ノンストップ自転車ゲートシステム システム概要および関連資料 表紙 ノンストップ自転車ゲートシステム システム概要および関連資料 <滋賀県草津市市営 南草津駅自転車自動車駐車場> サンズムーン株式会社
本システムはUHF帯の「ICリフレクター」を使い、入退場管理と精算・更新の入金管理、場内管理を全て一元化して行なうものです。 システムの考え方 本システムはUHF帯の「ICリフレクター」を使い、入退場管理と精算・更新の入金管理、場内管理を全て一元化して行なうものです。 従来の他社のICタグを使ったシステムは自転車のフレームやサドルにICタグが装着される場合UHF帯の電波が金属に干渉されるという特性により、 距離を置いての読み取りが不可能でした。もしくは手持ちカードでIDを読み取る場合には、ゲートの出入り口で時間がかかり渋滞を起こすという状態でした。 しかしこのシステムではスポークに装着する事で読み取り距離を飛躍的に延ばし、ノンストップでのゲート通過が初めて実用化となりました! 専用のケースにICタグを入れ密封、 表面に反射機能を付けています。 ※特許出願済み:2009年特願205569号 自転車のスポークにワンタッチで取り付け可能です。 ポリカーボネート製なので自然に割れたり折れたりする事なく、 装着後は破壊しないと外れません。 スポークに取り付けることで金属の電波干渉を回避。 高い読み取り性能を維持しています。 ゲート進入時にセンサーが作動。 IDをセンターサーバへ瞬時に送信、 ゲート開閉を行ないます。 磁気カードで定期の更新や 一時回数券を精算。 更新情報は瞬時に「ICリフレクター」と 共有します。 場内の管理をハンディリーダライタで 行ないます。 読み取り距離は2〜3mで検索が可能です。
導入事例<南草津駅 市営駐輪場:2011年4月導入> 導入事例<南草津駅 市営駐輪場:2011年4月導入> ■南草津駅自転車自動車駐車場 草津市野路一丁目15番19号 ●収容可能台数 自転車3,126台(屋外含む) バイク・二輪自動車348台、 自動車330台 ●営業時間 24時間
ゲート、入力機器写真 入り口2カ所、出口2カ所 センターサーバーで ICタグと磁気カードをヒモ付け
その他機器類 自動販売機 精算機・精算用磁気カード ハンディ リーダライタ 管理画面 磁気カード登録機器 ICリフレクター登録機器 パトライト、インターフォン セキュリティカメラ セキュリティカメラモニター
システム全体イメージ システム運用上での 全ての判断、履歴確認、 操作等をここで行ないます。 24時間営業のため 深夜の無人時間帯でも 新規ユーザーに対応する 自動販売機です。 各自転車のID履通過歴と カメラが連動しているので、 セキュリティ管理も万全です。 精算や更新時に人手を介さないので 渋滞や間違いがありません 近隣の提携施設に対応しています 場内管理に使用します 不正利用の抑止力に有効です
不正利用、盗難、放置等の駐輪場管理に見逃す事の出来ないリスクを、容易に把握・管理する事が可能です! ハンディリーダライタについて 場内の管理をハンディリーダライタで行ないます。 読み取り距離は2〜3mで、徐々に電波を絞り込んで行くので ピンポイントで発見する事が出来ます。 ※探したい自転車の情報や検索の条件を、管理サーバーからハンディに ダウンロードしておくことで迅速な対応が可能です。 暗くて見えにくい場所でも楽々検索できます 一定期間以上放置してある自転車を条件別に捕捉、 ピックアップすることができます 盗難届が出た自転車を探したり、走行履歴を検索することができます 目視に頼らないターゲットの素早い捕捉! 走行中でもそのまま停めずに捕捉! 不正利用、盗難、放置等の駐輪場管理に見逃す事の出来ないリスクを、容易に把握・管理する事が可能です!
コスト削減の実例
読み取り距離が長い! 安い! <参考資料1> ICタグについて ICカードとICタグについて 一般的に認知されている「ICカード」とは、13.56MHzのチップを埋め込んだカードのことです。そして「ICタグ」とは、 最近注目され利用が高まっているUHF帯(952~954MHz)を差す事が一般的です。 現在、使用しているタグは、総務省の定める新しい UHF帯RFIDの周波数にも対応しています。※1 UHF帯の利点は通信距離が最大約5m〜7mと最も長く、電波が回折しやすいため障害物を回り込みやすい点です。 ※実は形状が違うだけで、ICタグとICカードは 技術的には同じものす。 読み取り距離が長い! UHF帯(952~954MHz) ICタグの特徴 パッシブタグ アクティブタグ 電波を受けてデータを発信 電池内蔵で自ら電波を発信 安価 高価 UHF帯 安い! ●上から見た場合の読み取り範囲イメージ ●横から見た場合 1m 2m 3m 4m 5m 6m 7m 1m 2m 3m 4m 5m 6m 7m アンテナ アンテナ カタログ上の数値(左図参照) 幅約3.4m、長さ約4.8m 弊社実験(ベストな条件)での数値 幅約4m、長さ約7m ※1:2011年11月25日に開催された総務省のワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ(周波数検討WG)において、700MHz/900MHzの周波数割り当て方針が決定され、 UHF帯RFIDへの割り当て周波数が915MHz~928MHzになりました。2012 年夏頃から周波数移行を開始し、最終的には 2017 年度末を目途に移行を進める予定になっています。
ゲートに設置した隣りの自転車のタグを誤読しないように、 それぞれのゲート壁には電波吸収帯が装着されています。 <参考資料2> 電波吸収帯について ゲートに設置した隣りの自転車のタグを誤読しないように、 それぞれのゲート壁には電波吸収帯が装着されています。
0302502060000000000000000000 一例です 管理コード ICタグ管理番号のため必須 滋賀県コード 草津市コード <参考資料3> ID番号の設定について ID番号は27ケタ入力が可能です。 ※最初の03はICタグの管理番号のため変更が出来ません。 一例です 0302502060000000000000000000 管理コード ICタグ管理番号のため必須 滋賀県コード 草津市コード 地域コード 属性コード 年度コード 登録番号 自由に設定可能です ※総務省の地域別コード 都道府県コード 01:北海道 02:青森県 03:岩手県 04:宮城県 05:秋田県 06:山形県 07:福島県 08:茨城県 09:栃木県 10:群馬県 11:埼玉県 12:千葉県 13:東京都 14:神奈川県 15:新潟県 16:富山県 17:石川県 18:福井県 19:山梨県 20:長野県 21:岐阜県 22:静岡県 23:愛知県 24:三重県 25:滋賀県 26:京都府 27:大阪府 28:兵庫県 29:奈良県 30:和歌山県 31:鳥取県 32:島根県 33:岡山県 34:広島県 35:山口県 36:徳島県 37:香川県 38:愛媛県 39:高知県 40:福岡県 41:佐賀県 42:長崎県 43:熊本県 44:大分県 45:宮崎県 46:鹿児島県 47:沖縄県 滋賀県市コード 201 大津市 202 彦根市 203 長浜市 204 近江八幡市 206 草津市 207 守山市 208 栗東市 209 甲賀市 210 野洲市 211 湖南市 212 高島市 213 東近江市 214 米原市 滋賀県郡町コード 380 蒲生郡 420 愛知郡 440 犬上郡 441 豊郷町 442 甲良町 443 多賀町 ※都道県コード、市町村コードは総務省が事務処理の簡素化のため1968年に導入。 統計処理用、国勢調査などの各種統計、日本工業規格 (JIS)などに指定されています。