ラオス派遣団 成果発表 みなさん、こんにちは。(サバイディー) ただいまより、ラオス派遣団の成果発表を始めます。

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ラオス派遣団 成果発表 みなさん、こんにちは。(サバイディー) ただいまより、ラオス派遣団の成果発表を始めます。

発表内容 団目標 活動内容 印象深かったこと 団の目標の達成度 「団目標」を始めとして、「活動内容」、「派遣で特に印象深かったこと」、そして「団の目標の達成度」の順にお話しします。

団目標 ともに Together まず、団目標からです。 私たちは「ともに Together」をスローガンとして、この派遣に臨みました。 ラオスと日本、文化、言語、抱えている社会問題が異なっている二つの国の青年がディスカッションや文化紹介などを通してお互いを理解し、尊重する。
そして、その違いを超えて、お互いを知り、手と手を取り合う関係を構築することを目標としています。 こういったことができれば、どんなに
困難な問題にも乗り越えることができるといった思いが込められています。

活動内容 9/6~14: 首都ビエンチャン 9/14~18:チャンパーサック 9/18~23:首都ビエンチャン 次に、現地での活動内容の概要を説明します。 初めの8日間は首都ビエンチャンで活動をしました。

表敬訪問 在ラオス大使館 ラオス人民革命青年同盟 JICA NGO 国連開発計画

日本ラオスユースリーダーズフォーラム 文化紹介 ディスカッション ソーラン節 恋するフォーチュンクッキー 茶道 ラジオ体操 着付け体験 日本ラオスユースリーダーズフォーラム  文化紹介   ソーラン節   恋するフォーチュンクッキー   茶道    ラジオ体操   着付け体験 ディスカッション 日本ラオスユースリーダーズフォーラムでは、ラオス青年と二泊三日で交流し、文化紹介やディスカッションを行いました。 私たちは日本文化紹介として、ソーラン節、AKBの恋するフォーチュンクッキー、茶道、ラジオ体操、うちわ作り、着付けを行いました。 また、ディスカッションでは「青年の社会貢献」をテーマに、環境と教育の2つに分かれ、互いの国の抱える問題を共有し、問題解決に向けて青年ができることを話し合いました。

ワットプー 世界遺産であるワットプー遺跡へ訪問もしました。 この遺跡はクメール人によって建てられたヒンドゥー教の寺院で、様々なルーツを持つ出土品を目の当たりにし、ラオス文化に触れました。

チャンパーサック大学 文化紹介 ディスカッション また、チャンパーサック大学を訪問しました。  文化紹介  ディスカッション また、チャンパーサック大学を訪問しました。 ラオス国立大学の時と同じく、文化紹介やディスカッションを行いました。

托鉢 また、托鉢の体験をしました。托鉢とは、僧侶が1日に必要な最低限の食料を得るために街をまわる修行のことです。人々は僧侶に食べ物を捧げながら、願いをかけます。 ラオスでは上座部仏教を信仰していて、ラオスの人々は一生で数回出家して僧侶になります。 私たちが托鉢を体験した日も、朝早くから托鉢するラオスの人々が多数おり、彼らの信仰の深さを感じました。

ホームステイ(ビエンチャン2泊3日) チャンパーサック県を離れ、ビエンチャンに戻り、2泊3日のホームステイをしました。そこではラオスの家庭の生活やラオスの人々の価値観に触れることができました。

印象深かったこと 文化紹介 次に今回の派遣で印象深かったことをお話しします。 まず、文化紹介についてです。 ラオスの人々は、私たちの文化紹介を見る、聞くだけではなく、それらにアレンジを加えたり、実際に一緒に体験したりすることを好みます。彼らの異文化の楽しみ方にあわせて、私たちは「ともに」楽しむことを考えながら文化交流をしました。文化交流をするということの意義は、相手のアイデンティティーを形成してきた文化を知るということであり、相手への好奇心を好奇心だけで終わらせるのではなく、相手を根本から理解しようとする気持ちにつながりました。

日本人との出会い 国連開発計画 JICA NGO IV-Japan NGO法人 ラオスのこども PTP株式会社 NGO クワトロ  国連開発計画  JICA  NGO IV-Japan  NGO法人 ラオスのこども  PTP株式会社  NGO クワトロ 次に印象に残っているのは、ラオスでの日本人との出会いです。 それぞれ活動内容には違いがありますが、日本を離れ、ラオスのために縣命に働かれている姿を見て、とても感銘を受けました。 また、私たちが将来的に活躍できる場、社会に貢献できる場は、日本だけではないという考えが生まれ、私たちの今後の勉強や仕事に向かう姿勢にも変化がありました。

支援の形 「支援は一方的にやるものではない」 様々な形態 支援の形についても考える機会になりました。  様々な形態 支援の形についても考える機会になりました。 IV-Japanの代表である大滝美佳さんと会食をする機会があったのですが、その際に「支援というものはお互いにとって有益なものでなければならない。途上国も先進国も互いに学ぶべきところがあり、互いに成長できる支援の形が一番である」とおっしゃったことが印象に残っています。 ラオスへの日本の協力援助は橋や道路、学校、ダムなどハード面が注目されますが、NPO法人ラオスのこどもが行っている「文字文化」の普及、そのための本の配布、また世界遺産や伝統文化の保護するための技術といったソフト面でも協力援助の重要性があると思います。 将来的には、ラオスの発展だけでなく、援助から得たスキルや知識で日本の問題解決にもつながるような支援の形が実現できれば、よいと思います。

ラオス人の人柄 最後は、ラオス人の人柄です。 この事業を通じて感じたラオス人の特徴は、「気楽に」、「大丈夫だよ」という意味の「サバイ•サバイ」という言葉に集約されます。 ラオスはとてものんびりしているというのが、私たちの印象で、人に関しても、とても穏やかで、温かい方ばかりでした。 写真は、私たちが帰国する前日に開かれた「バーシーセレモニー」という、旅立つ者、新たな門出を迎える者の手首に糸を巻き、祝福を祈る、仏教に由来する儀式の様子です。涙を流して別れを惜しんでくれる方もいらっしゃり、ラオスの人々の温かさに触れることができました。

団目標の達成度 私たちはこの事業の中で、 沢山の人々と出会い、ラオス青年や現地で働く日本人と話をする中で、 自分自身が持っていた隔たりに気づき、多様な考え方を知る事ができました。 特に、ラオス青年とは、等身大の目線での交流活動を通して、ラオスと日本の親睦が深まりました。 また、ラオス派遣団のメンバーとの交流も、大変意義のあることでした。経歴も年齢も違う、このメンバーで、ラオスに行き、様々な経験をすることで、お互いにとって、良い刺激になりました。 私たちが掲げた「ともに Together」というスローガン。今回の発表でご覧いただいたように、それを私たちは達成することができたと思っています。 私たちの感じた事、学んだ事を、周囲に発信することで、今後のラオスと日本の交流を作っていきます。 これで、ラオス派遣団の発表を終わります。