Microsoft® Lync™ 2010 Web App トレーニング
目的 このコースでは、Microsoft Lync Web App をご紹介します。内容は次のとおりです。 Lync Web App の概要 "オンライン ミーティングへの参加" の手順 他の参加者を招待する アプリケーション共有を開始する クライアント側ログを取得する 付録
概要 Lync Web App は、ブラウザーから Lync オンライン ミーティングに参加するためのアプリケーションです。 Lync Web App を使用するには、Microsoft Silverlight を有効にしたブラウザーが必要です。 オンライン ミーティングに参加するときの手順は、Lync 2010 クライアントを使用するときと同様です。 た だし、オンライン ミーティングに参加するのに追加ソフトウェアをインストールする必要はありません。 デスクト ップ共有を行う予定の場合は、追加の共有プラグインをインストールする必要があります。 Silverlight Silverlight がサポートされるブラウザーとオペレーティング システムおよびインターネット接続があれば、 Lync クライアントや Lync Attendee クライアントをインストールしなくても Lync のオンライン ミーティン グに参加できます。 Silverlight は、アプリケーションを Web 上で利用するためのクロスブラウザー、クロスプラットフォームのブ ラウザー プラグインです。 Web App からミーティングに参加するときは、参加者のブラウザーに Silverlight がインストールされてい るかどうかの検査が自動的に行われ、インストールが必要な場合はユーザーに確認するメッセージが表示さ れます。 ユーザーが手動で Silverlight ホーム ページからインストールすることもできます。 「目的」に戻る
オンライン ミーティングへの参加 次のセクションでは、Lync Web App からどのようにオンライン ミーティングに参加 するかを紹介します。 最初にワークフローの図を示し、次にこの手順のデモを行い ます。 参加者の画面には、Silverlight をインストールするかどうか、またはポップアップを 許可するかどうかをたずねるメッセージが表示されることがありますが、残りの処理は 自動的に行われます。 「目的」に戻る
"オンライン ミーティングへの参加" フローチャート Lync Web App を使用すれば、数回クリックするだけでオンライン ミーティングに参加できます。 Silverlight がインストールされている Silverlight のインストール いいえ [Silverlight のインストール] に リダイレクト URL をクリック 電子メールによる招待 はい Web クライアントを起動 ネイティブ クライアントがインストールされている いいえ ユーザーは同じウィンドウでクライアントを起動するように選択できる ポップアップ ブロックが 有効になっている はい はい いいえ 新しいウィンドウで クライアントを起動 ネイティブ クライアントを 起動 「目的」に戻る
"オンライン ミーティングへの参加" の手順 ここでは、オンライン ミーティングの音声部分に参加して接続する手順を説 明します。 メモ: Silverlight が必要です。 参加の手順 オンライン ミーティングへの招待を開きます。 [オンライン ミーティングへの参加] ハイパーリンクをクリックするか、手動でミーティングの URL をコピーしてブラウザーに貼り付けます。 ゲストとして参加するか、社内用の資格情報を使用するかを選択します。 [ゲストとして参加する] は、社外からミーティングに参加する場合にクリックし ます。 [社内用の資格情報を使用して参加する] は、資格情報がある場合にク リックます。 表示名などの必要な情報を入力して、[会議に参加] をクリックします。 モード バーの [電話] をクリックします。 自席または携帯電話の番号を入力して [折り返し先] をクリックします。 「目的」に戻る
一般的なタスクを実行する 次のセクションでは、オンライン ミーティングの実施中に参加者が 行う主な操作を紹介します。 「目的」に戻る
他の参加者を招待する方法 他の参加者を招待する操作は、発表者が [参加者のオプ ション] メニューで行います。 参加者を音声会議に招待する [参加者のオプション] のドロップダウン メニューをクリックします。 [電話で招待] をクリックし、招待する参加者の電話番号を入力 します。 その番号に自動的に電話が発信され、参加者が音声 会議に接続されます。 参加者をオンライン ミーティングに招待する [電子メールで招待] をクリックします。 [情報をすべてコピー] をクリックします。 Outlook を開いて [新しい電子メール] をクリックします。 [宛先] と [件名] に入力します。 Ctrl + V キーを押してテキストを本文に貼り付けます。 [送信] をクリックします。 「目的」に戻る
