ:ROOF 分布形式:2方向 小梁の数:1, 小梁の角度:97.5 小梁の自重:0.07 を入力 「床荷重のコピー」のチェックオフ 「載荷領域を指定する節点」で 節点「215」から「20,21,7,6」を 順にクリック 2 1 3 2 3 4 5 5 4
23 床荷重の入力4(屋根) 手順 荷重タイプ:ROOF 分布形式:2方向 小梁の数:1, 小梁の角度:97.5 小梁の自重:0.07 ○step18で使用した「載荷領域を指定する 節点」 で、同一層の荷重を入力します。 荷重タイプ:ROOF 分布形式:2方向 小梁の数:1, 小梁の角度:97.5 小梁の自重:0.07 「床荷重のコピー」 軸:Z, 距離:8@3 を確認 「載荷領域を指定する節点」で下記の順に荷重を入力 節点「5」から「19,20,6,5」 節点「4」から「18,19,5,4」 節点「3」から「17,18,4,3」 節点「2」から「16,17,3,2」 節点「1」から「15,16,2,1」 1 1 2 2
244 全体表示 手順 ディスプレイ (Ctrl+E)を クリックして「荷重」タブから「荷重名」を選択 1. すべてアクティブ(Ctrl+A) 2. 節点番号 をクリックオフ ディスプレイ (Ctrl+E)を クリックして「荷重」タブから「荷重名」を選択 [OK] をクリックし、床荷重が入力されていることを確認 クリックして[すべて初期化] をクリックし[OK] をクリック 1 2 3
25 解析モデルの基本設定 手順 「モデル>基本設定」 をクリック 構造形式:3-D 「自重を質量に変換」 にチェック 1 ○静的地震荷重の自動入力機能は、任意に 入力した質量から重量を計算して静的地震 荷重を計算しています。 「モデル>基本設定」 をクリック 構造形式:3-D 「自重を質量に変換」 にチェック 重力加速度:9.806 m/sec2 「剛域の考慮や画面表示で梁上端が層高さ(X-Y平面)に一致するように整列」 にチェック [OK] をクリック 2 1 2 3 3 Note *地震荷重を適用するので 質量方向X,Yを選択しています。
26 荷重を質量に変換 手順 「モデル>質量>荷重>質量」 をクリック 質量方向:XY 変換する荷重の種類:すべて 荷重ケース:DL 1 「モデル>質量>荷重>質量」 をクリック 質量方向:XY 変換する荷重の種類:すべて 荷重ケース:DL 増減係数:1.0 [追加] をクリック 荷重ケース:LL_T 増減係数:0.44444 荷重ケース:LL_R 増減係数:0.46154 [OK] をクリック 1 2 2 3 3 4 5 4 5 6 6 7 7 Note *変換する質量の自由度成分を指定します。地震荷重を適用するので質量方向X,Yを選択しています。
27 地震荷重の入力 手順 「荷重>静的荷重>水平荷重>静的地震荷重」 をクリック [追加] をクリック 荷重ケース名: [EX] 1 「荷重>静的荷重>水平荷重>静的地震荷重」 をクリック [追加] をクリック 荷重ケース名: [EX] 地震荷重の適用基準: [Japan(Arch.2000)] 地域係数(Z):1 地盤周期(Tc):0.6sec(Ⅱ) 標準せん断力係数(Co):0.2 構造パラメータ 周期:0.96 を入力 地震荷重の方向係数:X)1, Y)0 [地震荷重の計算] で確認 [閉じる] をクリック [適用] をクリック 荷重ケース名: [EY] 地震荷重の方向係数: X)0, Y)1 [OK] をクリック 2 1 9 3 2 3 4 4 5 5 7 10 6 7 8 9 10 11 6 11 8
