第三章要約 りんご.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
ビジネスプランセミナー 第 5 回 事業計画書の作成 時 山 山
Advertisements

青い海を創造する企業は、赤い海で競争する企業とは対照的に、自社の競争 力についてベンチマーキングなどしない。 青い海は、従来の戦略の根本であるバリュー・プロポジション(提供価値)とコストのトレー ド・オフを否定している。 顧客にもたらされる価値は、商品やサービスの効用と価格から生まれ る。 企業にもたらされる価値は、コスト構造と適正価格から生まれる。
5フォース(5fo rce) BIZテンプレートNo. 002. 経営資源の投入の優先順位付や新規参入の判断に役立つフレームワーク 5フォース フレームワーク NEXT フレームワークの解説と、分析の方法 同業他社との競合 売り手の交渉力 (供給業者) 買い手の交渉力 (顧客) 新規参入の脅威 代替品の脅威.
マーケティングとマーケティ ングリサーチ. マーケティングとは何か? アメリカ・マーケティング協会の定義 「個人と組織の目的を満たすような交換 を生み出すために、アイデアや財やサー ビスの考案から、価格設定、プロモー ション、そして流通に至るまでを計画し 実行するプロセスである」
マーケティングの基礎.
市場機会の発見・評価・選択.
第2章競争戦略 梶田 真邦 桑原 雪乃 斉藤 晋世.
如何に外部のサービス業者と一緒に仕事をするか
マーケティング戦略の決定.
ジェイ B.バーニー リソース・ベースト・ビュー(RBV) 国士舘大学 経営学研究科 13-MC007 周曼.
経営戦略ケース研究 Business Strategy
M.E.ポーターの競争戦略論 M.E.ポーターの競争戦略論は、「競争優位」に関する理論的フレームワークを提示した基本的理論である。SCPパラダイムという考えをもとに持続的な競争優位を確立するための戦略である。 SCPとは、市場構造(structure)、企業行動(conduct)、業績(performance)の略語であり、市場構造と企業行動が業績を決めるという考えである。
SAMPLE SAMPLE 1.誰に(ターゲット戦略) b.流通戦略(Place) ①誰に(ターゲット戦略) ・・・・・・・・・・・・・・・
第10回 11/26 事業戦略後半/学習する組織 今後のスケジュール 2015年秋学期 経営学3 『組織マネジメント入門』の第3章3節
マーケティングの管理(1) 最近のマーケティング理論 (事例:デジタルカメラの開発)
社内での競争は組織が払う犠牲は大きい ⇒全体の幸せに無関心 競争原理を持ち込むのはほかの手段より公平で利用価値アリ!
第六章 コモディティ化をいかにして回避するか
競争の戦略 大阪大学MOT勉強会 Sep. 27, 2007.
インターネットの本質を見極めよ インターネットの出現:大きな注目を集めるのも、驚くには及ばない、 世間の熱狂に煽てられて
ブランド価値の評価.
第9章 新規参入と既存企業の優位性 帝国.
マーケティング戦略の決定 ポジショニング戦略
テスト段階.
第5章 要約 イノベーション・プロセスを設計する
グループ研究1班 第一章 経営戦略とは何か 雨森 彩 大嶋 健夫 小沢 博之.
SCMのためのITマネジメント 先端的グローバル・ビジネスと ITマネジメント
経営戦略II 競争優位性II.
特許戦略 2002.10.18.
絞り込み:多様化の必要性を減らす ●製品の絞り込み 適応という課題に取り組むのに最強のツール!! 現地市場で有利に競争していこうというときに
マーケティング計画.
製品ライフサイクルと マーケティング戦略.
経営学Ⅰ 競争優位.
ポジショニング戦略.
大阪大学工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 座古研究室 修士2年 百々路裕二郎
特殊講義(経済理論)B/初級ミクロ経済学
マーケティング戦略の決定.
マーケティング概念.
経営戦略論参考資料(2) 2007年8月3日.
総合政策学部4年 松本健太郎 環境情報学部3年 大野亜紗子 環境情報学部2年 蓮尾華代
賃金分析 -現行の賃金制度を客観的に分析する-
導入段階.
ブランドの評価と測定.
情報技術とビジネス・プロセス革新②(第8章) 2.プロセス革新と企業戦略
マーケティング・マネジメント.
現代マーケティング.
顧客関係性マネジメント.
顧客関係性マネジメント(CRM) ウィラワン・ドニ・ダハナ 木曜日ー2時限.
管理的側面 管理者に必要な経営知識 経営学の基本 ②環境と戦略と競争優位.
「人生100年時代」に求められるスキル 【OS】 【アプリ】 人生100年時代の働き手は、【アプリ】と【OS】を
ポジショニング戦略.
会社の会議名 発表者.
第1回平成23年度知的資産経営レポート作成検討委員会 参考資料
★★★の ビジネスモデルと評価 チーム名: 氏名:.
5月21日 第4回発表 藤井海太.
ビジネス プロジェクトの計画 発表者名 | 会社名.
マーケティング・ミックス.
第3分科会要旨 テーマ: 新市場創造型商品の事例研究 発表者: 古橋 雅彦
市場機会の発見と市場の規定.
製品またはサービスの販売 サブタイトル.
[製品名] マーケティング プラン [氏名].
[製品名] マーケティング プラン [氏名].
コンセプト創出と文化的多様性 文学部文学科文芸・思想専修 2年 清水 麗
第1回平成23年度知的資産経営レポート作成検討委員会 参考資料
イノベーションと 異文化マネジメント 法学部国際ビジネス法学科          08ed037m 佐藤 雅史.
新製品開発戦略.
マーケティング.
市場細分化 ターゲットの設定 ポジショニング
イノベーションと異文化マネジメント(P17~P35) 質問・コメント・問題提起
データ・ベース・マーケティングの概念.
Presentation transcript:

