台日経貿比較 指導教師：黃淑玲 発表テーマ「無印良品」 発表者：林偌家

目次 一、研究動機と目的 二、「無印良品」について 三、日本の無印良品 四、台湾の無印良品 １企業情報 １企業情報 ２企業理念 ２企業理念 三、日本の無印良品　　　　　四、台湾の無印良品 　　１企業情報　　　　　　　　　　１企業情報 　　２企業理念　　　　　　　　　　２企業理念 　　３店舗数　　　　　　　　　　　３店舗数 　　４歴史　　　　　　　　　　　　４歴史 　　５提携会社　　　　　　　　　　５提携社会 　　６売り上げ(1995－2007) 　６売り上げ 　　７売り上げ(2006 - 2010) 五、問題点 　　１日本における無印良品のメリットとデメリット 　　２台湾における無印良品のメリットとデメリット 六、結論 七、参考文献

一、研究動機と目的 1980年、日本に無印良品が誕生し、2003年、台湾に進駐した。株式会社西友は「自然、倹約、エコ」などの理念で無印良品を創立し、台湾の無印良品もこれらの理念を伝承し、経営して来た。しかし、当時、台湾はもう無印良品と似てるブランド「生活工場」があり、しかも、10年以上長い時間が存在した。 現在台湾では10元ショップやDAISOなどの雑貨屋も満ちていて、商品の品質や値段の差が持ってあるかもしれないが、台湾の無印良品はどうやって日本の無印良品の理念を貫徹し、台湾に生きてきたのであろうか。欠点に対して、どうやって解決するであろうか。本研究を通じて、明らかにしたいと思う。

二、「無印良品」について 「わけあって、安い。」をキャッチフレーズとし、安くて良い品として開発された無印良品。1980年、西友のプライベートブランドとしてノーブランドの商品発想でつくられた。商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを本当に必要なかたちでつくること。そのために、素材を選択し、生産工程を見直し、包装を簡略した。この方針が時代の美意識に合い、シンプルで美しい商品が長く愛されてきた。

日本の無印良品 三、日本の無印良品

１、企業情報 会社名：株式会社良品計画 創立人：松井忠三 設立：１９８９年６月 資本金：６７億６６２５万円（2008年2月末現在） 日本の無印良品 １、企業情報 会社名：株式会社良品計画　 創立人：松井忠三 設立：１９８９年６月 資本金：６７億６６２５万円（2008年2月末現在） 従業員数：4680名（パートタイム社員3462名を含む/ 2010年2月末現在) 主な事業： 「無印良品」を中心とした専門店事業の運営/ 商品企画/開発/製造/卸しおよび販売

２、企業理念 ３、店舗数 良品価値の探求、成長の良循環、最良のパートナーシップ 日本の無印良品 国内店舗：直営店212舗、商品供給店127店舗 海外店舗：台湾19店舗を含めて、合計115店舗 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年2月末現在 (直営店舗と特約店舗）

４．歴史 日本の無印良品 1980年 株式会社西友のPB「無印良品」誕生 1983年 「無印良品青山」直営1号店出店 　　1983年　「無印良品青山」直営1号店出店 　　1989年　株式会社良品計画設立 　　1990年　株式会社西友から「無印良品」の営業譲受 　　1991年　海外1号店〈ロンドン出店） 　　2000年　「無印良品」ネットストア設立 　　2003年　台湾無印良品股份有限公司成立

５、提携会社 1993年 ファミリーマートと売買基本契約成立 1997年 ファミリーマートと売買基本契約解除 1993年　ファミリーマートと売買基本契約成立 1997年　ファミリーマートと売買基本契約解除 2006年　再び、ファミリーマートと交叉持股の関係になる

６、売り上げ　1995年2月～2007年2月〈予定〉 2000年 2004年 表1　1995年～2007年〈予定〉売り上げの変化　『無印良品の改革』により

７、売り上げ　2006年2月～2010年2月 表2　2006年～2010年　売り上げの変化　『無印良品のウェブサイト』により

台湾の無印良品 四、台湾の無印良品

1．企業情報 台湾の無印良品 会社名：台湾無印良品股份有限公司 （台湾無印良品株式会社） 住所：台湾（台北） 設立：２００３年８月 資本金：ＮＴ＄１億 主な事業：「無印良品」の小売