アプリケーション共有を開始する方法 「目的」に戻る アプリケーション共有とは、オンライン ミーティングでコンテ ンツを表示するときに主に使用される方法です。 発表者のデスクトップ全体を共有することも、 PowerPoint のようなアプリケーションを 1 つだけ共有 することもできます。 メモ: この機能を初めて使用するときは、Lync Web App 用のアプリケーション共有プラグインをインストール する必要があります。 アプリケーション共有を開始する方法 [共有] をクリックします。 [デスクトップ] または [プログラム] を選択します。 警告ダイアログ ボックスが表示された場合は [許可] をクリックします。 [共有の開始] をクリックします。 メモ: 参加者の画面では、すべてのコンテンツが緑色の バーで囲まれて表示されます。 [制御を渡す] をクリックすると、 他の参加者も操作できるように なります。 画面最上部の [共有の停止] をクリックすると、 共有が終了 します。 「目的」に戻る
クライアント側ログを取得する方法 「目的」に戻る 詳細なトラブルシューティングやエスカレーションの手順でクラ イアント側ログが必要になったときに、Lync Web App から ログを取得することができます。 メモ: クライアント側ログは .log 形式で作成されており、メモ 帳などの任意のテキスト エディターで読むことができます。 クライアント側ログを取得する方法 [オプション] メニューをクリックします。 [オプション] をクリックします。 [ログを有効にする] がオンになっていることを確認します (既定の設定ではオン)。 [ログの保存] をクリックします。 ログのファイル名を入力して [保存] をクリックします。 ファイル名の制約はありません。覚えやすい名前を付けてくだ さい。 ファイル名にはカスタマー サービス リクエスト (SR) 番 号を使用することをお勧めします。 例: SR0000999.log Lync Web App Log mm-dd-yy.log [オプション] メニューをクリックすると、クライ アント側ログの設定や個人情報消去のオ プションが表示されます。 「目的」に戻る
まとめ このコースでは、Microsoft Lync Web App を紹介しました。学習した内容は次のとおり です。 "オンライン ミーティングへの参加" の手順 他の参加者を招待する アプリケーション共有を開始する クライアント側ログを取得する 付録 「目的」に戻る
付録 「目的」に戻る
Lync Web App の用語 「目的」に戻る 用語 定義 会議出席者 出席者はコンテンツを見ることだけができます。 出席者は自分のコンテンツ/ファイル/デスクトップ/ホワイトボードを共有させることはできません。 出席者は他の連絡先を会議に招待することができます。 会議発表者 出席者の持つ権限をすべて持ちます。 発表者は自分のデスクトップ/アプリケーションを共有させることができます。 発表者はコンテンツをアップロードすることや、コンテンツをローカルに保存することができます。 発表者はホワイトボードを作成できます。 発表者はロビーにいる人の入室を許可することができます。 発表者は開催者以外の参加者を退出させることができます。 発表者は出席者を昇格させることができます。 発表者は開催者を除く他の発表者を降格させることができます。 発表者は他の参加者をミュートすることができます。 発表者にはコンテンツを閲覧する権限が付与されることがあります。 発表者は会議をロックすることができます。 会議開催者 発表者の持つ権限をすべて持ちます。 開催者を会議から退出させることはできません。 開催者を降格させることはできません。 開催者はロビーで待機させられることはありません。 会議名簿の中で、開催者の役割を示す特別なアイコンやテキストはありません。 開催者の役割を移譲することはできません。つまり、"開催者への昇格" という概念はありません。 会議参加者 発表者、開催者、および出席者の総称です。 「目的」に戻る
Lync Web App の用語 (続き) 「目的」に戻る 用語 定義 会議名簿 会議参加者を記録するコントロールです。 発表者ロビー 会議に招待されて発表者からの入室許可を待っている人を記録するコントロールです。 会議アクセス 発表者が会議入室ポリシーを変更するためのコントロールです。 会議ポリシー 管理者によって定義された、会議のポリシーです。 会議アクセス許可 会議中に会議参加者が実行できる操作を発表者が変更するためのコントロールです。 パブリック会議 会議参加者間の信頼レベルが "高" の会議です。 この会議には、次のような特性があります。 認証済みユーザーはすべて自動的に発表者となります。 フェデレーション/非フェデレーション/匿名ユーザーはすべて出席者となります。 プライベート会議 会議へのアクセスを制御する必要のある会議です。 このような会議では、開催者が発表者と出席者を事前に任命します。 「目的」に戻る
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