第三章要約 りんご

価値と競争優位性 =競争優位性 企業:創出した価値を全て手に入れられない事が多い →常に価値を創造し獲得するために、「特徴」が必要 企業:創出した価値を全て手に入れられない事が多い →常に価値を創造し獲得するために、「特徴」が必要 企業・社員・顧客 =競争優位性 企業のコンテクストから成る 資産、組織、業界、 市場以外の環境

競争優位性への二大ルート 企業の内外両方の要素に 起因する。 ポジション 競争優位性 組織能力 有利な立ち位置 …特定の機能を競合他社より …競争環境に置ける  有利な立ち位置 競争優位性 組織能力 …特定の機能を競合他社より  優れて行う 企業の内外両方の要素に 起因する。

ポジション ポジション優位 魅力ある 産業構造 業界内の 多様性 ネットワーク …企業全部が産業構造から Ex)複占市場 …業界内で特定の地位から Ex)業界内で支配的地位 魅力ある 産業構造 業界内の 多様性 …買い手、売り手、競合他社  との関係から Ex)ベンチャーキャピタル業界 ポジション優位 ネットワーク    ★事例★  ブランド名/顧客との関係/政府の保護や支援/ステータス  流通チャネル/地理的立地/  顧客ベースを確保し事実上の標準となる  製品や情報の流れのゲートキーパー

ポジション② ポジション優位がもつ特質 ①先行優位性 ②ポジション優位は競合との 比較によってのみ成立   ①先行優位性   ②ポジション優位は競合との     比較によってのみ成立     →ネットワーク内の競合他社・買い手・売り手

ライバルより優れた活動行い、競争手腕を見せる 組織能力=個人の能力と同じで多様 ①特定のプロセスに関する具体的ノウハウ →市場が無くなると価値を喪失 ②広い意味での能力 →市場の変化に柔軟に対応、新しい機会 ライバルより優れた活動行い、競争手腕を見せる →組織能力は企業の独自能力となる 組織能力を調べたい →客観的に成功要因から  独自能力を調べる

持続的競争優位性 競争優位性→→→→→持続的競争優位性 持続させるためには? 競合の攻勢に打ち勝つ ①競争優位性の要因を   他社にわかりにくく模倣しにくいものにする ②他社に追いつかれる前に   学習によって組織能力を改善し、さらに先行する

持続的競争優位性 他社が能力を分析しても模倣できない状況 ①組織能力基盤の優位性の複雑さ =個々の要素の「組み合わせ」  =個々の要素の「組み合わせ」 ②組織能力基盤の優位性の暗黙知的特性  =暗黙知をもつ人が行動を論理的に説明せず

ポジションと組織能力の関係 ポジションと組織能力=相互に関連して競争優位性に 競争優位性の基盤がどちらなのかを 見極め理解する必要 機会の捉え方が決まる (C.K.プラハード/ゲイリーハメル) ①ポジションの優位性から   →×既存製品ラインとの関連で新しい機会を考えがち ②組織能力から   →◎戦略を考えるのに有効     × (1)能力の過大解釈       (2)現在のポジション優位性のほうが          価値あるように思える

ポジション、組織能力、 「資源をベースとして企業を考えるという見方」 1990年代 資源ベースで企業を評価するエディスペンローズの考えを復活                                  (ジェイ・バーニー、シンシア・モンゴメリ) 資源がポジション優位や優位となる組織能力を創出 →競争優位性となる 〈重要な点〉    ①業績が所有する希少資産からのレントなのか見極める   ②外部環境を軽視しない

コストー品質のフロンティアと競争優位性 価値=顧客の品質評価ー製品コスト 可能なフロンティア 消費者が認識する品質 潜在顧客が 品質を認識しなければ 競争優位性を持たない 低コスト

ご清聴ありがとうございました