5/23 富士ビームラインユーザ会Agenda 最近のビームライン建設などの状況・ニュース 利用希望・スケジュール モニターについて

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5/23 富士ビームラインユーザ会Agenda 最近のビームライン建設などの状況・ニュース 利用希望・スケジュール モニターについて 近々、必要な仕事など

最近のビームライン建設などの状況・ニュース 準備状況・進展 ハシゴ、シャッター、スリット エレキハットスペースの準備 ビームエリアの整備に関する要望 要望、持ち込み可能なものなど

利用希望・スケジュール 現在5件 スケジュール J-PARC ν (中家・川向) 年内 1週間程度+ 3月に1週間 ILC-CAL  (竹下)     年内 1週間程度 Belle SVD (川崎)      年内 1週間程度 Belle PID (足立)       2-3月でよい? Belle PID (居波)       2-3月でよい? スケジュール 6月    準備(マグネット・電源など) 7-8月  マグネット設置・測量 9月    モニター設置 10月   立ち上げ・コミッショニング作業 11月   テスト運用期間    ← 4~5週間しかない 12/10-2月初旬 KEKB停止 2月初旬より 再開⇒ 一般利用?

今後の運用の方針に関して 次回のユーザ会で、年内の使用希望グループに、 どういうテストを行うのか、具体的に説明してもらっては? 通常運用時にはユーザ会をどういう頻度で開くか 利用希望はどれくらい前に、どういう形で出すか 11月はテスト期間 2-3月の使用希望は9月ぐらいに決める? どのように利用時間の調整を行うか 実験内容に対して、どれくらい説明を求めるか 次回のユーザ会で、年内の使用希望グループに、 どういうテストを行うのか、具体的に説明してもらっては?

コミッショニング・モニターについて コミッショニング 前回のミーティングからの宿題 おそらく9月中にモニター設置 コミッショニングがすんだら取り外すと仮定する 11月にテストを行うグループは、このときに必要なモニターを設置しておくと役に立つかも 10月にKEKB運転開始⇒マグネットの調整 KEKB側と相談しながら行う必要がある。 Q/D マグネットを調整して、beam profileを測定 前回のミーティングからの宿題 Photon/electron monitorの案

コミッショニングモニター案 Photon Monitor Electron monitor の場所に縦横2つずつ配置する(20個程度) ビーム(e- 3.4GeV/c)の通過位置(1mm程度の分解能)とrateをモニターする マグネットの隙間に入れるので20mm厚未満、幅40mm未満が必要条件 一度置いたらトンネルには頻繁に入れない ワイヤーチェンバーが簡単で良い(?) 物質量の観点から表面はマイラーなどでふうをする <20mm 川越氏、竹下氏にも 意見を頂きました <40mm 50mm (今の所強い制限なし)

photonモニターに要求される性能 200kHz程度のphoton(E>1GeV)のrate測定 推奨 スペック 場所 目的 場所に余裕があるので、耐磁場対応でなくても可 推奨 mm×mm程度精度でプロファイルがわかる 可動式、リモートコントロール 監視カメラ スペック 1cm x 3cm 厚さ(5mm?) 場所 マグネットの出口 もしくは ターゲット直前(上) どこか一つわかればよい(時間が許せば複数ヶ所) 目的 Photonが穴を通過していることを確認する

electronモニターに要求される性能 最低限: 場所を選ばずrateをモニターする 最上流~20kHz程度のelectronのrateが測定できる コンパクトである(T20 W40) 場所を選ばず置きたいので磁場中で動作 壊れにくい(KEKBトンネル内には入れない) 推奨 mm×mm程度精度でプロファイル(領域40x120)がわかる 補足 3連ベンドの上流下流には数10cmのスペースがある

近々、必要な仕事等 マグネット設置作業など 電源テスト ビームエリアの整備 若い学生さんが、勉強がてら参加してくれることを歓迎 1名:設計の確認のための再計算作業に参加 粗いスケジュール 6月:エリア外で、マグネットの測量 7-8月:マグネット設置と測量・位置あわせ 電源テスト 人手は要らないか? ビームエリアの整備 インターロック等