28 偏心率の計算方法の指定 手順 「モデル>建物&層>制御データ」 をクリック 「偏心率を計算する」 にチェック 1 ○偏心率の計算に使われる層の重心計算 方法を設定します。 ○今回は、軸力を使って計算を行います。 「モデル>建物&層>制御データ」 をクリック 「偏心率を計算する」 にチェック 「軸力を使用」 にチェック 荷重ケース:DL 増減係数:1 「剛心計算用の荷重ケース」 X方向の荷重ケース:EX Y方向の荷重ケース:EY [OK] をクリック 1 2 2 3 3 4 5 4 5
29 非線形解析条件の設定 手順 「解析>解析制御データ」 をクリック 繰り返し回数/荷重ケース:50 収束判定値:0.001 ○ブレース材を非線形の引張専用要素として モデリングしたため、非線形解析の収束 条件を指定します。 「解析>解析制御データ」 をクリック 繰り返し回数/荷重ケース:50 収束判定値:0.001 [OK] をクリック 2 1 2 3 3
30 解析実行/作業環境の設定 手順 「解析>解析実行>解析」 をクリックして解析を実行(F5) 1 ○解析を実行します。 ○後処理モードで解析結果を確認しやすいよ うに作業環境を再設定しなおします。 「解析>解析実行>解析」 をクリックして解析を実行(F5) メッセージウィンドウで「SOLUTION TERMINATED」メッセージを確認 「ツール>カスタマイズ>カスタマイズ>カスタマイズ」を選択 「ツールバー」タブから「結果」「照会」にチェックオン アイコンが表示されたことを確認して[閉じる] 1 2 2 3 3 3 4 4
31 荷重組合わせ条件の生成 手順 「結果>荷重組合わせ」 をクリック 「鉄骨設計」 タブを開き 「自動生成(A)」 をクリック ○自動設計を行う前に、設計に適用する荷重 組み合わせ条件を生成します。 「結果>荷重組合わせ」 をクリック 「鉄骨設計」 タブを開き 「自動生成(A)」 をクリック 「荷重組合わせの初期設定」 ダイアログで 規準選択:鉄骨 設計基準:AIJ-ASD02 を確認 [OK] をクリック 「荷重組合わせ」ダイアログを [閉じる] 2 1 2 3 4 3 4
32 反力の確認 手順 属性別にアクティブ(Ctrl+D) をクリックし、層で「1F」「+上部」 を選択し[アクティブ] をクリック 7 属性別にアクティブ(Ctrl+D) をクリックし、層で「1F」「+上部」 を選択し[アクティブ] をクリック [閉じる] 反力/モーメント をクリック 荷重ケース/組み合わせ:ST/DL 反力成分:FZ 表示形式:「数値」「凡例」にチェック 数値の右の をクリックし、小数点以下桁数に「2」を入力 [適用] 節点32で最大応力500.31kNを確認 「結果>テーブル>断面力/変形/モード>反力」 を選択 荷重組み合わせ: 「DL(ST)」「LL_T(ST)」「LL_R(ST)」 を選択し[OK] 最下段の荷重サマリーで反力確認 1 6 3 4 2 5 3 4 6 5 9 6 7 8 9 10 10
33 最大反力の確認 手順 当該柱の軸荷重を略算すると、 上の表のようになり、解析結果値と近い値となります。 当該柱の軸荷重を略算すると、 上の表のようになり、解析結果値と近い値となります。 違いが発生した理由は、隣接した柱との剛性の差によって荷重の分配が変わり、鉛直部材の不等たわみによって軸力がガーダを通じて隣接した柱に伝達されたためです。 この位置では、高層部と低層部で前述した要因の影響が相殺されて問題になりませんが、他の位置の柱や一般の高層建築では、垂直部材の不等たわみが問題となり、計算上の誤差を生じることがあります。 このような計算上の誤差を防ぐためには「施工段階を考慮した解析」を適用する必要があります。 自重を除いた固定荷重の作用時に最大反力が発生した節点は、半径方向の中央部の柱になります。 ここでは、解析結果より得られた反力の確認を通じて、その柱の軸力を略算して比較します。 階 階数 負担面積 固定荷重 小梁 軸力 Roof~2F 10 10x(6.725+9.835)/2x12 =993.6 500 10x(6.725+9.835)/2x0.07 =5.796 502.596