台湾の無印良品 ２．企業理念 　　　節約、自然、基本 　　　地球の資源を重視し、素材を無駄なく、品質が良い、 　　　購買者に豊かな商品が選択させること。

台湾の無印良品 ３．店舗数 微風門市、紐約門市、西門町門市、站前門市、崇光門市、高島屋門市、遠企門市、美麗華門市、MUJI to Go門市、新竹門市、桃園門市 台中門市、中友門市、廣三門市 台南門市、夢時代門市、 漢神門市、漢神巨蛋門市

４．歴史 2003年8月 2004年4月 2007年5月 2008年8月 台湾無印良品股份有限公司成立 台湾1号店出店 台湾の無印良品 ４．歴史 2003年8月 2004年4月 2007年5月 2008年8月 台湾無印良品股份有限公司成立 台湾1号店出店 「MUJI無印良品聯名卡」が販売された ネットストア「台湾楽天市場」が開かれた

５．提携会社 中国信託商業銀行 台湾の無印良品 ・2007年5月14日に中国信託商業銀行と提携することにより、「MUJI無印良品聯名卡」が出された。

５、提携会社 台湾楽天市場股分有限公司 台湾の無印良品 2007年11月29日に楽天市場と提携することにより、 2008年8月19日に「楽天市場」ネットストアが開かれた。

台湾の無印良品 ６、売り上げ高 表3　2005年～2008年売り上げの変化　　 『104人力銀行│台灣無印良品股份有限公司のウェブサイトにより』

五、問題点

１、日本における無印良品のメリットとデメリット 良い点 商品の種類が多いこと ネットストアがあること 値段が高くないこと 支店が多いこと 位置の優勢 エコ商品が多いこと クロバル化 悪い点 消費層が広くないこと ライバルが多いこと （例え：UNIQLO、大創、百円　 　ショップなど）

１、台湾における無印良品のメリットとデメリット 良い点 商品の種類が多いこと エコ商品が多いこと ネットストアがあること ライバルが多くないこと 悪い点 台湾の消費水準にとって、値段が高いこと 位置の劣性 支店が多くないこと 宣伝が少ないこと 消費層が広くないこと

表4　日本の無印良品における顧客年齢層の比率 『無印良品の改革』により

六、結論 　無印良品は日本と同じ理念によって、台湾での売り上げは徐々に伸びて来た。両国の経済背景は異なっているが、売り上げはますます成長している。しかし、前章に台日の問題点によると、消費層が広くないという問題は両国に共存の問題である。『無印良品の改革』一書によると、日本の無印良品はもうこの問題を発見し、今も新顧客の開拓を主要の務めとして、問題を解決したいと思っている。 　消費層が広くないという問題を解決ために、無印良品は不定期多様なアイテムを出すことによって、新客層の開拓ほしがっている。日本では無印良品に関する売り上げや利益などの資料と明確な数字を持っていて、売り上げや利益などに関する数字が明着に見えるが、台湾では無印良品の資料や研究が少なくて、台湾に対して、この方法はいけるかどうかわかりにくくなっていた。

六、結論 　今回の研究から、無印良品に対してある程度の認識できたが、報告に用いた資料は足りないため、この結果から見ると新顧客の開拓が成功であると断定するまでには至らないと考えている（特に台湾の部分）。今後はより大規模な資料を用いて評価を行う必要があると思う。

七、参考文献 『良品計画│企業情報』、http://ryohin-keikaku.jp/corporate/ 『良品計画│企業情報』、http://ryohin-keikaku.jp/corporate/history/ 『良品計画│企業理念』、http://ryohin-keikaku.jp/ir/philosophy/ 『無印良品│店舗情報│ファミリーマート』、http://www.muji.net/shop/fm.htm 『104人力銀行│台灣無印良品股份有限公司』、http://www.104.com.tw/jobbank/cust_job/introduce.cfm?j=5e4a43285a463e2130323c1d1d1d1d5f2443a363189j01&jobsource=jobsource=104mate#info02 『無印良品的改革』 渡邊米英 小知堂文化事業有限公司 『良品計画│財務ハイライト』、http://ryohin-keikaku.jp/ir/finance_info/ 『MUJI無印良品│店鋪一覽』、http://www.muji.tw/map.asp 『MUJI無印良品│無印良品聯名卡』、 http://www.muji.tw/mujicard_1.asp 『生活工場│店鋪一覽』、 http://www.workinghouse.com.tw/