メディア基礎演習 3Dコンテンツの基礎 第5回:制作作業
出席確認 口頭で確認を行います グループごとに座ってください
今日の内容 制作の注意事項 アドバイス 動画出力について 最終課題の制作
最終課題の制作[再掲] あるシナリオを想定し、キャラクターアニメーションとカメラワークを用いた映像作品を制作せよ シナリオや世界観はグループで相談して決める 一人当たりの作品の時間は15秒以上 グループメンバーで連作にした場合は続けて発表してもよい その場合は作品時間が延びる
最終課題のルール[再掲] グループで出したネタをもとに制作します 制作の進め方は自由です 最終課題の作品評価は個人ごとに行います メンバーで連作にして一つの作品としてもよい 世界観やネタだけ共有して、別々に作ってもよい 何かのキーワードをテーマとして、のような薄い繋がりでもOK 制作の進め方は自由です 完全個人作業でも、ある程度協力しあってもOK モデリングデータの共有も可です 最終提出の際に、制作者を明記してください シーンデータの共有(コピー)は厳正に対処します 最終課題の作品評価は個人ごとに行います その人がやったこと、を評価するということです 担当箇所が必ず明確になるようにしてください
評価のポイント 重要視するのはあくまで 「キャラクターモーション」と 「カメラワーク」です そこをおろそかにしていると、いくら凝っていてもきちんと評価できません まずは授業で覚えたことを活かす方向で 考えてください その先に独創性、発想力はついてきます
制作のコツ まとめて一気にやろうとしてもきついです こまめに保存しましょう モーションは細かく分けて作りましょう 「モーションの追加読み込み」機能で、後から 1つに繋げられます こまめに保存しましょう 不慮の事故や、Performerが至らないばかりに 強制終了、ということもありえます アンドゥやリドゥは便利ですが、頼りすぎていると足下をすくわれます
シーンデータの構造 シーンは各スロットに、 モデル・セットアップ・モーション の各ファイルを読み込んで構成されます シーンは各スロットに、 モデル・セットアップ・モーション の各ファイルを読み込んで構成されます 各スロットに読み込んでいるファイル名と 内容を、一気に保存しておくことが可能です 「レイアウト」→「シーンデータの保存」 保存したシーンデータを読み込めば、 まとめてファイルを読み込むことが可能です 「レイアウト」→「シーンデータの読み込み」
シーン管理ウィンドウ シーンデータを読み込む シーンデータを保存した時のファイル名が表示される そのまま読み込む場合は OK ファイルやフォルダを移動していて、その場所にない場合は、Select ボタンを押して選択しなおしてから OK シーンデータの保存も同様 現状のモーションを自動的に保存するので、保存先を変えたい場合は Select ボタンを押して選択しなおす
シーン保存時の注意[重要] モーションを作り始めて最初に保存する時は ファイル名がまだ決まっていません シーン管理ウィンドウでファイル名を入力しないと、そのモーションデータは保存されません 必ず管理ウィンドウでファイル名を確認し、 ファイル名がまだ付いてない場合は入力して 確実に保存してください シーンデータ保存時に一度も保存していないと、 ”*”が付きますので、確認してください ファイル名やフォルダ名に「全角文字を含めない」でください
連番画像の出力 カメラワークを設定し、表示をカメラからの 映像に切り替えた状態にする グリッドやマーカーはあらかじめ消しておく 一番長いモーションのスロットに切り替えておく 「保存→現在のシーンを連番画像で保存」を 選択し、画像の出力先とファイル名を設定する 大量のJPEGファイルができるので、出力先には 気を付けること 出力中はウィンドウを操作しないこと (特に最小化は絶対NG)
連番画像から動画にする(1) TMPGEnc というソフトを使って動画にする TMPGEnc.exe をダブルクリックして起動 http://www.tmpgenc.net/ja/j_download.html 上記アドレスからダウンロードしたら解凍する TMPGEnc.exe をダブルクリックして起動 ダイアログが出たら「OK」を押す ウィザードが出たらキャンセルする 「映像ソース」の参照ボタンを押し、連番画像の先頭のファイル(xxxx_0000.jpg)を指定する 「ストリームの種類」を「System(Videoのみ)」に変更する
連番画像から動画にする(2) 設定ボタンを押し、以下の項目を変更 OKを押したら、 圧縮開始ボタンを 押す フレームレートを59.94fpsにする サイズを 640x480にする OKを押したら、 圧縮開始ボタンを 押す
発表方法 順番はグループ単位でランダムに指定します データは後で提出するため、 1つのフォルダに納めておいてください グループ内で誰から発表するかは自由です あらかじめ決めておいてください グループ代表のPCに動画ファイルを入れておく データは後で提出するため、 1つのフォルダに納めておいてください 親フォルダ(シーン・カメラワークデータ) 子フォルダ1(モデル1・セットアップ・モーション) 子フォルダ2(モデル2・セットアップ・モーション)
提出するもの 動画作成に利用したデータすべて 発表用動画ファイル アピールシート 利用したモデルごとに をまとめて入れる Zipに圧縮 Mqoファイル テクスチャの画像ファイル セットアップデータ モーションデータ をまとめて入れる Zipに圧縮 連番画像は含めない 発表用動画ファイル アピールシート 担当箇所とアピールポイントを記入
確認課題 以下の手順に沿って動画を作成し、提出 Girlを2体読み込む それぞれにsample1.fkm, sample2.fkmを読み込む Cameraにcamera.fkmを読み込む カメラから見た表示が正しいことを確認したら、 連番画像を出力する TMPGEncで動画ファイルにする Windows Media Playerなどで再生を確認する