34 部材力の確認(モデルビュー) 手順 「結果>結果>断面力>梁要素の断面力図」をクリック 荷重ケース/組合わせ:CBS:sLCB1 ○解析結果による部材力の確認を行います。 1. すべてアクティブ(Ctrl+A) 2. 「表示>ダイナミックビュー>初期画面」 をクリック 3. 節点番号 をクリック 4. 平面で選択 で、「3点」を選択し、節点 「25」「32」「228」をクリックし[閉じる] 5. アクティブ (F2) 6. 正面 をクリック(Ctrl+Shift+F) 7. 節点番号 をクリックオフ 「結果>結果>断面力>梁要素の断面力図」をクリック 荷重ケース/組合わせ:CBS:sLCB1 断面力の成分:My 表示形式: 「等高線図」「数値」「凡例」にチェック 数値の右の をクリックし、小数点以下桁数に「1」を入力 数値を表示する断面:全て [適用] をクリックし結果を確認 2 3 1 4 2 3 4 5 6 5 6
35 偏心率の確認 手順 「結果>テーブル>層>偏心率」をクリック 重心と剛心を確認 偏心率を確認 モデルビュータブでモデルビュー画面に戻る 2 3 ○偏心率とは、重心,剛心の偏心による捩れ抵抗に対する割合で、偏心率から水平抵抗要素の平面上の均衡を確認することができます。 1. アイソメ (Ctrl+Shift+I) 2. すべてアクティブ (Ctrl+Shift+A) 3. 「表示>ダイナミックビュー>初期画面」 をクリック 「結果>テーブル>層>偏心率」をクリック 重心と剛心を確認 偏心率を確認 モデルビュータブでモデルビュー画面に戻る 1 2 3 4
36 設計変数の入力1 手順 「設計>一般設計パラメータ>骨組形式の設定」をクリック X-方向水平移動:拘束 Y-方向水平移動:拘束 ○鉄骨部材の自動設計に適用する設計変数 を入力します。 ○ここでは、基本的な変数のみ適用して鉄骨 部材の設計を行います。 「設計>一般設計パラメータ>骨組形式の設定」をクリック X-方向水平移動:拘束 Y-方向水平移動:拘束 [OK] をクリック 「設計>一般設計パラメータ>短/長期荷重ケース」をクリック EX:短期:X方向 EY:短期:Y方向 に設定 2 1 2 3 4 3 4 5 5 6 6
37 設計変数の入力2 手順 「設計>一般設計パラメータ>座屈長さ(L,Lb)」を選択 圧縮フランジの支点間距離 Lb:「6」 を入力 1 1. 要素属性別選択 をクリック 選択タイプ:断面 「11:B1」「12:B2」「13:B3」を選択し、 [追加] をクリック [閉じる] をクリック 2. 上部 をクリック(Ctrl+Shift+T) 3. ポリゴンで選択解除 で半径方向の 部材のみを選択 「設計>一般設計パラメータ>座屈長さ(L,Lb)」を選択 圧縮フランジの支点間距離 Lb:「6」 を入力 [適用] をクリック 2 3 3 1 2 3 6
38 設計変数の入力3 手順 「設計>設計パラメータ>鉄骨>許容曲げ応力度の補正係数(C)」 を選択 「プログラム内で計算」 にチェック 1 1. アイソメ図(Ctrl+Shift+I) すべてアクティブ(Ctrl+A) 3. すべて選択 4. 要素属性別選択 をクリック 選択タイプ:断面 「14:T1」を選択し、[解除] をクリック 5.[閉じる] をクリック 「設計>設計パラメータ>鉄骨>許容曲げ応力度の補正係数(C)」 を選択 「プログラム内で計算」 にチェック [適用] をクリック 2 3 1 2 3
39 設計変数の入力4 手順 「設計>設計パラメータ>鉄骨> 設計規準」 を選択 設計規準:「AIJ-ASD02」 を確認 1 「設計>設計パラメータ>鉄骨> 設計規準」 を選択 設計規準:「AIJ-ASD02」 を確認 [OK] をクリック 1 2 2 3 3
40 鉄骨部材検定 手順 「設計>鉄骨設計>鉄骨部材検定>鉄骨部材検定」 をクリック(F8) 選択項目で任意の部材をチェック ○検定はモデル全体の要素に対して行われ、材料が鉄骨でない要素は検定対象から除外されます。 「設計>鉄骨設計>鉄骨部材検定>鉄骨部材検定」 をクリック(F8) 選択項目で任意の部材をチェック [計算書] をクリック [詳細結果] をクリック 2 1 1 OK,NGが部材毎、断面リスト毎に 確認可能 詳細結果 2 3 3 4 3 4 計算書 検定グラフ
41 検定比図 手順 「設計>設計結果>鉄骨設計」 をクリック [適用] をクリック 2 2 Note RC造のモデルを生成した場合。検定比図はRC部材も表示可能です。
42 照会&ツール 手順 詳細テーブル 層/荷重テーブル ツール 1 2 3 1 2 節点詳細テーブル 層荷重テーブル 3
43 断面の変更 手順 「設計>鉄骨設計>鉄骨部材検定>鉄骨部材検定」 をクリック(F8) 「部材検定結果ダイアログ」で 1 ○検定はモデル全体の要素に対して行われ、材料が鉄骨でない要素は検定対象から除外されます。 「設計>鉄骨設計>鉄骨部材検定>鉄骨部材検定」 をクリック(F8) 「部材検定結果ダイアログ」で [すべて選択] をクリック [断面変更] をクリック 断面番号:「5」 を選択 検定値の制限:「0.8から1まで」 [適合する断面の検索] をクリック 表示された断面の中から、 「H-396x199x7x11」 を選択 [変更して閉じる] をクリック 4 1 3 2 5 6 3 3 4 5 7 6 7 2 8 Note *[変更して閉じる] をクリックすると、変更した断面に対して再設計を行って結果を再出力します。
44 断面の変更を反映した再解析 手順 「部材検定結果ダイアログ」で [断面更新] をクリック 変更した断面を選択し「<-」をクリック ○部材検定結果ダイアログで断面更新機能 を利用して、修正した断面データを解析 モデルに反映し、再解析及び再設計を 行います。 「部材検定結果ダイアログ」で [断面更新] をクリック 変更した断面を選択し「<-」をクリック 「解析/設計結果が解除されます。続けてもよろしいですか?」の表示に対して「はい(Y)」 をクリック [再解析] をクリック 3 1 4 2 5 1 2 6 3 3 4 3 7 4
45 再解析の結果確認 手順 「設計>鉄骨設計>鉄骨部材検定>鉄骨部材検定」 をクリック(F8) 1 2 ○要素の剛性が変わると、隣接部材の部材 力にも影響が出ます。 ○再解析を行ったので全ての部材に対して 再設計を行う必要がありますが、ここでは、 変更した部材の再設計結果を検討します。 1. 要素属性別選択 をクリック 選択タイプ:断面 「5:C5」を選択し、[追加] をクリック 2.[閉じる] をクリック 「設計>鉄骨設計>鉄骨部材検定>鉄骨部材検定」 をクリック(F8) 「部材検定結果ダイアログ」で変更された設計結果を確認 断面番号:「5」 を選択 [検定比のグラフ表示] をクリック [検定比のグラフ表示]をクリック 検定値のグラフを確認 5 3 1 4 2 6 7 3 4 3 5 3 6 7 3